毎日$30の配当を目指して

均して日々$30の配当受け取りを目指しています。
ほぼ相場を傍観するだけの備忘録的なブログです。

2024/7/21 中央自動車工業(8117)

2024年07月21日 | 企業調査
ウォッチ銘柄である中央自動車工業の24年3月期決算です。



自社企画の自動車用品を卸販売、輸出入及び製造販売しています。 今期はロシア制裁の影響で海外が減収だったようです。

セグメント 2023 2024 増減率
国内  売上高 19,983 22,667 +13.4%
海外  売上高 9,189 9,020 -1.8%
処分  売上高 6,705 7,643 +14.0%

売上高は、35億円増加した一方で、売上原価は12億円増、販管費は5億円増でした。 その結果、売上総利益率は41.1→43.2%、営業利益率は23.3→25.8%に改善しています。 このインフレ状況でも、着実に利益率が改善されています。



資産は、現預金が165→203億円に増加しました。
また、投資用有価証券が133→167億円に増加しました。

負債は、今期も有利子負債が見当たりません。
利益余剰金は、358→418億円と積み上がっています。



営業キャッシュフローマージンは3ポイント改善されました。
フリーキャッシュフローは39億円でした。

\6,000に迫った株価は一旦調整しています。
高配当の旨味は薄れましたが、業績は期待できそうです。

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2024/7/15 コスモス薬品(3349)

2024年07月15日 | 企業調査
ウォッチ銘柄であるコスモス薬品の24年5月期決算です。



九州地盤のドラッグストアチェーンです。
今年も関東を重点に出店を進めて、3割強を集中しています。

店舗 2023 2024 増減
関東地区 100 148 +48
中部地区 124 151 +27
関西地区 197 212 +15
中国地区 202 212 +10
四国地区 134 141 +7
九州地区 601 626 +25
合計 1,358 1,490 +132

売上高は、1,373億円増加した一方で、売上原価は1,177億円増、販管費は182億円増でした。 その結果、売上高総利益率は20.4→19.5%、営業利益率は3.6→3.3%に悪化しました。 現段階では、利益率を犠牲にしても出店を進める方針を明示しています。



資産は、現預金が459→523億円と回復しました。
また、建物及び構築物は2,750→3,151億円に増加しました。

債務は、長期借入金が100→234億円に増加しました。
利益余剰金は2,025→2,223億円に増加しています。



営業キャッシュフローマージンは7→6%と悪化しました。
フリーキャッシュフローもマイナスに転落しました。

ドラッグストア業界も体力勝負になってきました。
いよいよ主戦場の関東での出店競争が激化しています。

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2024/7/14 クリエイト(3148)

2024年07月14日 | 企業調査
ウォッチ銘柄であるクリエイトの24年5月期決算です。



関東地盤でドラッグストアを中心に事業展開しています。
出店は、ドラッグストアと調剤薬局に集中しているようです。

店舗 2023 2024 増減
ドラッグストア 717 752 +35
調剤薬局 370 418 +48
スーパー 2 2 0
生鮮食品 3 4 +1
有料老人ホーム 2 2 0
デイサービス 37 37 0

売上高は、414億円増加した一方で、売上原価は342億円増、販管費は59億円増でした。 その結果、売上高総利益率は27.0→26.1%、営業利益率は5.0→4.8%と悪化しました。 売上原価の上昇が、売上高に転嫁しきれていないようです。



資産は、現預金が375→382億円と微増しました。
また、建物及び構築物は492→602億円に増加しました。

有利子負債は見当たりません。
利益余剰金は1,187→1,290億円に増加しています。



営業キャッシュフローマージンは5%で変化ありません。
フリーキャッシュフローもプラマイトントンで推移しています。

依然株価は\3,000台でのもみ合いが続きます。
出店ペースは堅調につき、しばらく見守るしか無さそうです。

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2024/6/30 LITALICO(7366)

2024年06月30日 | 企業調査
ウォッチ銘柄であるLITALICOの24年3月期決算です。



障害者の就労支援サービスを展開しています。
今期も、全事業で2桁%の増収かつ増益を果たしています。

サービス形態 2023 2024 増減
就労支援  売上高
利益
9,510
3,433
10,585
3,531
+11.3%
+2.8%
児童福祉  売上高
利益
7,928
1,517
9,553
1,710
+20.5%
+12.8%
プラット  売上高
フォーム  利益
3,197
1,237
3,817
1,416
+19.4%
+15.3%
その他   売上高
利益
3,535
137
5,838
506
+65.1%
+3.7倍

売上高は、56億円増加した一方で、売上原価は35億円増、販管費は13億円増でした。 その結果、売上高総利益率は39.9→39.5%に悪化、営業利益率は12.1→12.5%に改善となっています。 利益率は、ほぼ前年度並みで着地しています。



資産は、現預金が37→45億円に増加しました。
その他には、売上債権は42→53億円に増加しました。

負債は、長期借入金が51→47億円に減少しました。
利益余剰金は、59→92億円に急増しました。



営業キャッシュフローマージンが1ポイント改善されました。
投資キャッシュフローが軽くなり、フリーキャッシュフローは40億円台に乗せました。

株価は、下落傾向に入っています。
不人気分野なので、しばらく辛抱が必要そうです。

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2024/6/23 ネオジャパン(3921)

2024年06月23日 | 企業調査
ウォッチ銘柄であるネオジャパンの24年1月期決算です。



グループウェアdesknet's NEOとその関連製品とサービスを事業展開しています。 今期は主力のソフトウェアは増収だったものの経費増で減益、システム開発サービスは増収増益でした。

売上区分 2023 2024 増減率
ソフトウェア 売上高
  利益
4,212
1,229
4,584
1,224
+8.8%
-0.4%
システム開発 売上高
サービス   利益
1,816
94
2,050
103
+12.9%
+9.6%
海外事業   売上高
  利益
10
-82
94
-34
+857%
-

売上高は6.1億円増加した一方で、売上原価は2.0億円、販管費は3.5億円増加しました。 その結果、売上総利益率は53.8→55.0%に改善、営業利益率は20.7→19.6%に悪化しました。 広告宣伝費の増加が重石だったようです。



資産は、現預⾦が48.4→52.1億円に増加しました。
他には投資有価証券が11.2→10.3億円で減少しました。

負債は、有利子負債が未計上でした。
利益余剰金は、50.5→57.1億円に増加しています。



営業キャッシュフローマージンは再び20%を割りました。
キャッシュ自体は潤沢なのですが・・・

株価は底打ちして上昇基調です。
再び\2,000を試す展開はあるでしょうか。

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2024/6/22 デジタルアーツ(2326)

2024年06月22日 | 企業調査
かつての保有銘柄デジタルアーツの24年3月期決算です。



ネットサービス向けのセキュリティ製品を提供しています。
今期は、公共向けもマイナスに転じて企業向けで伸びしろを確保したようです。

市場 2023 2024 増減率
企業向け 5,316 6,456 +21.4%
公共向け 4,686 4,637 -1.0%
家庭向け 433 418 -3.4%

売上高は11億円増加した一方で、売上原価は9億円、販管費は1億円増加しました。 その結果、売上総利益率は64.9→60.2%、営業利益率は42.3→38.5%に悪化しました。 高水準ながらも、利益率の漸減が止まりません。



資産は、現預金が170→183億円に増加しました。
一方で、ソフトウェアは13→14億円で微増でした。

負債は、有利子負債は見当たりません。
一方で、利益余剰金は128→160億円と増加しています。



営業キャッシュフローマージンは、30→25%となりました。
金額の減少も止まらず、減速感は鮮明です。

依然として株価は下げ止まりません。
収益は良いですが、稼ぐ力の鈍化と共に資金が流出しているようです。

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2024/6/15 セルム(7367)

2024年06月15日 | 企業調査
かつての保有銘柄セルムの24年3月期決算です。


経営幹部層及び経営幹部候補層向けの経営塾サービスを主力としています。 経営幹部・ミドル向け領域向けが、顧客プロジェクトの延期でマイナスに転じています。

セグメント 2023 2024 増減
人材開発・組織開発 大手
準大手
5,093
1,062
5,081
1,021
-0.2%
-3.9%
ファーストキャリア 1,050 1,353 +28.9%

売上⾼は、7.4億円増加した⼀⽅で、売上原価は2.4億円増、販管費は横ばいでした。 その結果、売上高総利益率は51.7→51.4%に悪化、営業利益率は12.9→13.4%に改善されています。 売上鈍化もあって、利益率は昨年とほぼ同一水準でした。



資産は、現預⾦が17.3→19.7億円に増加しました。
その他に、のれん代が16.0→15.7億円に微減しています。

債務は、長期借入金が0.6億円が解消されています。
利益余剰金は20.0億円で横ばいとなっています。



営業キャッシュフローマージンは一桁に落ちました。
フリーキャッシュフローは確保されていますが、マージン低下は不安材料ではあります。

株価は昨夏のピークから落ち込んでいます。
直近で買い戻されましたが、光を取り戻せるでしょうか。

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2024/6/2 Verizon(VZ)

2024年06月02日 | 企業調査
主力銘柄であるVerizon(VZ)の23年12月期決算です。



今期はConsumer Service以外は減収でした。
再編されたBusiness関連が全て減収なのは見劣りします。

事業 2022 2023 増減率
Consumer
service
$73,139M $74,874M +2.4%
Wireless
equipment
$23,168M $20,645M -10.9%
Consumer
other
$7,199M $6,107M -15.2%
Business
Enter.&Pub.
$15,693M $15,076M -3.9%
Business
Mar.&Other
$12,772M $12,715M -0.4%
Business
wholesale
$2,607M $2,331M -10.6%

売上高は、$136.8B→$134.0B、営業利益は$30.4B→$22.9Bと減収減益でした。 コスト増に加えて有線通信の減損処理が足を引っ張っています。



資産は、現預金が$2.6B→$2.1Bと減少しています。
Wireless licensesは$149.8B→$155.7Bと増加しています。

負債は、長期借入金が$140.7B→$137.7Bと減少しています。
他には、留保利益が$82.4B→$82.9Bと微増しています。



営業キャッシュフローマージンは30%台を割ったままです。
フリーキャッシュフローは、配当を賄うレベルまで戻しました。

株価は一時売り込まれましたが、$40辺りまで戻しています。
Tの二の舞にならないよう、注意深く見守りたいと思います。

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2024/6/1 花王(4452)

2024年06月01日 | 企業調査
国内の連続増配銘柄である花王の23年12月期決算です。



主力のハイジーン&リビングケアやヘルス&ビューティケアは堅調でしたが、化粧品やケミカルの不調が目立ちます。

セグメント 2022 2023 増減率
ハイジーン 売上高
リビングC  利益
516.5
30.7
522.5
41.9
+1.2%
+36.5%
ヘルス   売上高
ビューティ  利益
369.5
34.6
392.9
42.8
+6.3%
+23.7%
ライフケア 売上高
利益
55.7
0.0
56.3
0.0
+1.0%
-
化粧品   売上高
利益
251.5
14.1
238.6
5.3
-5.1%
-62.4%
ケミカル  売上高
利益
402.5
29.5
366.1
24.8
-9.0%
-15.9%

売上高は¥1.6兆→¥1.5兆、営業利益は¥0.11兆→¥0.06兆と減収減益でした。 数量減を円安で補い切れず、原料高もあって苦しい展開でした。



資産は、現預金が¥0.27兆→¥0.29兆と増加しています。
その他に、のれんが¥0.19兆→¥0.22兆と増加しています。

負債は、長期の社債並びに借入金が¥0.06兆→¥0.12兆と増加しています。 利益剰余金も¥0.74兆→¥0.71兆と減少しています。



営業キャッシュフローの漸減に歯止めが掛かりました。
もっとも減損処理や棚卸資産の圧縮によるものなので、まだ予断を許しません。

投資ファンドの改善要求もあって、株価は切り上げています。
業績もついてくると良いのですが・・・

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2024/5/26 日立製作所(6501)

2024年05月26日 | 企業調査
電機大手である日立製作所の24年3月期決算です。



主要3セグメントは全て増収増益でした。
特に発電と鉄道を担うグリーンエナジー&モビリティが好調だったようです。

上段:売上高、下段:調整後EBITA
セグメント 2023 2024 増減率
デジタルシステム
&サービス
2,389
294
2,599
333
+9%
+14%
グリーンエナジー
&モビリティ
2,470
164
3,052
199
+24%
+22%
コネクティブ
インダストリーズ
2,975
312
3,058
321
+3%
+3%

売上高は¥10.8兆→¥9.7兆、営業利益は¥0.7兆→¥0.8兆と減収減益でした。 減収は、日立建機や日立金属の切り離しが要因です。



資産は、現預金が¥0.8兆→¥0.7兆と減少しています。
その他に、有形固定資産がが¥1.7兆→¥1.2兆と大幅に減少しています。

負債は、長期債務が¥1.3兆→¥1.0兆で減少しました。
利益剰余金は¥3.6兆→¥4.1兆と増加しています。



営業キャッシュフローマージンが、ジリジリと切り上がってきました。 徐々に稼ぐ力が強くなっているようです。

株価も、ここ1年で年初からの日本買いもあって倍増しました。
一連のポートフォリオ変革が、大きく花開いたようです。

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2024/5/19 マークラインズ(3901)

2024年05月19日 | 企業調査
ウォッチ銘柄であるマークラインズの23年12月期決算です。



主力の情報プラットフォームは依然好調で、次ぐ規模のコンサルティングと車両・部品調達代行も2桁増収増益でした。

事業セグメント 2022 2023 増減率
情報PF 売上高
利益
2,619
1,595
3,109
1,933
+18.7%
+21.9%
コンサル 売上高
利益
383
74
489
113
+27.5%
+52.6%
分解調査 売上高
利益
210
104
253
110
+20.2%
+5.3%
プロモ  売上高
利益
87
77
95
83
+9.2%
+8.5%
市場予測 売上高
利益
225
69
233
78
+3.4%
+12.4%
調達代行 売上高
利益
406
53
456
77
+12.4%
+45.2%
人材紹介 売上高
利益
153
57
169
71
+10.6%
+24.2%
自動車F 売上高
利益
39
3
39
2
-
-11.9%

売上⾼は7.2億円増加した⼀⽅、売上原価は2.1億円増、販管費は1.5億円増でした。 その結果、売上総利益率は64.8→65.8%、営業利益率は39.4→41.1%に改善しました。 高利益率でかつ改善も進んでいます。



資産は、現預⾦が47.5→55.2億円と増加しました。
その他には、投資有価証券が4.0→6.8億円と増加しています。

負債は、今期も有利子負債が見当たりません。
一方で、利益余剰金は37.5→47.5億円と増加しています。



営業キャッシュフローの伸びが素晴らしいです。
マージンも高水準で切り上がっています。

株価は緩やかに切り上がっています。
ただし業績とのギャップを感じるのは何故でしょう?

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2024/5/12 日本M&Aセンター(2127)

2024年05月12日 | 企業調査
かつて保有していた日本M&Aセンターの24年3月期決算です。



中堅中小企業のM&A仲介で最大手です。
成約案件は増えており、回復基調は維持できているようです。

件数 2023 2024 増減
成約 1,050 1,146 +96
売り成約 519 566 +47
買い成約 531 580 +49
成約組数 539 585 +46

売上⾼は、28億円増加した⼀⽅で、売上原価は17億円増、販管費は4億円増でした。 その結果、売上高総利益率は56.9→55.8%、営業利益率は37.0→36.4%に悪化しています。 昨年同様、高水準ながら利益率悪化に歯止めが掛かりません。



資産は、現預⾦が456→374億円と大きく減少しました。
また投資有価証券は89→119億円に増加しています。

債務は、有利子負債が63億円計上されました。
一方で、利益余剰金は511→542億円に増加しています。



営業キャッシュフローマージンは20%台半ばまで戻しました。
ただし投資キャッシュフローの急増で、フリーキャッシュフローはマイナスに転じています。

業績は戻ってきましたが、株価は落ちる一方です。
一度失った信用は、なかなか戻らないようです。

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2024/5/6 イオンディライト(9787)

2024年05月06日 | 企業調査
ウォッチ銘柄であるイオンディライトの24年2月期決算です。



イオングループを中心とした商業・オフィスビル等の施設管理を展開しています。 収益に関しては全セグメントで増収だったものの、人件費及び外注費の上昇で一部減益でした。

事業セグメント 2023 2024 増減率
設備管理  売上高
利益
63,794
5,810
69,509
5,913
+7.3%
+1.8%
警備    売上高
利益
49,478
3,279
50,919
3,108
+2.9%
-5.2%
清掃    売上高
利益
68,336
7,014
70,428
5,277
+3.1%
-24.8%
建設施工  売上高
利益
52,084
4,080
59,219
5,322
+13.7%
+30.4%
資材関連  売上高
利益
41,544
1,999
46,315
2,322
+11.5%
+16.2%
自動販売機 売上高
利益
9,466
1,083
9,616
1,290
+1.6%
+19.1%
サポート  売上高
利益
18,070
462
18,810
545
+4.1%
+17.8%

売上高は、210億円増加した一方で、売上原価は199億円増、販管費は18億円増でした。 その結果、売上総利益率は13.6→13.1%、営業利益率は5.2→4.7%で悪化でした。 昨今の労務費増加基調では、致し方ない気もします。



資産は、現預金が576→684億円に増加しました。
売掛金なども471→515億円に増加しました。

負債は、短期借入金が2→4億円と若干計上されています。
利益余剰金は、914→979億円と増加しています。



営業キャッシュフローマージンは一桁台ですが、キャッシュフロー自体は89→185億円と倍増しました。

株価は\4,000台を伺うところまで回復しました。
地味ながらも19期連続増配を果たし、興味を引かれるところです。

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2024/5/5 テラスカイ(3915)

2024年05月05日 | 企業調査
ウォッチ銘柄であるテラスカイの24年2月期決算です。



SalesForceとAWSのクラウドシステム導入・開発を展開しています。 主力のソリューションは増収増益でしたが、製品は増収も赤字拡大でした。

事業セグメント 2023 2024 増減率
ソリューション 売上高
利益
14,089
1,946
17,643
2,075
+25.2%
+6.6%
製品     売上高
利益
1,525
-139
1,685
-190
+10.5%
-

売上高は37億円増加した一方で、売上原価は29億円、販管費は7億円増加しました。 その結果、売上総利益率は27.6→26.2%、営業利益率は3.3→2.7%に悪化しました。 経費先行で、利益率は低迷しています。



資産は、現預金が59→56億円に減少しました。
他には、投資用有価証券が40→59億円に増加しました。

負債は、借入金が3→2億円に減少しました。
一方で、利益余剰金は45→48億円に増加しました。



営業キャッシュフローは一桁で低迷しています。
フリーキャッシュフローが、再びマイナスに転落しています。

株価は一時2,000を割り込んでいました。
売上高の成長性に見合うだけの買いが入らない状況が続きます。


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2024/5/3 ハイデイ日高(7611)

2024年05月03日 | 企業調査
ウォッチ銘柄であるハイデイ日高の24年2月期決算です。



焼鳥日高は縮小して、メイン業態の日高屋に集中しているようです。 立地も駅前からロードサイドに広げています。

業種 2023 2024 増減
日高屋  店舗 405 418 +13
焼鳥日高  店舗 27 26 -1
その他  店舗 8 5 -3

売上高は、106億円増加した一方で、売上原価は30億円、販管費は36億円増でした。 その結果、売上高総利益率は71.9%で横ばい、営業利益率は1.6→9.5%に改善しています。 ようやくコロナ前の水準を上回る成長軌道に戻しました。



資産は、現預金が103→148億円に増加しました。
有形固定資産も、86→93億円で増加でした。

負債は、有利子負債は計上されていないようです。
利益余剰金も、198→219億円に増加しました。



営業キャッシュフローは、60億円に増加しました。
協力金の影響もなくなって、ようやく常態モードに復帰です。

株価も、回復を反映して切り上がっています。
物価高を跳ね除けて、成長軌道を維持できるか注目です。

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