幸せなフラダンス

一生懸命生きようと思ってます~宜しく!

テンホ-・・・新米!

2011年09月29日 | Weblog
 近くの田んぼの早稲品種は、とうに稲刈りが済んで、そろそろ新米の時期になりました。
 ラポ-レでは、昨日は千葉産、次は宮崎産と、美味しい新米がいち早く食卓に並ぶようになりました。お知らせに、天孫降臨の地宮崎産とあったので、豊葦原の瑞穂の国、豊かな稲の稔ったであろう古代を懐かしく連想し、お夕飯の食卓は、昔の歴史に花が咲いて、賑やかになりました。
 今年の稲作は平年並みだそうですが、震災にあい、放射能の影響を受けた地方では、今年はどのようになっているのか大変気にかかります。

秋を活ける

2011年09月24日 | Weblog
 か細い枝えだにまっ黄色な花をつけ、すくっと立つ女郎花を主に、薄紫のリンドウを添えました。花屋さんの奮発で、女郎花が大束だったので、二階のエレベ-タ-前は生花(しょうか)で、ゲストル-ムの前は自由花でと、二杯も活けることが出来ました。
 前を通られる方のお一人でも、”ああ、秋だなあ” と感じてくだされば、大変嬉しく思います。

台風通過

2011年09月22日 | Weblog
 午後1時を過ぎると、暴風雨は次第に強まり、2時頃にはピ-クに達した。
 風は唸りを上げ、時には笛のような甲高い音を鳴らして吹きまくり、絶え間なく木々を大きく揺らす。スピ-ドは雨を白い煙に変え、庭の遊歩道に打ち付けられた雨をも跳ね上げて、ひた走る。頑丈なサッシ戸のガラスを揺すり、どこかの建具のきしむ音に恐怖を覚えた。
 吹きすさんだ台風も、日没近くには勢いが衰え、空が次第に明るくなって、涼しい風が流れ出した。
 停電は午前3時まで続き、とっぷりと暮れた中では、何をどうすることも出来ず、頼りは懐中電灯のみ。箪笥からタオルを取り出すと、懐中電灯の放つ光の中に何かうごめいている。それはタオルを取り出した時の埃のよう・・・。普段あまり目にすることのない浮遊する埃を見て、こうして落ちてゆくメカニズムを、改めて確認できたことは、意外な面白さだった。
 午後11時頃庭に出ると、空一面の星空。今迄見えなかった大小さまざまな星が、空いっぱいにちりばめ、息を呑むほど美しかった。台風が空気の汚れを払い、停電が人工の光を止めたので、この星空に会うことが出来た台風の置き土産。

敬老会

2011年09月15日 | Weblog
 今年も敬老会を開いて頂きました。お釈迦様でも、キリストでも、マホメッドでも、己の信ずる神仏の、大きな掌の上に身を委ねて、思し召しのままに今日を生きる。そう思いながらも心は波立ちます。
 毎年敬老の日を迎える度に、自分の覚悟というか、人生の悟りの深さを測る尺度のように思えます。ともすると後ろがちになり易い気持ちが、マンドリンとギタ-のデュエットを聞いたり、ご馳走を頂いているうちに、また、一日一日を生きようと思う力が湧いてきました。

秋の色

2011年09月14日 | Weblog
 残照が、たなびく雲を染め、庭の縞ススキの穂を銀色に光らせます。
 日中の真夏日が嘘だったように、ベランダを流れる風は心地よい。暮れなずむ空にようやく夜のとばりが下りる頃、月が昇り始めました。昨日は十五夜、今日は十六夜(いざよい)の月。
 たゆたいながら昇り始めた朧ろな月も、天空に進むにつれ眩しい輝きを放ちます。聞こえてくる虫の声・・・。忍び寄る秋色を反芻する、満ち足りたひと時・・・・。

中秋の名月

2011年09月12日 | Weblog
 6時18分、東の山の頂きの、木々の間が明るくなり、金色の光が静々と昇り始めました。輝く大きな月です。30分頃には広い空に上がり、周りの雲を染めて、眩しいほどの輝きとなりました。
 折から、庭の萩は沢山の蕾で枝垂れ、白い彼岸花も蕾を開き初めています。そして虫のすだき・・・、何と素晴らしい観月の舞台でしょう!。 暮れ残る空の下で月を眺めていると、どんな思いで、この月を観ていたであろうと、遠い祖先に思いを馳せます。

宇宙も交通は過密?

2011年09月11日 | Weblog
 沢山の人工衛星が打ち上げられるので、宇宙ではごみは出ないのかなあと思ったことがあります。ところが今宇宙では、スペ-スデブリと称するごみが年々増えて、宇宙活動の妨げになっているのだそうです。日本の打ち上げた物資を運ぶ衛星が、ごみと衝突するのでは?という危険が迫り、地上で観測する人々をはらはらさせたそうですが、それは回避されました。アメリカの人工衛星とロシアの使用済み衛星の衝突もあったようです。この使用済み衛星も宇宙の粗大ごみ、衝突して飛び散ったものも宇宙のごみとなります。ごみと衝突しないように、地上でのコントロ-ルは大変なもののようです。
 しかし、人間の英知は次々と新しい手段を開発します。ごみを取り除き宇宙活動の存続のために、魚網の構造技術を利用したものが出来上がりました。それにしても、交通渋滞や交通事故は、地球上だけのものと思っていたのに、広大な宇宙でも交通管制システィムが必要なのですね。

落ち葉

2011年09月11日 | Weblog
 風もないのに、黄色くなったソメイヨシノの葉がはらりと落ちました。山桜の下には、紅く黄色く色づいた落ち葉がこぼれています。
 コンピュ-タ-のなかった遠い昔、人間は五感という血の通ったコンピュ-タ-で、四季の移ろいや自然の素晴らしさを、体の中に記録し続けてきました。豊かな感性を持つ日本人として、今年も秋を愛でたいと思います。

時の流れ

2011年09月06日 | Weblog
 先日注文した本が入荷したという電話が入りました。電話の向こうの若い男性が、一語一語確かめるように丁寧語で話されるのが、とても微笑ましかった。今日、本を受け取りに行きましたが、どの方なのか分かりませんでした。
 たまに今日のように、静岡の繁華街の呉服町、七間町に出かけることがありますが、並んでいる店の様子がすっかり変わりました。時代の流れで仕方のないことですが、昔からの老舗の多くがその姿を消しました。書店もご多分に漏れず、小さな店は淘汰されていきました。
 駅前の高層ビルに入った書店は、静岡市で一番の売り場面積を持ち、10月にオ-プンする新静岡のビルには、再び丸善が入るそうですし、江崎書店も紺屋町の店を引き払い、駅ビルの売り場面積を広げて、拠点を置くというように聞いています。私の馴染みの書店はこれからどうなるのでしょう? 客を大切にしてくれるこの店が、続けられることを願っています。

「君が代」

2011年09月03日 | Weblog
 2014年、サッカ-ワ-ルドカップブラジル大会のアジア予選が、昨日北朝鮮を相手に埼玉スタジアムで戦われました。大会の初めに秋川雅史さんが、日本国歌「君が代」を、厳かに格調高く歌い上げられ、大変感動しました。それを聴いている若きイレブン、日本を背負って戦う気迫に溢れ、君が代を口ずさんでいる選手達の顔は、眩しいくらいキラキラと輝いていて、ジ-ンと熱くなりました。
 日本は第二次世界大戦に敗れ、天皇統治から民主国家になり、天皇は、「日本国の象徴、日本国民統合の象徴」になりました。そういったことから、「君が代」は国歌にふさわしくないと、学校などで問題を起こした人たちがいました。私達年代の者は、オギャアと生まれてから歌い続け、身に沁みている国歌です。冗談ではない! 日本人である誇りをもって歌います。

旬を美味しく

2011年09月02日 | Weblog
 ご飯は炊きたて、魚も焼きたてがいい。コンロから皿に移したばかりの秋刀魚を一口、ジュ-ッと、脂とはらわたの苦味と旨みとが口の中を泳ぐ。おいしい!
 今日のお昼は、ラポ-レ恒例の秋の食卓、秋刀魚の炭火焼きです。折りしも台風12号接近の雨と風の中で、コンロ上にずらりと並ぶ、おびただしい秋刀魚を焼く煙が立ち込めます。

セプテンバ-

2011年09月01日 | Weblog
 今日からセプテンバ-、ツクツクボウシが鳴き始めました。夏の終わりを告げる蝉と言われています。緑を提供してくれた庭のヘチマもアサガオも、9月の声を聞いた途端色褪せて、過去に流されていくような薄情な思いがします。
 日本列島には、今、台風12号が接近、この台風の向こうには、待ち望んでいた秋が潜んでいることでしょう。暑さから開放されて、やりたいこと、行きたい所へと羽を伸ばし、人生という旅の終末に華を添えたい。