幸せなフラダンス

一生懸命生きようと思ってます~宜しく!

犬も歩けば

2011年12月27日 | Weblog
 毎日眺めていた県庁の方から今度は病室を見ようと、県庁正面玄関前の道を通って病院に行くことにしました。濠端に出て左に曲がると、検察庁前に、報道関係者と見られる一群が人垣を作っています。"何事だろう”と傍によると、弁護士のバッジをつけた方ほか四人が出てきて、報道陣との会見が始まりました。話はよく分かりませんでしたが、終始にこやかであっという間に終わり、人垣はさっと散って、五人は裁判所の方に歩いていきました。
 今朝の新聞を見て、袴田死刑囚の弁護団が、衣類についていた血痕のDNA不一致だった弁護団の鑑定結果から、釈放と新たなDNA鑑定の再審申し入れをしたことが分かりました。そう何度もは経験できないであろう、思いがけない出来事にぶつかった日でした。

考え方が 三分の二に・・・・

2011年12月23日 | Weblog
 東側いっぱいに開いた窓からは、180度景色の広がる七階の病室。朝、有度山、小鹿山の稜線が、茜色から黄金色に輝きだすと、目の前の県庁の建物の右上から、朝日が顔を出します。
 真っ黒なビルの、窓の明かりがきらめき、位置を示す赤い灯があちこちで点滅する静かな夜・・・・。眼下に県庁、お濠、駿府公園を見下ろし、左には谷津山に続き富士山も眺められる風景が、毎日の検査と不安を鎮めてくれました。


 思いもよらなかった検査入院で慌てましたが、施設長はじめ職員の方々の素早い対応は、本当に有難いものでした。病院まで送ってくださった川崎さんは、イルミネ-ションに輝く青葉通りを回り道して病室まで連れて行ってくださいまして、幼い子供が母親に伴われるような安心感があり、リラックスできたことはとても感謝しています。
 子供達は勿論、妹、弟、甥たちの配慮と温かさをしみじみと感じ、自分の心を広げてくれた、半世紀以上も後から生まれた方々と接しられた新鮮さ、人の情けと真心を体いっぱいに受け止められた入院生活でした。
 ”自分の力で最後まで生き抜きたい” という気持ちで過ごしてきましたが、働きが三分の二になった心臓に右へならえしてか、考えの強さも、三分の二に緩んだような気がします。
 

ほっと 一息

2011年12月12日 | Weblog
 一息入れたい時、一階ロビ-に出かけます。ソファ-に腰を下ろすと、四季折々その表情を変える中庭の木々は、今は充電のとき、し-んと流れる静寂が、心を穏やかにしてくれます。吹き抜けから覗く真っ青な空・・・光・・・は、一滴のさざめきを起こし、心を暖め能動的に変えます。
 人に疲れ、自分に疲れたとき、クリニックの役目をしてくれるロビ-です。

えっ この花が!

2011年12月11日 | Weblog
 一階ロビ-に飾ってある二鉢のサンパチェンス、濃淡のピンクの花は愛らしい。この花とそっくりのアフリカホウセンカ(インパチェンス)は、以前から出回っていました。多分同じ種類のものでしょう。
 唯、調べてみると、エコ草花です。温暖化や大気汚染を軽減する浄化作用が、ほかの植物より多いということに、”えっ” と驚かされました。

美しいハ-モニ-

2011年12月02日 | Weblog
 東北の震災から生まれた歌「ライズ」を歌う、新進のボ-カルグル-プ 「ジャン・ゼブ」の四人のハ-モニ-を、テレビで初めて聞きました。創り出す、清らかで柔らかなハ-モニ-は、とても心地よかった。
 来年2月、ホテルでも、音大出身の5人(テノ-ル3人、バリトン2人)の、新鮮なグル-プのコンサ-トがあります。クラシックは勿論、ロック、ポップス、ジャズ、日本民謡まで、さまざまなジャンルの歌を歌います。確かな歌唱力、創りだされる美しいハ-モニ-、台頭する新進ボ-カルグル-プのコンサ-トは楽しみです。