幸せなフラダンス

一生懸命生きようと思ってます~宜しく!

 雨の中の 散歩

2009年06月30日 | Weblog
「春雨じゃ 濡れていこう」 月形半平太の台詞ではないけれど、霧雨の中を散歩に出かけました。
 柿の実がたわわにつき今年は成り年かも知れません。そうなれば秋には美味しい柿が沢山食べられそうです。ビタミンCの宝庫。停留所下のレモンも白い花をつけました。こちらもビタミンCを期待。水田の稲も大きく育っています。水面に映す空や周りの景色も間もなく緑に覆い尽くされ、真っ青な田園風景が広がります。
 藁科川は、岸いっぱいの濁流が白い波をうねらせて流れています。川岸に案山子・・・、何故?・・・と思ったら、鮎を食べる川鵜や鷺を脅すためでした。土手の繁った夏草の上に、葛の蔓とその大きな葉が覆いかぶさり、その旺盛なエネルギ-には驚かされます。
 昨日のマッサ-ジで小康状態を保っていた腰が、僅か2000歩弱なのに悲鳴をあげ始めたので、散歩は途中でおしまい。

  鯛焼き

2009年06月29日 | Weblog
 島田の美味しい鯛焼きをお土産に頂いた。成る程、皮もパリッとしてあんこも小豆そのもの、素朴で懐かしい味がする。鯛焼きも焼き芋も昔は庶民のおやつ、こういうものを食べると、懐古の情が流れ出てくる。
 死というもののあることは分かっていても、自分自身のこととしては捉えられず、何時までも生きるように思えていた頃と違って、ゴ-ルを実感する今、そこまでの狭まった区間は霧の彼方ではっきりとは見えない。展望の開けないこれからよりも、キラキラと輝いていた圧倒的に長い過去に繋がり易いのだろうか。
 思い出は浄化されてピンク色に見えて来る。これも年とったことの証明?・・・。

藪カンゾウの 花

2009年06月29日 | Weblog
 朝6時、ガラス戸を開けると、藪カンゾウの花が爽やかな朝風に揺れています。独特のオレンジ色は、緑の中に存在感を示し庭を賑わせます。そう言えば、今はご無沙汰している、富沢峠への途中の畑の斜面にも、今頃になると次々と咲くオレンジ色の群生が見られました。それは花びらが一重の野カンゾウです。このカンゾウの新芽は春の彼岸の頃に出るので、それを根元から切り取って、天ぷらや酢の物にすると美味しいと聞いたことがあります。
 カンゾウは一日花です。朝開き夕方はしぼんでしまう。丁度今頃咲くムクゲの花と同じように、一日を生き切る姿は、<今日を精一杯生きる> ことを教えてくれるような気がします。 (写真は朝6時のもので、花は目覚め切っていないようです)

   決めたこと

2009年06月27日 | Weblog
 今日は生け花教室の日、五つの花材で自由に活けた。時々年末になると、ここらで止めようと思いながらもう8年も続いている。今更資格を取るわけでもなく、何時ピリオドを打ってもかまわないのに、やっぱり決めたことはやり通そうと思えるし、花に触れる幸せはなかなか捨て難い。
 毎日自分に課していることは、(1)歩く(2)花に触れる(3)刺繍をする
(4)1日1回はパソコンを開く(5)数独問題を1日1問は完成させる
これは心身の健康上最低必要と思い続けている。
 毎年松坂屋で開く刺繍展も今年は1ヶ月開期が早まり、制作に追われる毎日で、今年は出品をやめようと放り出したくなることも度々。けれど決めたことはやらなければと、弱い気持ちにハッパをかける。強くならないと、すぐ楽な方に流れてしまう。

アジサイ 見物

2009年06月26日 | Weblog
 梅雨の晴れ間の好天、お誘いを喜んで山梨県南部町のアジサイ公園に出かけた。
何時ものことながら運転がお上手、息子も孫たちも運転はうまいけれど、中でも息子の次男はとてもいい運転をする。Sさんも次男のように上手で,安心出来るドライバ-。
 途中で昼食の時間になり、何を食べようかということになった。最近回転寿司に初めて行ってから、すっかりとりこになったKさんのご注文だったけれど、山の中ではお店が見つからず、蕎麦屋に寄ることになった。当主自慢の蕎麦は、細めでしっかりした角があり、歯ごたえもよく美味しかった。
 アジサイ公園は、道路の両側から丘の頂きまで、今まさに見頃。此処は額アジサイが多く、かつてシ-ボルトも魅了された青や紫のものは気品がある。すぐ耳元で鳴く鶯の声を聞きながら、ずっと下まで続く花を見下ろすのは爽快。絢爛と華やかな大鐘家のアジサイも、それはそれで良かったけれど、内船(うつぶな)のアジサイは、清楚な中に冒しがたい気品があり心を豊かにしてくれた。

  アラ エイティ-

2009年06月23日 | Weblog
 「アラ ホ-」 などという造語が生まれて、40代女性の心理をちらつかせたドラマが放送されたかと思えば、今度は「アラ エイティ-」 という言葉が現われた。「体力が衰え、持病や健康不安や、トロくなった頭を抱えていても、介護までは必要ない」 という80代の <管理されず、自由に気兼ねなく暮らしたい> という切ない望みを持ったメリ-ウイド-達のことらしい。
 「人生僅か50年」 は、はるかにオ-バ-してしまって、意気軒昂そうに見えても、本当は生きるのに戸惑っている。唯今 <アラ エイ> 真っただ中。このまま泳ぎきれるか・・・・。それは神の仕事。

 梅雨空に 思う

2009年06月21日 | Weblog
 今日は入梅らしく久し振りの雨降りになった。先日タクシ-の運転手さんが、「今年は梅雨入りしても雨がない。これは1974年(昭和49年)の台風8号の時の気象状況によく似ている」 と乗客から聞いた話をしてくれた。
 昭和49年7月7日、静岡 清水に記録的な豪雨をもたらし、巴川の氾濫と土砂崩れで多数の死者を出した台風は、七夕豪雨と呼ばれた。
 雨が治まったので巴川近くの知人を見舞ったとき、水はまだ引かず家具がプカプカと流れ出し、みんな途方にくれていたことを思い出す。
 河川の改修、砂防工事の進んでいる今、あのような災害にはならないと思うが、運転手さんの言葉に 「もしも・・・」という不安がよぎった。

  カ-ペットの 取替え

2009年06月20日 | Weblog
 25度以上の夏日になると、冬のカ-ペットは足裏を不快にさせる。気になっていた夏用との取替えを思い切って始めた。こんな筈ではなかったのに、なかなか思うように体が動かない。こういう時だけは、力のある男性が欲しいなと都合のよい考えが起きてくる。男性といっても息子でも孫でも誰でもいい。部屋の中の重い物を動かしてちょいと持ち上げ、きっちりと収めてくれればいいのだから・・・。やっと敷物が収まり掃除をして夏の部屋になった。汗が流れ、心臓の鼓動が激しくなってきたので、これはヤバイと横になり暫く休むことにした。天井を眺めながら、来年は出来るだろうかとマイナス思考が働く。まあ何とかするさ、鬼に笑われるよ・・・・。大変だったけれど満足。

ブログで綴った エッセイ集

2009年06月20日 | Weblog
 来年米寿を迎えるという私と同年の方の、ブログに書いたエッセイをまとめた一冊の本が出版された。二年半前に、友人に有無を言わさず奨められ教えられて始めたのが、今ではすっかりはまってしまって、毎日ブログを書かないと忘れ物をしたようで寝られらないとのこと。
 広い交友関係、豊かな教養、積極性、おしゃれ、太っ腹で猛然と懸命に生きる姿は眩しく、圧倒され勇気づけられた。私も悔いなく生き切れるよう頑張りたい。楽しくしていると、NK細胞が活性化して、免疫力が数段にアップするということも納得、ブログを始めた動機も一寸似ているのかもしれない。メカに弱い同年の女性が、奇妙奇天烈な機械に仰天しながら書いたブログが、友人の尽力によって本になり、それを新聞広告を目にして興味を覚えて手にした87歳。空港往復のバスの中で一気に読んでしまった。

  空港見学

2009年06月19日 | Weblog
 平日なのに静岡空港は見学者で溢れていました。展望ロビ-の窓側は、離着陸の飛行機を見ようと、三重にも四重にもの人垣。うろうろしているうちに、姿の見えないジェット機は、轟音だけを残して離陸してしまいました。着陸のアナウンスも流れましたが写真は断念しました。土産物売り場のレジ前には長蛇の列、まだまだ空港フィ-バ-はこの先続きそうです。
 飛び立つ飛行機の写真が撮れないので、二階正面の牧野宗則さん制作の陶壁画、赤く染まった富士と、管制塔の写真を撮りました。空港の周りはまだまだ整備中で、落ち着いた「富士山静岡空港」になるのには時間が必要です。

 四ヶ月ぶりの笑顔

2009年06月16日 | Weblog
 車椅子の友に見送られて「コミニ」の玄関を出ると、昨日のしぼんだ花をつけている沢山の月見草が目に入りました。まだ宵には間があるので、今日の花が開くところは見られませんでしたが、子供の頃夕暮れ近くなると、黄色い花がパサッ パサッと音を立てて開く様子が思い出されて、胸がキュ-ンとなりました。
 友は老人保健施設にもう4ヶ月滞在しています。何とか笑顔を取り戻そうと工夫しますが、何をしても心は揺れないようです。自分も老人でありながら、どうしたら良いのか知恵が浮かんできません。今日は話の途切れたところで、何時も3人で青春を謳歌した頃の出来事や脱線ぶりを話しますと、微かに頬がほころびました。続いて弟さんが、県知事選であわやというところまで迫った激戦の時の、お姉さんとしての奮闘振りなど話しますと、トツトツと言葉も出て笑顔が戻ってきました。4ヶ月ぶりに見せたスマイル。私達が帰る時、玄関まで送りたいと意思表示をしたのは、多分閉ざしていた心が弛んできたからではと思います。
 月見草を見た時の懐かしさを共感してくれる誰かがいると、思い出の楽しさは倍増します。老人にとって共有した思い出を語り合うことは、心を温めてくれる潤滑油のようなものだと改めて思いました。

  梅雨入り 真近か

2009年06月09日 | Weblog
 二階の花壇の額アジサイが花を開きました。手毬形に比べると地味ですが、雨に打たれている静かな華やぎは、心を捉えます。
 幕末から明治にかけて、日本のアジサイはヨ-ロッパに渡り、今では逆輸入されているものもあるようです。兎に角アジサイの種類は急激に増えました。
 青いアジサイの一種に、ドイツ人 シ-ボルトは、愛人の お滝さんの名をとって OTAKSA としたことは有名です。そのアジサイの花の咲く頃となり、間もなく梅雨入りの季節を迎えます。 

  二本の 山ぼうし

2009年06月06日 | Weblog
 大御所定期で長時間のバスドライブの出来る路線で梅が島へ。小雨の中天気予報を信じて出かけました。次々と現れる珍しい名前の停留所に、命名の歴史を想像して楽しんでいるうちに、バスは山懐に入って行きました。
 黄金の湯の前に、安倍川で見られる、色々な種類の岩石を積み上げて作られたモニュメントが建っています。台風26号の惨事、繰り返される土砂災害を防ぐ砂防施設が開始されてから、70年の節目を迎えて建設されたものだそうです。モニュメントの向かって右の中段に、私にとってとても印象深い花木 山ぼうしが植えてありました。ラポ-レで初めて知った花木ですから、大変親しみをを覚えました。山ぼうしのすぐ傍にはハナミズキが植えてあります。アメリカ原産のこの花木は、別名アメリカ山ぼうしともいうのだそうですから、日米二本の山ぼうしが並んでいる訳です。何か曰くがありそうな気がしました。
 緑いっぱいの中で、綺麗な空気を吸って楽しみましたが、往復5時間のバスドライブはいささか疲れました。

  梅酒作り

2009年06月05日 | Weblog
 施設長のご実家で収穫されたという見事な梅を見たとき、今年は久々に梅酒を作ろうと思い立ちました。ス-パ-に行くと、青梅の置いてある所には、梅酒の材料と広口瓶が全て揃っています。雨の中を羽鳥まで行って仕入れてきました。
 瓶の洗浄、梅を洗って布で拭き、梅 氷砂糖と交互に入れて、最後にホワイトリカ-を静かに注ぎいれ蓋をして終わり。作業は1時間もかかりませんでした。美味しい出来上がりを期待しています。