幸せなフラダンス

一生懸命生きようと思ってます~宜しく!

 花の ニックネ-ム

2008年09月27日 | Weblog
 近頃は、花の形や雰囲気から、ニックネ-ムで呼ばれるものが増えてきました。「チョウセン アサガオ」 は、何時の間にか「エンジェル トランペット」に、 今日の生け花の花材にも面白いネ-ミングがあり、成る程似ているなあと感心したり、面白かったり。
 黄色い花は一見トナカイの角のように見えるのに 「カンガル-ポ-」 「アンスリュ-ム」 と呼んでいる赤い花は 「ミッキ-マウス」、横文字の花の名前を覚えるのには苦労していますが、かえってニックネ-ムのほうが、覚え易い。

   秋の 七草

2008年09月26日 | Weblog
 秋風を受けて、なよなよと枝を揺らす 萩の花を見て、秋の七草の名前のおさら
 い、  /萩 ススキ 桔梗 撫子 女郎花 葛 に 藤袴/ 
 庭の萩の花が満開になると、きまって言いたくなる 秋の七草の名前、今年も見
 事に咲いた萩は 二階の庭を飾っています。 

  オアシスの 一滴

2008年09月25日 | Weblog
今日は喫茶の日。 食堂のカウンタ-には 和菓子、洋菓子、コ-ヒ-に紅茶、日本茶が並ぶ。 好きなものを選ぶ時、 大したことはないのに カロリ-オ-バ-が 気にかかる。
仲間と テ-ブルを囲んで 弾む会話は、吹き抜ける春風のように 軽やかで 若やぐ。 少女の頃のように 存分におしゃべりをした後、「また 今晩」 なんて言って、 別れの余韻を残し、 さよならできる オアシスの 一滴。 
 

   高僧の書 から

2008年09月24日 | Weblog
 食堂に掲げられた書 「浄 寂光」  曹洞宗の高僧が書かれたというこの直筆を拝見していると、穏やかで心の中に豊かなものが広がっていき徳の高さを感じます。心を陶冶するということから、柿の「渋抜き」を連想しました。
 柿の渋抜きは「抜く」のではなく「水溶性」の渋を「不溶性」に変え、食べる人に渋を感じさせないことなのだそうです。ある方のお父さんの話しです。戦争で生活基盤を失った老人が信州の山奥に隠棲していた時のこと、炭火を起す団扇に「腹を立てるな」、柱には「感謝の気持ちで接しよう」「和して同ぜず」と記し、山村の集落の人間関係に溶け込もうとして、体験した教訓の幾つかを紙に書いて張りました。寂しい山村で懸命に渋抜きをしたその方は、今までとは見違えるようになり、周りから 「好々爺」と呼ばれるようになったのだそうです。
 心の渋抜きは 自分との闘い、その闘いに疲れたとき、この書を思い出して最後まで努力していきたい。

   秋の 贈り物

2008年09月23日 | Weblog
 田んぼの 稲掛けに 刈り取られた 稲束が ずらりと 天日干しされている

 いよいよ 美味しい 新米の季節 到来

 プ-ンと 鼻をくすぐる 香り   ピカピカと 光る ご飯粒・・・ 

 甘くて 弾力のある 歯ざわり  二度と忘れられない 新米の味・・・・・

 10月3日 ラポ-レでは  メニュ-に 新米が・・・・・

 秋の恵みは 数々あれど い の 一番は 新米の味

  灯台もと暗し

2008年09月22日 | Weblog
 月二回発行の 「静岡気分」に、富沢の /切抜き/ が載っていました。「明治時代に、藁科川の流れを変えようと、明神山をダイナマイトで破砕して出来た美しい景観で知られる」とありましたので、早速記念碑の建っている崖の上へ行きましたが、夏草が茂って下の景色はよく見えません。下に降りてリハビリ病院の手前の空き地まで行って眺めました。ぽっかり開けた川の中の低い岩と周りの緑が相まって美しい、水が澄んでいたならもっとよかったのにと思いました。こんな処がすぐ近くにあったとは、まさに /灯台もと暗し/ でした。

   白い 彼岸花

2008年09月18日 | Weblog
 玄関ホ-ルに飾ってある白い彼岸花を見て、”秋っ”・・・もう彼岸花! と思いながら、二階の庭のは・・・と見に行くと、もう咲き始めていました。
 真っ赤な花からは、目的に向かって邁進する強烈なパッションを感じ、白い花からは、穏やかな中にも天に向かってひと筋に伸びようとする、秘めた強さが感じられます。秋が来て咲き乱れる彼岸花を見ると、何故か元気をもらいます。

   雨の日の 庭

2008年09月18日 | Weblog
 雨に濡れた 石灯籠の美しさに ハッと 息をのむ

 雨粒が オモトの葉を 揺すり シャガの葉を ピアノの鍵盤のように 叩く

 水を含んだ 庭石の苔   庭を覆う 薄いグレ-の 空気

 雨の日の 憂鬱を 忘れさせてくれる 庭の風情
 


     

                     

                                                     

  十六夜 (いざよい) の月

2008年09月17日 | Weblog
 午後7時 東の山の稜線を少し昇った空に、赤味を帯びた大きな十六夜の月がぽっかりと浮かんでいた。
 ためらうように昇るという十六夜(いざよい)の月は、名前のとおりゆっくりと動く。午後11時、その光りは、ベランダに手すりの曲線の影を落とし、つい先ほどまでたった一つ煌いていた星 金星(宵の明星)は、既に西の山の向こうに姿を隠してしまった。
 午前零時、ラポ-レの真上まで昇った月は雲の上に座り、周りにピンクの輪をつけて動いていく。
 庭ではコオロギのすだき しきり。心憎い 十六夜の月への演出ぶり・・・。
午前1時 雲の晴れた高い空に いざよいの月は輝いているけれど、お月見は此処まで、おやすみなさい。 

   お月見

2008年09月14日 | Weblog
   ススキと萩を活け、月見団子を供え、 曇り空に 何十分の一かの 期待を
   込めて 待つこと しばし・・・・然し 中秋の名月は その顔を 見せ
   なかった
   
       稲田も 柿も 栗も 実りを迎え、ちらほら 紅葉の 便りが
       届き始める 10月・・・後の月(旧暦9月13日)十三夜に
                  楽しみを つなげよう
                
               栗と 豆を 茹でて・・・・・・。                    
                    

    

                  

  思いがけない 訪問者

2008年09月13日 | Weblog
 玄関前に 大きな蛇! ドキンとしました。まるで日光の”いろは坂”のようにすごいくねり方・・・・。中に入ろうとしたので近づくと、太い柱を抱え込んで じっと様子を窺っているようです。トンと足を踏むと やにわに方向を変えてスピ-ドを上げ、植え込みに姿を隠してしまいました。それにしても、背中のウロコの幾何学模様の見事さ、図案化して刺繍に使ったら、面白い作品が出来そう・・・。

 エデンの園で、イブに、禁断の木の実を食べるよう誘惑した行為が、神の怒りに触れ、地面を這い回るようになったとか。

  ラポ-レ 敬老会

2008年09月12日 | Weblog
             爽やかな 秋の空気

             美味しい ご馳走

             真心の おもてなし

             弾む 会話

             心に残る 今日の 敬老会に 感謝

  ラブソングは いつごろ?

2008年09月09日 | Weblog
 キッチンの シンクの中を ゆっくりと 散歩する コウロギさん!
            まだ 子供だから あんまり 速くは 歩けないのね
 クレンザ-で 磨いて 水気を 拭いた シンクには
            あなたの ご馳走は なんにも 残って いませんよ
                      冷蔵庫に でも 入らなければ
 セイタカアワダチ草が 高く 高く 伸びて 黄色い 花を つけました
                 秋舞台の 幕は 静かに 上がったのです

 いつごろ あなたの ラブソングは 聞けますか?
               まあるい 十五夜の 輝く 夜でしょうか!

         

  もっと 大胆に もっと冒険を

2008年09月07日 | Weblog
 写真は、食堂に飾られている生け花です。とても上手に纏まっています。この花を見ていると昨日の先生のお言葉が甦ってきました。
 「そつなく、綺麗にまとめる活け方はもう貴方は卒業よ。今までのスタイルを思い切って破ってもっと冒険をしなさい。もっと大胆に・・・。下手でも、思うようにいかなくても、笑われても気にしないこと。その姿勢を続けていれば必ず納得出来るものが活けられます。」何時も頭をかすめていたことを先生からズバリとご指摘を受け、ズシンと響きました。
 もし私が活けるとしたら、この花の可憐さを生かすためにどんな花器を選び、どんなものと組み合わせ、長短をどのようにして配置させれば、大胆 且 生き生きと活けられるだろうかと、拙いイメ-ジをめぐらせました。

  秋刀魚の 味

2008年09月05日 | Weblog
 すっかり秋めいた今日の昼食のメニュ-は、焼きたての秋刀魚。
 煙がもうもうと立ち込める向こうに、焼いている職員の皆様の顔 顔 顔・炭火のほてりと暑さで、額には大粒の汗が光っています。こうして焼き上がった秋刀魚を、美味しいものを食べる幸せと涼風の立ち始めた季節とを、じっくりと味わいながら頂きました。ビ-ルの味も格別です。
 秋刀魚はまさに庶民の味、炭火焼は昔から続いているシンプルで一番美味しい食べ方です。
「目黒の秋刀魚」という江戸落語があります。目黒近辺に遠乗りをした殿様が、近くの農家から匂って来る秋刀魚に食欲をそそられ、それを食べたところ、大変美味しかったので、また食べたいと家来に作らせました。ところが家来は、秋刀魚を蒸しあげて脂抜きをし、小骨まですっかり抜き取ったものを出しました。一口食べた殿様は、「あっ これはいかん 秋刀魚は目黒に限る」という落ちになっています。今では、炭火焼きの魚を食べるのは贅沢と言えるかも知れません。