幸せなフラダンス

一生懸命生きようと思ってます~宜しく!

   桜の中のドライブ

2008年03月30日 | Weblog
 満開の桜を求めて川根路を行きました。徳山のシダレ櫻は満開には至らず、次のスポット家山では満開の長いトンネルが見事。桜 桜で賑わう川根を後に、牧の原では自生のカタクリ園に行き、小雨に揺れる可憐な花を観賞しました。そして久し振りに島田の蓬莱橋を渡りました。度々の大井川の増水で流されて、橋桁はコンクリ-トに代わりましたが、板のうえの感触はソフトで以前と変わりません。全長897.4メ-トル、世界一の木造歩道橋にはひっきりなしに人の姿、さすがに古きよき名所です。大井川の水嵩は増し、みなもを白セキレイが飛び交っていました。

  サクラガ サイタ

2008年03月27日 | Weblog
 「サイタ サイタ サクラガ サイタ」 尋常小学校一年生の 国語読本の第一ペ-ジを飾った文です。
 今まさに、ラポ-レ後ろの駐車場の桜が一斉に開花しました。パッと目の前が開けるような華やかな雫が、波紋となり大きな輪となって広がっていきます。
 六階の住人は「六階から見る花が一番美しい」 二階では 「なんと言っても花見は二階」と主張する言葉の中にも、桜を愛で、その美しさに触れる喜びが感じられます。

   春が来た

2008年03月25日 | Weblog
 この間までロゼット状になって春の日差しを待ち兼ねていたタンポポも、葉を持ち上げ、沢山の花が明るい光を浴びている。土筆の行列、ナズナの白い地味な花、ホトケノザの群れ、薄紫の可憐なオオイヌノフグリ、ノビルもそっと引き上げると、さくっと土をはじいて先に大きな玉をつけて顔を出す。
 赤とピンクの強烈ないろどりの桃の花、黄色いレンギョウ、その間にソメイヨシノの花が咲き始めている。まさに花と野草の協奏曲。野原に山に里に春が来た。
戸外で思いっきり活動したくなる喜びの春が来た。何か楽しい事が待っていそうな春が来た。

   穏やかなひと時

2008年03月23日 | Weblog
 紅葉山庭園茶室の玄関先を大胆な木蓮の投げ入れが飾っています。この茶室で、華道池坊の出口芳子社中で資格を頂いた方々の記念いけばな展が催されました。どの方のも素晴らしい生け上がりで、広い和室が快い緊張に包まれて、一瓶一瓶ゆっくりと拝見していると、華やかな中にも凛とした、洗練された美しさに魅了されていきます。
 このいけ花を見ながら、お手前の薄茶を頂く穏やかさ、めまぐるしく流れていく世の中での戸惑いも不安も忘れさせた、静寂のひと時でした。
 帰りに紅葉山庭園を廻って、ここでも日本の伝統文化に触れることができ、心の安らぐ時間が持てました。

   甦る感動

2008年03月22日 | Weblog

 「黄金の映画音楽」 往年のアメリカ映画のテ-マ曲が大勢の歌手によって歌われました。歌を、そして流れる演奏を聴いていると、懐かしい映画のシ-ンが浮かんできて、胸が熱くなります。
 アメリカ、フランス、ドイツ映画が日本に流れ込んで、欧米の進んだ文化に驚き、強い憧れを感じた青春の頃・・・甘美なラブスト-リ-、スペクタクル、冒険、西部劇と、若い心を酔わせた感動が再び甦って、夢見るような時が流れていきました。


   お笑いのたねは尽きない

2008年03月22日 | Weblog

 「あんたも背中が曲がってよぼよぼして来たね。年をとったもんだ。」と食堂に入った途端言われました。<そうだろうなあ、腰痛があってしっかり腰を伸ばせないから・・・・・。>と少々寂しくなりました。けれども、男性の帰る姿を目にした時、三日月ぐらい背中を曲げて歩いています。足取りもお世辞にも軽々ととはいえません。可笑しさがこみ上げてきました。
 

 「横の桜が咲きましたね。」と来客に言われて、「もう・・・?」と思いながら駐車場へ走って行って一回りしました。花も、開きそうな蕾も見当たりません。変だなと思ったら、横は一階エレベ-タ-の横、桜は庭の梅の花だったようです。双方の思い違いと早合点。


  「乙女の祈り」 と少年

2008年03月20日 | Weblog
 入浴を済ませて入口の戸を開けようとした時、突然流れてきた曲<乙女の祈り>
脱衣室の時計が6時を知らせる音楽でした。はっと胸が揺らぎました。この曲を聴くと必ずピアノを弾いていた少年を思い出すのです。
 まだ職業に就いたばかりの新人の頃、研修会で旧静岡工業学校に出かけた時のことです。音楽室の前の廊下を通ると、ピアノに向かって<乙女の祈り>を弾いている一人の学生の姿が目に映りました。黒の詰襟の学生服の、きりりとした横顔の美しい少年でした。その頃ピアノを弾く男の学生は珍しかったので、暫く立ち止まって聴きました。緩やかな美しい曲です。夢中になって弾いているように見えました。もう今では少年の顔はおぼろ気にしか浮かんできませんが、乙女の祈りとそれを演奏する少年との取り合わせが印象深く、あれ以来、乙女の祈り=ピアノを弾く少年 の式が出来上がってしまいました。

  桜 悲喜交々

2008年03月19日 | Weblog
今年の静岡での桜の開花予想は3月24日と気象庁から発表されました。今日また発表があるといいます。
 日本の国花でもある桜、日本人はその開花を待ち望んでいます。開花予想日を決めるのは公的機関の気象庁だとばかり思っていましたが、民間の気象情報会社でもしのぎを削っているのだそうです。全国から寄せられたデ-タを分析して、その地方の予想を発表します。狂いがあっては信用にかかわりますから大変です。また観光協会でも、ライトアップする開花の日がぴったり当たるかどうか苦労しているとか・・・。
 サクラ サクラ さっと咲いて潔く散る。武士の生き方にも例えられるサクラ。まさに日本の春を飾る第一人者の開花日の予想にも花が咲く。
駐車場の桜、去年は最初の一輪を見つけて感動しましたが、今年も満開の喜びをわくわくしながら待っています。

  素敵な雰囲気

2008年03月18日 | Weblog
モディリア-ニのもう一つの絵が掲げられました。夢見るような蒼い目と黒い目の二枚の肖像画が並んでいます。もう一枚、ジャン・ピエ-ル・カシニョ-ル風ですが作者は分かりません。<ラプソデ-・フロ-ラル>花々の狂想曲とでもいうのでしょうか、柔らかな色彩が春の訪れにぴったりです。
 小さな画廊はスマ-トに、そしてテ-マが緩やかに流れてきます。ラポ-レの廊下は、理由をつけては何遍も通りたくなるような、心和らぐ雰囲気です。

懐かしい名称

2008年03月13日 | Weblog
 黒板の上の <富沢尋常小学校> の固有名詞を見た途端、子供の頃の学校での出来事がバ-ンと大写しになって広がっていきました。思いがけない宝物を拾って懐かしさに溢れ、暫く<尋常小学校> の文字に見入っていました。
 「こんな古い物を何処から?」と不思議でしたが、何年か前に、老人が昔を思い出して楽しんでくれるよう、施設長が作られたのだそうです。遠い昔、無邪気で何の心配もなく大勢の友に囲まれて過ごした黄金期、回顧することで心が和みます。有難い心遣いです。ちなみに、その頃の <がく> は略字ではなく難しい本字でした。今黒板には近回り散歩コ-スの、詳細な絵地図が貼ってあります。

あっ、あれは!

2008年03月11日 | Weblog
 ラポ-レの食堂中央を飾る一枚の絵。鮮やかな青に浮き立つ白、その緊張を周りの中間色のドットが和らげています。あっ、あれは元フランス大統領ドゴ-ルの横顔だっ! と思いました。その特徴のある大きな鼻と長い顔ぴったりです。リトグラフと聞きました。瞬間的にはデフォルメされたドゴ-ルの横顔に見えますが、じっと見ているともう一つの顔が見えたりしてきます。面白い絵です。自分流で楽しんでいます。

廊下は画廊

2008年03月10日 | Weblog
 取りに下りた夕刊がまだ配達されていなかったので、長椅子にどっかりと掛けて待つことにしました。すると、目の前にモディリア-ニの絵が飛び込んできてハッとしました。とても嬉しい驚きです。
 イタリアの画家モディリア-ニの独特な女性像の表現には、美しさと艶かしさを感じますし、見ているほどに良さが深まります。
 ラポ-レの廊下は小さな画廊。

サプリメントは必要?

2008年03月10日 | Weblog

 六十歳位から始まるという記憶の減少、それを予防するというサプリメントの宣伝チラシに、危険度を診断する九項目の言葉が載っていました。自分に照らし合わせると七項目まで該当していましたが、もうそんなことでは驚かなくなりました。毎日苦労した挙句、日常生活の中での忘れを防ぐには、決めたことをまめに実行し、知的なことは、ぶつかった時辞書やインタ-ネットで調べ、すぐに単語カ-ドに記すような方法を考えたからです。今はこの方法がサプリメントの働きをしているのかもしれません。長い道のり、今まで思いもよらなかった工夫も必要になってきました。


   春

2008年03月09日 | Weblog
土手の河津桜が見頃になったと聞いて出かけました。まだ若い木ですがピンクの花が咲き揃っています。ヒヨドリが賑やかに蜜を吸っていました。久しぶりのご馳走だったのかも知れません。
 朝干した洗濯物も、今日は暖かな春の光を受けてさっぱりと乾き、懐かしいお日さまの香りがうっすらとして、久し振りの感触に感激しました。春の運んだ幸せ。

予感的中

2008年03月07日 | Weblog
 今朝入れたお茶、甘みがありとろりとしてとてもいい具合でしたので、今日は何だかいい事がありそうな気がしました。
 8時半テレビのスイッチを入れると、御前崎出身の俳優加藤剛さんのインタビュ-が始まりました。真面目と誠実を絵に描いたような、しかも己れには厳しい面もあるというこの方のフアンです。私生活などのこともまじえて、人柄の良さを再確認した朝でした。しかもNHK大河ドラマ、司馬遼太郎作の<坂之上の雲>では、伊藤博文役で出演なさると聞き、見るのがとても楽しみになりました。
 朝早くの電話もとてもいい知らせで、自分の望んでいたことが思ったより早く実現出来そうです。それからもう一つ、先頃、腰痛で断念した<ロ-トレック展>でしたが、息子のお嫁さんがわざわざ展覧会場へ出向いて購入してくれた、温かな心遣いの画集が届きました。わくわくしながら開いて、幸せでした。こんなに好運の重なることもあるのですね。