幸せなフラダンス

一生懸命生きようと思ってます~宜しく!

月下美人

2012年09月28日 | Weblog
 庭の月下美人の花が開き始めたと、お世話をなさる北堀さんのお知らせを受けて、出かけて行ったのは7時半、純白の花が咲き始めていました。
 この花は、夜に花を咲かせ、翌朝までの一晩で萎んでしまうはかない命、その純白の神々しいまでの美しさには引付けられます。馥郁とは言えない強い香りもします。細長く平べったい葉の葉脈から柄が伸びて、その先に花をつけているという、今迄見たことのない珍しい植物です。
 8時過ぎにまた行ってみると、大分開花が進んでいました。一晩しか見ることのできないこの神秘な花の美しさを、一人でも多くの方々と共有したくて、廊下で会った方やお風呂に入っている方々にも、「9時頃全開するそうです」と宣伝しました。

乾杯の歌

2012年09月28日 | Weblog
 セプテンバ-ソングの9月ももうすぐ終わり、オクト-バ-が始まります。ドイツのビ-ル祭り ”オクト-バ-・フェスト”では、「乾杯の歌」が歌われ、飲めや歌えやで大変な盛り上がりなのだそうです。
 ヴェルディ-のオペラ 「椿姫」の中で、アルフレッドとヴィオレッタが歌う ”乾杯の歌”は、気分が高揚し踊りだしたくなる陽気な歌です。そして、すぐメロディ-が覚えられます。先日のコンサ-トでも、ステ-ジ上のアルフレッドと、客席を縫うように踊りながら歌うヴィオレッタ、二人の歌う ”乾杯の歌”は、観客の心を浮き立たせ、コンサ-トの滑り出しの躓きも一蹴して、夢中にさせてくれました。
 明後日の満月には、銘柄を変えたビ-ルで、乾杯の歌をハミングしながら眺めるのも、面白い月見になるかもしれません。

花束

2012年09月26日 | Weblog
 日当たりの良い道端には、丈の高い野草がはびこり、実りを迎えています。日陰の林の道に入ると、露草の青い色が秋の日に映えています。タデ類 ミズヒキ草 そして、名も知らぬ控えめな小さな花の美しさに心魅かれます。摘み取ったものを花束にし、主人の写真に供えて一緒に楽しんでいます。

オ-タム コンサ-ト

2012年09月25日 | Weblog
 ホテルのディナ-コンサ-トに行きました。結成されて3年、テノ-ル3人、バリトン2人で構成されたボ-カルグル-プです。音大で声楽を学んだだけあって、ソロを聞いてもなかなかのもの、ハ-モニ-も素敵でした。
 アンコ-ルに応えた、 ベ-ト-ベンの第九 歓喜の歌が、力強く美しくフィナ-レを飾りました。これからの活躍の期待されるフレッシュなグル-プです。

ススキ

2012年09月20日 | Weblog
 川沿いの太陽のよくあたる場所に、ススキの花穂が出揃い、その柔らかな穂は、じりじりと照りつける陽の光を浴びて、いぶし銀に輝いています。日当たりのよくない林の道には一本も見当たりませんから、特に太陽を好む植物だと思います。
 次第に、この花穂に白い毛が生えて、穂全体が白っぽくなっていきます。ススキの穂の変化と共に、今年の異常な暑さも和らいで、過ごし易くなるでしょう。
 この鮮やかとはいえないススキに、趣を見出すのは、日本人の優れた感性だと思います。

生姜

2012年09月20日 | Weblog
 川根の山奥で収穫したのと同じ、丸っこい生姜が出ていました。ス-パ-などで売っている、高知産と称するビニ-ルハウスで育てたものに比べると、柔らかいし、繊維が気にならない。これを薬味にしたり酢どりにするのもいいけれど、糠みそに入れたものを薄く切って、ガリガリと噛むのが好きです。その辛味と歯ごたえでストレス解消にもつながります。
 最近、生姜が見直されるようになったのは、その辛さが消化を助け体を温めるなど、生産者のピ-ア-ルが広がっているせいかもしれません。

90歳のジ-パン

2012年09月17日 | Weblog
 昨日息子のお嫁さんに、「お母さん それジ-パン?」と言われた時、”90歳でジ-パンは似合わないのかなあ” と思いましたが、ストレッチの利いた、ウエストにぴたっとフィットする抜群のはきごこち、しかもポケットの二段作りや銀の配色、ステッチと、細かいところに気を配っているデザインも気に入っているので、”まあいいや、ジ-パンに年齢なし”と思い直しました。
 ジ-パンは若い人のものと思っていましたが、今では品揃えも豊富で、値段もピンからキリまであって、広い年代で使われているようです。デパ-トで、一目惚れして買ったジ-パンで、90歳は今日も軽やかに(?)動きます。

「敬老」 雑感

2012年09月16日 | Weblog
 私の祖母は、日露戦争で夫を失い、一人娘の母に婿として父を迎えてからも、家の中のことを取り仕切り、生活全般について何でも知っている人で、私達孫にも躾は厳しく、いささかうるさい存在でもありましたが、今ではそれを有難いと思っています。
 祖母に限らず昔の年寄りは、貫禄というかきりりとしたものがあり、家族の中で大切な役割を果たしていました。
 戦後家族制度が変わり、核家族という父母と子供だけから成る家族構成になりました。それから時は流れ、日本は長寿大国となり年々年寄りが溢れるようになりました。明日は敬老の日ですが、この溢れる年寄りの中に、私の祖母のように敬われる存在はどのくらいいるでしょうか?、自信が全くありません。
 何処まで続いているのか分からない、混沌とした霧に閉ざされている細い道を、残っている自分の力と相談しながら歩き抜きたい、その為の心と体の栄養をどう生み出そうかと、自分のことしか考えない不甲斐ない小さな姿を、尊敬する祖母は、情けないと思っているかも知れません。しかし、生かされている以上、大いなる方の御旨に応えるためにも、自分にできる最良の方法で、歩きぬかねばならない道です。

秋が誘う

2012年09月11日 | Weblog
 連日続く日中の暑さにすっかり疲れて、毎日怠惰に過ごしている間に、秋は何時の間にか静かに深まって来ました。庭のコスモスの葉が茶色にほおけてくると、今度は萩の花が咲き出しました。
 夕飯の後ベランダのガラス戸を開けると、涼風と共にコオロギのすだきが聞こえてきます。秋が ”もっとしゃんとしたら?” ”そろそろ動き出してください!” と誘っています。
 今年も後3ヶ月あまり、思い出を沢山作って、豊かなものにしたい。

負うた子に教えられ

2012年09月05日 | Weblog
 秋刀魚や鯵など一匹ものの焼き魚を、息子がとても綺麗に食べるのに気がついてから、こちらが真似するようになりました。私は仕事の忙しさにかまけて、そんな躾をした覚えはありませんから、家を離れた大学の頃か、それとも、社会人になってから習慣づいたものではと思います。
 今日ラポ-レのお昼は、初秋恒例の ”秋刀魚の炭火焼”。頭の下からだんだん尻尾の方へと、はらわたの苦味も懐かしく、”秋だなあ”と実感しながら、秋刀魚にも満足してもらえるように上手に食べました。
 今年の水産庁の秋刀魚の資源推理は、今年の三陸沖へ南下してくる秋刀魚は、昨年の三分の二にとどまっていて、これから日本から遠ざかり、それを狙う外国船漁獲も近年増えているので、鰻 高騰の二の舞を招きはしないかということだそうです。秋刀魚よ!来年の秋も、海が踊るほど押し寄せてください。