歓喜の輪のなかに! 関東野球応援歌

近くの球場をめぐり、いろいろな出来事などを伝えていきます。

どんどん焼き(その3)

2016-01-15 19:00:00 | 日記
1月14日、木曜日の午後、団子を篠竹の先につるしたものを持ち寄ってくる。


団子焼きをする燃し木の山に、正月飾りをいれて、準備万端。
先週の土日に集めたお飾りは、お母さんたちの手によって、燃えるものと燃えないものに選り分けて、燃し木の山に入れることにしている。
どんどん焼きの後は、ここでお米を作る。田植えの時に、じゃまになるようなものは極力はずす心意気であるようだ。

さて、四隅にお酒と塩をまいて、田の神様にあいさつをする。
北東、南東、南西、北西とまわり、お酒は左、右、真ん中とそれぞれ注ぐ。お酒の後に、お塩もまく。
恥ずかしながら、初めて知った儀式である。


儀式が終わり、点火。枝葉が多かったため、初めはものすごい火炎となった。
近くにおいておいた一升瓶が熱くて持てなかったくらい。缶ビールの缶もあったまってしまうほど。


日没後、近所の人たちが集まってきて、正月の挨拶なり、よもや話なり、話の花が咲いていた。
団子汁も振る舞われ、すきっ腹を満たす。


持ち寄りのつまみもうまい。
燻りがっこ、燻りがっこのカマンベールチーズはさみ、ホタルイカの燻製、サラミ、白菜のつけもの、大根の酢漬け、乾き物、ホットミルクティー、お酒14升、缶ビール1ケース。


ひととおり自分の団子を火の回りに飾ったら、子どもたちは、近くの社務所へ移動し、食事をする。
おにぎり、からあげ、団子汁、お菓子とお手製のものがたくさん振る舞われているようだ。


火も落ち着き、いい火加減になってきた。


ここの消火作業は、自前のホースで消す。いつからなのか、結構本格的な機材を常備しているようで、消防団は見回りだけ。
なかなか面白い地区である。


翌日、朝から燃え残りを袋に詰め片づけをする。
毎年のことであるが、昨日のお酒が残った体に結構応える。



何事もなかったかのような朝。



大変だがいろいろと感謝されたので良かった。



普段の付き合いの大切さを身に染みた一瞬でもあった。




信頼




がんばっぺし!