中心静脈ポートの英文説明書とシリアルナンバーの入ったカード
今日は体が動かないと言っていた。
これまでは レントゲン撮影、CT、MRI検査に行くときは車いすに乗りかえればいかれたが
今日は夕方ストレッチャーに乗せてもらい各検査室まで。
日に日に体力が落ちている。
担当医に伝えたら 食べていないからという原因だけではないとのこと。癌もそうとう進行してきているのか。
検査の後 夕方地下の手術室にゆき 中心静脈ポートの埋め込み手術をしてもらった。
手術室の前の家族の待合で待っていたが1時間位かかった。
手術室が今日はガラ空き?ということで急遽今日になった。
明日以降はポートをつかった点滴が始まる予定。腕に針を刺して入れる点滴と違い、腕が腫れるようなこともなく、
また自宅でも簡単に輸液が変えられるのでこのスタイルに。自宅での点滴管理は私。
このスタイルだと心臓に近いところの静脈に管が入るのでこれまでより高カロリーの点滴をいれることができるらしい。
少しは元気がでてくるとよい。
脳のMRI検査の結果、脳転移はいまのところ大丈夫な様子。
今日は相談支援センターの看護師さんにも説明をいろいろと受けた。
点滴の交換の仕方のマニュアルを頂戴した。これから勉強して自宅では自分で行わなければならない。
それから酸素の使い方の説明が明日テイジンの担当者が病室にいらしてくれて予定されているとか。
あとはおしっこの管(バルーンカテーテル)の管理をしなければならないか?
担当医が朝一番だったか、病室に来て 「○○さ~ん奥さん頑張りましたよ~!」と啓保に話かける担当医。
余命の話を涙を流さないでしっかり聞いて、そのあとその後の対策にすぐ動いたのが頑張ったということか?
それから「(金曜日は在宅療養の話をしたが)デバイス(機器、装置、道具)が多いので在宅で管理するのは大変そうなので
外泊という形にしてすぐまた戻ってきますか?」という話をしていた。しかし土日で啓保とも話をしており
「本人は家に帰る気でいますよ。」と担当医に伝えた。
在宅で私にどこまでできるのか、まったくもって不明だが啓保のためにも頑張りたい。
帰る目標ができて啓保は嬉しそうである。
担当医の話によると早ければ今週末には家に帰ることができるらしい。
相談センターの看護師さんは今月いっぱいか、12月あたまになるだろうと言っていたが・・・・。
明日中に担当医が診療情報提供書と現状のレントゲン等の画像を準備してくれるようなので
水曜日午前中には連携してくれる予定の医院の外来を私が受けてくる予定。
今日は啓保は「美味しい日本蕎麦を食べたいなあ~」と言っていた。
おしっこの回数が多くて夜中看護師さんが面倒見きれないようで、今朝からおしっこの管(バルーンカテーテル)がつけられた。
かわいそうに、管を付けられて違和感があるのと おしめにするのはやっぱり嫌で尿瓶に自分でしたいようだった。
朝から自宅に何度も電話をしてきた。一人取り残されているような不安感に襲われている様子だった。