25年連れ添ったパートナーの肺癌/進展型小細胞癌闘病看病日記(診断確定時病期T2b、N3、M1b)

2012年11月21日に夫/啓保が胸椎への骨転移を整形外科で発見され、翌10日より入院し抗がん剤治療スタートからの記録

「早く家に帰りたい!退院までの目標は1週間ね!」

2013-11-17 20:15:22 | 余命告知をうけてから在宅療養準備まで
病室ではyoutubeでプラターズを時折かけている。

http://www.youtube.com/watch?v=57tK6aQS_H0




今日は来客が2組あり おしゃべりができてよかった様子。

来客があると気持ちがシャンとするようでまともに話している。

啓保の姪っ子家族と私の妹夫婦。

金曜日に担当医に 年をこせるかどうか、なんて言われたのでそれをそのまま私の母と啓保の姉につたえたら

昨日、今日で これまで来なかった親戚が3組も病室を訪れた。

啓保も「なんだかみんなバタバタしてるね。」と言っていた。



「早く家に帰りたい!目標(退院までの)はあと1週間ね。おいしいお肉でも食べに一緒に行きたいね。」

嚥下障害で食べることなんてできないのにとりあえず願望を言ったのか、薬のせいで夢と現実が混ざってしまっているのか、そんなことを言っていた。

肺炎もまだ治っていないのに自分で勝手に目標を決めていた。涙があふれてきた。美味しい肉を食べさせてやりたくなった。

今でも十分仲がいいのだが「家に帰ったら仲良くしようね。」とも言っていた。

けんかしないようにしようね、という意味だと思うが・・・

また 「お客さんがきたら2階で対応しようか?」とも言っていた。「2階に上がれるかな?」と私。



明日月曜日は脳のMRI検査の日だが 脳転移などしていないことを望む。



啓保の体調だが

血圧も安定していて、体温も37℃前後、パルスオキシメーターで測る指先の酸素量を98%くらいでよい。

体のあちこちが痛いようで ここ何日か、痛み止めの座薬(アセトアミノフェン)をいれてもらっている。

入れてもらうと楽になる様子。

痛いところは右肩甲骨のあたり、背中全体、左足。

体温の調節がしにくくなっているのか、暑いといってみたり寒いと言ってみたり。

その都度 毛布をかけてやったり とってやったりしている。

おしっこは、おとといまでは病室のトイレに行ってしていたが昨日今日は尿瓶に。

ベットから起き上がれなくなっている様子。ベットの横においてある椅子にも座れない。

体もだんだんだるさが増している様子。

昨日は「自分の体じゃないみたい」と言っていた。





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