

<テニス:ロジャーズ杯>◇14日◇カナダ・モントリオール◇男子シングルス準々決勝
世界ランク4位で第4シードの錦織圭(25=日清食品)が、同9位で第7シードのラファエル・ナダル(29=スペイン)を6-2、6-4のストレートで下し4強進出を決めた。
過去7度対戦して1度も勝てなかったナダルを錦織がついに破った。第1セット第2ゲームでブレークピンチを迎えたが連続ウイナーでしのぎ、第3ゲームを強烈なフォアで圧倒してブレーク。第5ゲームも相手のダブルフォールトにつけ込んでブレークして5ゲームを連取し、第7ゲームでは連続サービスエースを決めて第1セットを6-2で先取した。第2セットでも第3ゲームも相手ダブルフォールトでブレークし、第5ゲームはリターンエースを2本決めてリードを広げた。第6ゲームで初のブレークを許したが、好調のフォアとサーブで以降のサービスゲームをキープし、最後は得意のフォアのウイナーで決着を付けた。(日刊スポーツ新聞社)