何をいまさら「ファン・ジニ 映画版」

久しぶりのヘギョっちネタです。「LaLaTV」で放映されたものを見ました。ちょっと古いけど・・・。韓国公開は2007年。本国でもドラマ版のファン・ジニが先に放映されていてどうも分が悪かった模様なのですが、日本でもドラマ版のジウォンちゃんの方が有名ですね。ヘギョっちファンとしては悲しいですがね・・。
ファン・ジニですが、韓国ではとても有名な妓生（遊女ですね）のお話。韓国の貴族（両班）の娘として大切に育てられてきたチニ（姓が付かないと濁らずに発音するんですね・・確か）が出生の真実を知らされ、源氏名を明月（ミョンウォル）と名乗り一流の妓生となるお話です。
当然ヘギョっちはコスプレイヤーなのでいろんな衣装で出てまいりますよ。高そうな衣装の数々です。ヘギョっちは結構冷たい演技も上手いので、良いのですが・・・いかんせん２時間ちょっとではどうもダイジェストっぽくて・・・。さらっとストーリーが流れすぎるんですよね。丁寧には作られてるんですが、それだけっぽくて残念な感じなのです。
ヘギョっちをとても大切に思うノミが、愛するが故に犯す大罪をもう少しネチっと描いてくれれば悲劇や因果が響くのですが、どうもサラっと流したことでいまいち届かないのです。
まあ、ヘギョっち主演の文芸作品としてみれば良しという感じですかねぇ。この後に出演した韓国の監督米国で撮ったスリラーの方が見たいな。
ヘギョっち最近すっかり主演作品がないので淋しい限りです。