『白亜紀の 歌薫りたつ 百合の蕊[シベ]』(真鹿子)
立てば芍薬座れば牡丹歩む姿は百合の花ともたとえられるように、百合の花は清楚で優美、また可愛らしくもあり華麗でもありますが、雌蕊、雄蕊は思いのほかたくましく、虫たちの触角や精妙な口器、美しく繊細な手足の形態と共通しているように感じられ、虫好きの私などは思わず見惚れてしまいます。蕊を見つめてしばしうっとりとしていると、太古から漂って来たような、人類未踏地の新鮮な薫りに鼻腔をくすぐられます。おそらく花革命が起こったとされている白亜紀にはもうすでに百合の原種が咲き誇っていたのではないでしょうか。
今年の百合もあまり手入れもしないのに見事に開花しました。花が大きいのでゆっさゆっさと揺れています。百合は茎が長くて花が大きいのでゆらり♪ゆらり♪と揺れるところから、ゆれるのゆらりが、ゆらりゆらり、ゆり!と変化をして、百合という名前になったという説もありますが、わが家の百合は誰かさんの重み似て、ゆっさ!ゆっさ!とゆらいでいます(^m^)
百合祭り♪はしゃぎすぎて、花びらが一枚取れました。ゴメン(*с*)
土曜日には可愛いキノコも生えていたのですが、月曜日には消えていました。日曜日に何かあったのかなぁ?