内海聡Xより転載
2025年4月16日
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私とは違う意味で有名人の医師といえば近藤誠氏になると思います。
私はいままで会ったことがありませんが、癌や癌の家族で悩んでいる人は、賛否や信じるかどうかは別にしても一度彼の本は読んでみる方がいいでしょう。
私の本なら「医学不要論」や「断薬のススメ」が基本になりますが、彼の本だと「患者よ、がんと闘うな」「あなたの癌は、がんもどき」「余命三カ月の嘘」などです。
あと「医者に殺されないための47の心得」はかなり売れているようですね。
理論は実は単純で癌とがんもどきはちがう、癌は放置するのが基本という考えで、抗ガン剤は一部を認める、放射線療法はそこそこ認めると考えだと思ってもらえばいいでしょう。
私に言わせればしょせん医者の一言で終わりなのですが、考え方としては参考になると思います。
私も放置して非常に長生きしていた人を見たことがありますから。
また彼は早期発見を目的とした検診には意味がないことや、リンパ節転移は転移ではないとも主張しており、この点は意見は同じです。
一般的には癌は大きくなるほど転移し、癌は早期発見、早期治療で治る可能性が高くなり、リンパ節転移は転移であり、多臓器に転移している段階でステージは4(つまり末期)なので、余命は数か月程度と考えるものです。
しかしこの現代西洋医学理論が嘘っぱちなのは常に書いていることであり、治せもせず死人ばかり増やしていること、海外の代替療法へのシフト、論文や研究が捏造だらけということを考慮すれば当たり前のことですね。
ただ、彼はいわゆる代替療法は否定的な医者で、その考え方や結果が出ているものに対しても直視する気はないようで、しょせん医者というのは否定できません。
だいたい代替療法ではなく人体の治癒力、癌の歴史、癌ができるということの生物学的考察、古典医学や千島学説を含めての癌とは何かという考察、などを考慮すれば放置療法は数ある選択肢の一つにしか過ぎないでしょう。
放置療法も食事を気にしなければどんどん悪くなったりしますしね。
何件か実際に会ったケースとして紹介してみると、ある癌と診断された患者が手術を勧められ拒否、いろいろ病院を回ってみるが皆同じ意見、しかし自分ではどうしても必要と感じられない、そして最後に私のところに来てセカンドオピニオン、その後全く情報を与えぬまま他の病院で再検査(つまり初診で再検査)、そうしたら癌ではなかったという診断。
こんな詐欺のような話はどこにでも転がっているのです。
日本では初期段階で検査しに行くほうがむしろ寿命を縮めます。
ーーー転載終了ーーー