釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

久多川釣行 意気込みとのギャップ

2019-06-28 22:47:31 |  実釣
今シーズンは、精力的に久多川へ行っているわりに、結果を出せない最下級でございます。

ちょっと調べて見たのですが、今シーズンは既に6回も久多川で釣りをしていました(チョイ釣りも含む)。
その割りには釣果は2匹のみです。

因みに、昨シーズンは、釣行が6回に対し釣果は7匹となっております。

去年の結果を偉そうに言っておりますが、一般釣り師の方から見れば『その程度?』の釣果でしかありません。
そして、今シーズンは更に輪をかけて、酷い結果となっております。

なので、今シーズン7回目となる釣行に気合いが入ります!

この日は上の町方面からスタートしました。

天気は晴れです。
釣りに行った日なのですが、西日本はまだ梅雨に入っておらず、まとまった雨が降っておりませんでした。

となれば、渓は大減水です。

いつもなら、左の壁まで水位があるのですが…

気合いを入れて来たのですが、やる気が削がれてしまいました( ノД`)…

それでも入渓して遡上します。

あまりの水量の無さに愕然とします。
最下級のスキルでは成す術がありません。。。

所々小さな淵で、小さなアマゴとカワムツらしき魚影がルアーを追いかけてきますが、中々ヒットには到りません。

すっかり釣れないモードに気が緩んでいた時でした。
何気にダウンでキャストしたDrミノーに、アマゴが喰らいついてきました!

突然の事でフッキングも出来ず、ワタワタしていたらバレてしまいました( ゚□゚)チーン

その後は、何の反応もないまま、何時もの砂防ダムへと来たので、一度脱渓しました。

道に出た所で、見後谷の看板が目に入りました。

支流なのですが、水が流れて来ています。
きっと、イワナとかが潜んでいるに違いありません。

ちょっと入って見たのですが…

ポイントが狭く、最下級釣り師のスキルでは、ルアーをどうやって使ったらいいのか分かりません( ノД`)…

しかも、倒木も多く足元も非常に悪く、ブーツ一体型のウェーダーでは歩行も困難です。

諦めて戻る事にしました。

遠くの方では、滝らしきものも見えて、近くまで行って見たいのですが…f(^_^;


脱渓したはいいものの、次は何処に行けば良いのか分かりません。

減水している状況では、何処に行っても厳しそうです。

思案します。。。

ポクポク…( ´~`)ウ~ン…( ´~`)ドウシヨウ…ポクポク…( ´~`)カエルカ?…ポクポク…チーン!\(゚∀゚)/ヒラメイタ!

閃きました!
濃密放流区のギリギリのラインで釣りをするのです。
きっと、濃密放流区から流されて来たアマゴがいるはずです。

早速移動してきました。

濃密放流区辺りは、水深もあり他のポイントより釣れそうな雰囲気が漂っています。

しかし、私程度の閃きは、皆様も考えておられるようで、釣り師と思われる新しい足跡があちこちに見受けられます。

良さそうなポイントはあるのですが、中々魚影を確認出来ません。

既に抜かれた可能性が高そうです。
いよいよ、濃密放流区との境界に来てしまいました。

ここは淵になっているのですが、流れが緩くなった所でライズが見られました!

最後のチャンスです。

Drミノーをキャストし、トウィッチで引いてくると、見事なアマゴが飛び出して来ました!

Drミノーにじゃれついていますが、中々ヒットしません。
遂には足元まで追いかけて来たのですが、私の存在に気付いた瞬間、淵へ逃げて行ってしまいました( ノД`)…

結局、この後は魚の反応も無くなり、納竿としました。

そして、この日もボウズとなってしまいました( ノД`)…

今シーズンは、『スイミングフックで爆釣か?』と期待していたのですが…
もう、シングルバーブレスを止めて、トレブルフックにしようかと本気で考えてしまいました。。。( ノД`)…

ただ、リリースする魚のダメージを考えると…うーん、やっぱりシングルバーブレスで頑張る事にします!


周りを見渡すと、私を慰めるかのようにトンボが沢山飛んでいました。

帰って調べてみると『ミヤマカワトンボ』のようです。

関西は梅雨に入った所ですが、もうすっかり夏ですね。

久多川は、6月30日が鮎の解禁日となります。
当分は、鮎師が押し寄せてきそうなので、最下級釣り師は、避難しようかと思います。

鮎の解禁前である今月中に、しっかり釣っておきたかったのですが、後半で挽回したいと思います。

魚が全く画像に出ておりませんが、一応釣りブログなので、最後に釣り道具と渓流です(笑)

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夢叶う 息子との釣行 永源寺グリーンランド

2019-06-20 12:40:06 |  実釣
先日、5歳になった息子と、初めて釣りへ行って来ました。

因みに、息子の『朱流』とは『しゅる』と読みます。
産れた頃は、朱流天(しゅるてん)とあだ名をつけ、そこから簡略されて朱流(しゅる)に進化しました。

もう一つ因みにですが、漢字は本名とは一切関係ありません。

それでは、本題へ。。。

その休日は、嫁が仕事で朱流と二人で過ごす事になりました。

朝起きて、今日は何をしようかと話しをしていたら、『釣りに行きたい!』と言い出したのです!

善は急げで、直ぐに釣り道具を準備します。

以前、餌釣り用に購入した延べ竿を準備して、永源寺を目指します。

天気はどんよりしていますが、時折晴れ間も見え、雨は何とか持ちそうな感じです。
車で約一時間、永源寺グリーンランドに到着しました。

以前にもご紹介させて頂きましたが、ここはルアー釣りも可能ではありますが、フィールド的には断然餌釣りであり、朱流には持ってこいの釣り場です。

早速、受付を済ませ、餌となるイクラも購入し、ついでに放流も直ぐにして頂くようお願いしました。

ポイントに着いて仕掛けを準備していると、放流魚をバケツに入れた監視員さんが来られました。

放流魚は釣りやすい、アマゴにして貰いました。

仕掛けをセットしている間に放流して頂き、餌を付けた延べ竿を朱流に預けます。

ラインの扱いが難しい様で、仕掛けを投入するまで、あっちこっちにラインを絡ませていました。
私が走り回って仕掛けを外し、何とかポイントへ仕掛けを投入する事が出来ました。

釣っている後ろ姿に、成長した我が子を微笑ましく思ってしまいます( ^ω^ )

仕掛けを流して数分、水に馴染んだアマゴの活性が上がってきたようです。
早速、浮きにアタリが出ますが、中々合わせる事が出来ません。

暫く、餌を取られ、付けるを繰り返していると、待望のヒットです。 

グイッと合わせを入れて、見事アマゴをゲットしました!

彼にとっては、人生初の釣った魚となります!

かなりご満悦のご様子です\(^_^)(^_^)/

初めての魚に大興奮で、喜びのあまり歓喜の舞を踊っていました(笑) 

その後も、コツを掴んだのか一人で釣りをしています。
但し、仕掛けの糸絡みを外すのと、餌を付けるのは私の仕事です。
私も釣りたかったのですが、中々竿を手放しません。

暫くすると、私がとやかく言わなくても、一人で黙々と釣っていました。






びょーん…と、アマゴを引き抜く朱流です。
小さな体を思いっきり使って、見事釣り上げております。

どうでしょうか?
親バカと言われても構わないのですが、中々のセンスではないでしょうか?

少なくとも、私より上手いかも…(笑)

最後の方は、常連さんのようなスタイルになっていました(笑) 

結局、30分程で13匹を釣り上げました。

針を飲んで弱った魚を含め5匹をお土産にして、まだ元気な魚を自然渓流エリアへ放流しました。

朱流はかなり楽しかったみたいで、また釣りに行きたい!と申しております。

私の目論見通り、と言った所でしょうか(笑)

帰ってから、アマゴを捌きます。
サイズ的にみても、塩焼きがベストですね。

小さな鱗と一緒にぬめりも取り除き、内蔵とエラを外します。

それから、串を通して塩をまぶします。

炭で焼くのであれば、串を使った方が綺麗に焼けます。
後、私が刺した串は『登り串』と言って、キャンプ等でも簡単に出来る方法です。

塩を振ったアマゴを、冷蔵庫で一晩寝かせたら、炭でじっくり焼き上げます。
ついでに焼き鳥も…f(^_^

じわじわと焼けてきました!

そして完成です!

朱流が『おばあちゃんの所へ持って行く』と2匹お裾分けをして、私は早速ビールのアテにかぶりつきます。

うっ、うっまぁ~い!!

皮はパリッと、身はホクホクです。
ペロリと食べてしまいました。

炭がいい具合に焼けていたので…

えのきのバター焼きも作りました!


今回、朱流には釣りだけでなく、食育も兼ねて、さばく所も焼く所も見てもらい、最後にアマゴを食べて、如何にして食べ物を得る事が出来るのか?を学んで欲しかったのですが…

朱流『お魚食べへんわ!( ̄^ ̄)』

と、食を拒否されてしまいました(泣)
焼き鳥は、黙ってても勝手に食べていたのに…

中々、親の思惑通りにはいかないものですね
( -。-) =3
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なごみの湖

2019-06-16 19:03:36 |  実釣
久々に『なごみの湖へ』行ってきました。

この日は自治会の所用があり、朝一の2時間だけ釣りをする事ににしました。

ここを訪れるのは、3ヶ月ぶりになります。

ご覧の通り快晴です。
釣りに良いかと言われると、あまりよろしくはないのでしょうが、人としては気持ちの良い天気です。

ライトエリアには小型のレインボーがわんさかと泳いでいます。


最下級心の声『今日は、渓流を想定してバラさない釣りを心掛けよう!』

…等と、最下級釣り師である事を忘れて、釣れる事を前提に変な妄想が捗っております。

管理棟の前に、紺色のジムニーが停まっております。
どうやら、ダンディー管理人さんがいらっしゃるようです。
しかし、最下級釣り師の事など忘れてしまっているでしょう。

受付をする為、管理棟に入ります。

最下級『おはようございます!ライトエリア2時間でお願いします!』

ダン管『おはよう。おっ?久し振りやね』

覚えてくれていました!
と言うより、あのへっぽこフライキャストは忘れたくても忘れられないのでしょう。
気の毒な事をしてしまいましたf(^_^;

受付をして、第2ライトエリアへ入りました。

ちょっと驚くこのマネキン。

彼はここの守り神で、鳥類からレインボー達を守っているのです。

因みに、ダンディー管理人さんから聞いたのですが、ここにはミサゴやオオタカも飛来してくるとの事です。

先ずはDrミノージョイントで様子を見ます。
早速ヒットしたのですが、ランディング寸前でバラしてしまいました。

『バラさない釣りを心掛ける』とか偉そうな事を考えていたくせに、いきなり雑な釣りをしてしまいました。

そしてその後は、驚くほど反応がありません。
ちょっとルアーを変えようかと思っていたその時です!

後ろに気配を感じ振り返ると、カメラを持ったダンディー管理人さんが立っています。

本日の新着情報の写真を撮影するつもりのようです。
ライトエリアは私のみで、ここはカッコ良く釣り上げている写真を撮って貰うしかありません!

ルアーを手堅く、フェザージグにしようとした時です。
ワレットがありません…車に置き忘れたのかと思い、ダンディー管理人さんに『ワレットを車まで取りに行ってきます』と言ったものの、車にもありません。

どうやら、家に置いてきたようです(-_-;)

手持ちのルアーで釣るしかありませんが、小型のシャロークランク数個と、Drミノージョイントの色ちがいが3個、それと後はグルグルXの色違いが2個のみです。

この中から私の実力で、確実にヒットに持ち込めるのはグルグルXしかありません。

しかし、まだ釣りを始めた段階でこれを使うには、ダンディー管理人さんの目が気になって仕方ありません。

とは言え、このまま釣っていても状況は厳しそうですを

そこで、第1ライトエリアへ移動して、まだスレていない魚を釣る事にしました。

ダンディー管理人さんと移動します。

目論見通り、ダンディー管理人さんからアドバイスを頂きながら、Drミノーで見事レインボーを釣る事が出来ました!

この時は、カッコ良くランディングしている写真が楽しみで仕方ありませんでした。

そう、この時は…

ダンディー管理人さんは『レンジが大事やで』とアドバイスを残し管理棟へと戻られました。

さぁ、これで遠慮なくグルグルXを使えます!

ここまでで、既に30分を越える時間を消費してしまいました。

再び第2ライトエリアに戻り、グルグルXを使ってみると…





魚の反応が凄く良くなりました!

本日の最大となる尺虹鱒です(笑)




結局、この日の釣果は5匹、バラシは8匹となりました。

やはり、バラシが多いです( ´~`)

個人的な感想ですが、やはり小型の魚の方がバラシの確率が高そうです。
渓流を想定して、ライトエリアで練習してバラシ対策を考えるのも良いかもしれません。
ここで、色んなスイミングフックをテストするのもアリですね。

この後は所用を終わらせ、昼からのんびりする予定でしたが、天気が良かったので久々にロードバイクで、往復一時間の山登りに行って来ました。

実は、数年前から健康診断で血液検査が引っ掛かっており、お医者さんからも運動をするように忠告されているのです。

そして、ここ最近体重が右肩上がりなのも気掛かりでして…f(^_^;

約1年ぶりに出して見ました。
リドレーエクスカリバー2008モデルです。

コンポはカンパニョーロのケンタウル。
流石に、10年前のモデルなので、フレームの外をワイヤーが走っていたりして古さは隠せませんが、個人的にはまだイケてるフレームだと自負しております。

久々なので…と言うか、元々自転車も最下級だったので(笑)、登りは一番軽いギアにして、クルクル足を回そうと意識しますが、全然回せません(泣)

それでも、『絶対に休憩無しで登りきる(低い山です(笑))!』と決めていたので、『ゼーハーゼーハー』しながらゆっくりではありましたが、山頂に到着しました。

カーブミラーの所が山頂です。

登り切った所で、倒れ込むほどヘロヘロになってしまいました。

一番良く乗れていた頃から比べて、15㎏近くは体重が増加しているので、自業自得言えばそれまでですが、ここまで体力と筋力が落ちてる事に愕然としました。

この先、まだまだ釣りを楽しみ、あちこち行って美味しい物を気にせず食べるには、何か運動をした方が良さそうですねf(^_^;

その日の夜、チーチクをアテにビールを飲みながら(全然反省していない…(-_-;))『なごみの湖』の新着を見てみると…

あれれ??
私が写っていな…いや、写っていました。

想像していたのは、もっとカッコ良くランディングしている筈だったのですが…

現実は、小太りのおっさんが、少しオネェっぽく魚をすくっています。
想像と違う自分の姿に愕然とします。

やっぱり…運動しよう。。。
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醒ヶ井養鱒場 川魚料理は高級なのです

2019-06-03 22:14:08 | 日記
醒ヶ井養鱒場へ、家族で遊びに行ってきました。

ここは、滋賀県米原市にある鱒類の養殖施設となっております。
山の中にあり、とても素晴らしい環境です。

のんびり家を出発した為、私達家族が到着したのは丁度昼時で、到着が遅かったのもあるのでしょうが、予想以上の賑わいです。

正面の有料駐車場が満車で、第2?駐車場へ回されました。

しかし、ここでも満車状態で、帰りそうな車の前でハイエナの様に待ち伏せをします。

待ち伏せ中の最下級釣り師

この奥にある黒い車が出るのを待っています。

出ようとしている人達にとっては、無言のプレッシャーに急かされ、さぞ嫌な思いをされた事と思います。

しかし、こちらは退屈なドライブに痺れを切らした朱流に、腹を空かした嫁のイライラがピークに達しようとしています。

なりふりかまっていられません!

車が移動したと同時に、直ぐに私が入り込み、デリカを誘導し、無事に駐車出来ました。

すると、目の前のお食事処のおばさんが声を掛けてきました。

『うちで食事したら、駐車場代がタダになるよ』

このタダに釣られてお店に入ってしまいました。
しかし、これが悪魔の囁きだったと家に帰ってから気付くのですが、それはまた後ほど…

ここは渓流魚のお食事処、『養鱒センターきたがわ』さんです。

中はとても綺麗で、数組のお客様がお食事をされています。
外の車の数からすると、お客さんの数が少ないのが気になりましたが、お腹が空いていたので、案内された通りに席に座りました。

おばちゃん『いらっしゃい。どのコースにしようか?』

最下級・嫁心の声『…高っ!

(メニューの写真を撮り忘れたので、食べログさんからの画像です。最新のメニューではありません。今は、これより少し安いコースもあったように記憶しております)

お客さんが少ない謎が解けました。
どうやら、我々の様なカースト最下位である、最下級家族が入っていい店ではなかったようです。

背中に嫌な汗がでてきました。

そして、朽木渓流魚センターのお食事処にある、リーズナブルでお得な定食シリーズは一切ありません。

後は高価な単品のみです。

嫁と相談していると、痺れを切らしたおばさんがイライラしながら問い詰めてきます。

おばさん『どうする?どのコース?』

嫁『じゃ、虹鱒のコース(だったかな?)と、あと単品で…、すみません、ライスってありますか?』

おばさん『あるよ。450円やけどね』

嫁『……(絶句)…』

何て事でしょう!
ライスが450円とは破格の値段です!!
我々家族には理解が出来ません!
これじゃ、吉野家の牛丼並盛を頼んでもお釣りが来ます。

いやいや、このような高級料理店では、当然の価格なのでしょう。

そして、今さら駐車場代を払うなど、口が避けても言えません。

仕方ないので、虹鱒のコース(だったかな?)一つとライスを一つ頼み、家族で分けあって食べる事にしました。

運ばれてきた料理の数々です。











もう、想像以上のお値段にやられてしまいました。
『一杯のかけそば』ならぬ『1コースの鱒料理』です。

1コースの鱒料理を分けあって食べている貧乏な家族を、お店の人はどんな気持ちで見ているのでしょうか…
また、他のお客様に『最下級家族のくせに、この店の気品と空気が汚されるわ!』等と思われていないでしょうか…
と小心者の最下級は落ち着いて食べれません。

そんな状況のなか、更なる試練が訪れます。
突然、朱流が大きな声で…
朱流『朱流ちゃんこの魚嫌や!このお刺身美味しくない!このフライの衣だけちょーだい!』

うわぁ、もう完全にお店を敵にしてしまいました。
1コースしか注文出来ない最下級家族のくせに、とんでもない暴言です!
急いで食事を済ませ、お店を後にしました…。

今回、甲斐性の無い私のせいで、家族にまで惨めな思いをさせてしまいました。
たかが400円を浮かす為に、心に大きな傷を負ってしまいました。

そして、朱流には普段から安っぽい物しか食べさせていなかったせいか、この高級店では衣しか食べる事が出来なかった事に、親として食育が出来ていない事を痛感致しました。

そして今後の教訓として、もし再びここへ来る事があったとしても、この高級料理店の敷居は跨がず、素直に駐車料金を支払いたいと思います。

初っぱなからメンタルと財布の中身をズタズタにされた貧乏最下級家族は、ここで帰るか、養鱒場のゲートを潜るかの選択を迫られます。

しかし、今日は家族で楽しく過ごすために、高速を使い、約一時間かけてやって来たのです。
ここで帰っては、これまでの苦労と高速代、燃料代が報われません。

結局、養鱒場のゲートを潜る事にしました。

そして、当然ではありますが、ここでも出費があります。

朱流は無料となり、大人2人で1000円になります。
今の我々にとっては、1000円を払う事の重圧より、この無料と言う言葉が救いの呪文の様に心に響きます。

最下級・嫁心の声『何て良心的なんだ…』

完全にメンタルがおかしくなっております。
今なら、怪しい羽毛布団販売のセールスマンにも、簡単に釣られてしまいそうです。

そして、駐車場が満車になっていたのは、当日は『新緑ます祭り』との事で、色んなイベントに参加する為、多くのお客様が来られていたようです。

しかも、お祭り特典で、バケツの餌が300円と、通常価格500円よりもお安くなっています。

哀れな貧乏最下級家族を、神はまだ見捨てていませんでした。

早速、バケツ餌を購入し、養鱒場に入りました。

そこには、鱒達にとっての楽園がありました。
沢山の人工池には、無数の虹鱒、イワナ、琵琶鱒?が泳いでいます。

朱流が餌を投げ込むと…

我先にと、鱒が群がってきます。

そこには、養殖には養殖の世界に生きる鱒達の、厳しい世界があるようです。

朱流は、無数の人工池にいる鱒達に餌をやる事に夢中ですが、私は場内を流れる川にいる鱒達に餌をやる事に夢中になりました(笑)



魚は少ないですが、餌の着水と同時にダッシュで、良型の鱒が何の疑いもなく餌に突進する様子は、とても気持ちがいいものです。

こんな川があったら…と妄想をしている私を放って、気がつけば嫁と朱流は何処かへ行ってしまいました。

嫁と朱流を追いかけ、更に歩いているとルアー釣り場へ到着しました。





昼過ぎと言う最も釣れにくい時間帯だからなのか、釣り師は殆どおりません。

釣りをしたい欲求を抑えて、嫁と朱流を探します。

すると、前方で多くの子供達のはしゃぎ声が聞こえます。

どうやら、魚のふれあいコーナーのようです。
そこに朱色もいました。

既に靴を脱いで足を水に入れています。
聞くところによりますと、想像しているよりもかなり冷たいとの事で、水の中には大漁の鱒と数引きの蝶鮫が…って、蝶鮫!!???

何故か蝶鮫が泳いでいます。

鱒は泳ぎが早く、子供達では中々捕まえられない様子でした。
しかし、残念ながら蝶鮫は…

朱流にさえ捕まってしまうほど、弱っているご様子でした。

朱流には、この後早々に上がって貰い、蝶鮫達を休ませる事にしました。

それにしてもここの鱒達は、この数の子供達を相手に、1日逃げ回っているのであれば、下手な天然の川で泳いでいる魚より、ずっと運動量が多いのではないでしょうか。

この養鱒センターを一つの企業とし、ここの魚達を社員とした場合、このふれあいコーナーに配属された社員達はハズレ人事だな…と、自分の会社に置き換えてしまったのは、私だけではないでしょう。

気の毒な話です。


この後は、休憩所で朱流を着替えさせ、イベントに参加してみました。
キッズコーナーのストラックアウトに…

琵琶鱒の味噌汁無料配布があります。
最下級釣り師であり、最下級国民である私が列に並びます。
琵琶鱒の味噌汁担当のおばちゃんが、『これで最後でーす』とアナウンスを始めました。

しかし、ギリギリの所でゲットする事が出来ました!

到着早々、予想外の出費がありましたが、ここに来てやっとツキが回って来たようです!

お味噌汁の感想は、琵琶鱒を使ってます!と言われなければ、お魚の入ったお味噌汁でしかありません。
しかし、そんな事はどうでもいいのです。
ギリギリの所で間に合った事実だけで満足です。

そんな事ではしゃいでいる私を無視して、嫁と朱流はいつの間にか、美味しそうにかき氷を食べていました。

私もこちらにすれば良かったと後悔しました。

一通り回って、最後に『さかな学習館』に来ました。
ここでは、醒ヶ井養鱒場の歴史や、養殖方法を学べます。
とは言え、私は水槽の虹鱒の幼魚やイワナに釘付けです(笑)

思った以上に、パーマークがくっきりな虹鱒の幼魚です。

今年は渓流で出会いたいイワナです。

結局、何も勉強せずに出て来てしまいました。

『お魚学習館』の前にも人工池があるのですが、とてつもなく大きな鱒が泳いでいました。

イトウでしょうか?

本当に大きくて、少々不気味な感じがします…


ここまで私は知らなかったのですが、嫁と朱流はスタンプラリーをしていたようです。

どうやら、餌釣りエリアに押し残したスタンプがあるようで、再び来た道を戻ります。

そして、餌釣りエリアで最後のスタンプを押して完成です!

朱流も満足そうです。

流石嫁です!
お金を掛けず、朱流に養鱒場を歩かせるよう仕向けていたようです。

そして、今日の私は鱒に目を奪われてしまい、家族を蔑ろにしてしまった事を反省しなければならない日となってしまいました。

そして、家に帰ってから醒ヶ井養鱒場のHPを見ていると、この日の『新緑ます祭』の記事が出ていました。

他のイベントとして、琵琶鱒を含む三色丼が700円であったり、ます釣り体験等もあったのですが、実は、私達家族が祭のメイン会場に着いた時には、既に三色丼は売り切れで、ます釣り体験は定員が一杯となり受付が終わっていました。

次回は、下調べをしてイベントを満喫しようと思います(嫁と朱流が行きたいと言えばですが…)。

まぁ、色々ありましたが、終わってみれば楽しい…ん?…あれ?

赤丸の所…

拡大すると…


何でやねーん(゜o゜)\(-_-)

駐車料金、タダやないかーい!!

凄く残念な気持ちになってしまいました
( ノД`)

世の中、知らない事が幸せな事もあるって、本当なんですね(-_-;)
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