釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

渓流釣行 2024年 其の一 

2024-04-22 22:16:00 |  実釣

遅くなりましたが、私もついに渓流解禁しました!

今年の渓流初釣行も昨年と同じ支流へ。

昨年同様に、林道終点に車を停めてから自転車で下流へ下り、そこから遡行していくパターンです!

ただ、今年は昨年よりも更に上流へ遡行することが出来ました!
去年は初めての渓だったので、遡行にも多少時間を費やしましたが、今年は既に知っている渓なのでスムースに進めたのと、冬の間は土日に毎週それぞれ1時間づつエアロバイクでトレーニングしていたので、体力も昨年と比較すれば間違いなく向上しています。


体重も、去年8月がピークで69.8㎏だったのが、現在63㎏と軽量化にも成功!

準備も万端!いざ渓流へ!!


今回の相棒も、前回と同じ”ターン クレスト”
途中から林道走行になるのでMTBの33rpmの方が実用的ですが…
山中とはいえ、万が一盗難にあってしまうと精神的ダメージが大きいので…
それと、ミニベロの積載性の良さはとても魅力的で、タイヤを外さなくても車内積載できるのはとてもありがたいです。

もう一つ準備していたことが、”ターン クレスト”のブレーキ交換です。

ブレーキレバー シマノ ティアグラ BL-4700

キャリパーブレーキ シマノ BR-R451


ノーマルのブレーキは効きが甘く、ダウンヒルでは斜度にもよりますが、恐怖を感じるレベルです。
調子に乗って飛ばしすぎると、コーナー手前で思いっきりブレーキをかけても減速しきれず、オーバーランしてしまいます…(恐)

交換後はさすがシマノさんです!
制動力UPで下りがとても快適になりました!
クレストでのブレーキ交換で注意することは、フロントもリア用を使うので、購入の際は両方ともリア用で購入する必要があります。
それと、ほかのグレード、例えばティアグラはアーチが短く取り付けできないので注意して下さい。
私は、調べもせず、ティアグラのブレーキレバーとキャリパーブレーキを購入したので、キャリパーブレーキだけ買いなおす羽目に…(泣)

今年は自転車も快調!
ただ、林道は乗って走れる自転車ではないので、えっちらおっちらと押しで行きます…(汗)
でも、山桜?が咲いている景色に癒されとても気持ちがイイ朝です!

春らしい日差しも気持ちイイ!
えっちらおっちら歩きながら…


入渓点へ8時前に到着!
クレストを木に抱き合わせてチェーンをかけ…
「旅小僧 16号様」に今年の渓流釣行の安全と豊漁をお祈りして…


いざ、実釣開始!!
去年は入渓点付近では魚影さえ確認できない状況でしたが…

今年は入渓早々あっさりと釣れました!
サイズは15㌢くらいですが、とても嬉しい一匹です!

感謝を込めて優しくリリース。
そして、この後も直ぐにヒットしたのですが、ランディング前に痛恨のバラシ!
それでも、反応があると俄然やる気が沸いてきます!

しかし、それ以降はいつものパターン…全く反応がありません。
涎が出そうなポイントですが、ここでも反応なく高巻します。
画面に映ってる左側を少し戻ってから登って行きます。
登っているときは中々の斜面ですが、登ってしまえば楽なものです。


YouTubeで、”しろめしぐい”さんの渓流動画を見させて頂いてるお陰で、難所を越えるのが楽しくなってしまいました(笑)
けど、平坦なごろた石の上で転倒しても、大けがに繋がる恐れがあるのが渓流です。
十分に注意することと、無理をせず退渓する重要性は身に染みて理解しています。

そんなことを考えながら砂防ダムを越えて入渓しようとしたところ、大きな鳥が飛び立ちました!
釣り師にとってにっくき敵である”鵜”です!

鵜と言えば…
全然関係釣りとは関係ありませんが…
赴任前の職場でのお話です。
鵜〇〇君という若者が私の班へ配属となりました。
しかし、中々コミュニケーションが難しく我が道を行く鵜〇〇君。
今でも記憶にあるのが、全体朝礼で上司が喋っている最中に、上司に背中を向けたかと思ったら、大きな欠伸をして朝礼中にフラフラ歩き回る始末…
温厚な上司もその態度に顔が徐々に大魔神へと変貌し、今まで聞いたことのないような声で、「ぐぅおらあぁぁぁぁぁ!!鵜〇〇!!!」と…
その後も職場のメンバーとも馴染めず、会社を辞めてしまいました。
なぜか”鵜”を見ると、同じ漢字が名字にある彼のことを思い出してしまいます。
どうでもいい話ですが、あの強烈なキャラクターを生涯忘れることはないでしょう…
大きく話が脱線してしまいました。

下の画像の真ん中あたりの、コケの生えた岩に鵜がいました。
個人的にはいかにも釣れそうなポイントなのですが、さすがに鵜がいたところでは魚影すらありません。

普段なら焦って我武者羅に釣っているところですが、今回はすでに1匹釣っているので気持ちに余裕があります。

新緑の季節を堪能します。
最初の砂防ダムを越えても、入渓点と変わらずなだらかな渓相が続きます。
ですが、このごろた石の渓相は地味に足へのダメージを蓄積させます。

しばらく遡行すると、徐々に渓相が山岳渓流に変わってきます。
そして、この辺りから反応が出始めました。
このポイントでは、3回ヒットするものの、すべてバラシてしまうという失態…
しかも、その内の1匹は20㌢ほどのアマゴで、下からルアーを引ったくるのが見えましたが…
そのアマゴが、この日一番のサイズだったので残念でなりません(泣)

その後も2回バラシが続き、午前中に目標としていた砂防ダムに到着しました。


時刻も丁度12時過ぎだったので、昼食タイムです。


昼食を食べながら午前中の反省…
バラシが多すぎました。
朝の1回、途中の3回、後半の2回の計6回のバラシです。
これをすべてキャッチしていれば、渓流釣行初めてのツ抜けも夢ではなかったのですが…
まぁ、バラしの多さは今に始まったことではありませんが…(泣)

午後からは先ほどの砂防ダムを越えるのに、一度林道に出てから高巻きます。
20分ほど歩いて、入渓点に到着したところで”シマヘビ”のお出迎えがありました。
4月は日が当たる所でヘビが日向ぼっこをして体温を上げているのをよく見かけます。
当然、マムシやヤマカガシといった毒蛇もいるので、足元には十分注意する必要があります。
もし、草原のような足元が見えにくい所に入るのなら、棒を持って進行方向を叩きながら進むのが安全ですね。

入渓点から釣り上がりますが、魚影すら確認できず厳しい状況が続きます。

昨年切り上げた所まで来ましたが、1回だけルアーを追いかける魚影があった程度です。

そして、いよいよここからが新規開拓ポイントです。


この瞬間はワクワク感が半端ないです!
でも、越えられない堰堤や、ゴルジュがある可能性もあります。
不安も入り混じりながらの冒険です!
「人生は冒険や!」なんて言ってたお子様がいらっしゃいましたが、渓流にはこの言葉が似合うと個人的には思ってます(笑)

そして不思議なことに、ここから一気に釣れ始めました!

おチビちゃんばかりですが、この日一番の美アマゴちゃん…


こちらも綺麗なパーマークです!


サイズアップが欲しいところですが…


釣れたアマゴは似たり寄ったりのサイズで15㌢くらいです。
小さいですが、釣れるまでの過程や景色であったり、アマゴの綺麗なパーマーク…
サイズだけでは推し量れない感動があります!

時間の許す限り遡行する予定でしたが…
突然ゴルジュが出現!


両側が断崖絶壁で登れそうにありません。
少し戻ってから高巻くことも可能そうでしたが、かなり上まで登る必要があり、釣行予定時間の残り時間が30分くらいしかなかったので諦めることにしました。
川を下り脱渓ポイントから車へ向かいます。

脱渓ポイントで納竿されてる仙人様がいらっしゃったので、「こんちは!」と挨拶したらお互いの釣果報告会になりました(笑)

仙人様は、私よりも更に上流で釣りをされてたとのことです。
仙人様はこの渓のことをとても熟知している方でした。
因みに、私が諦めたゴルジュより先はイワナ天国とのことで、仙人様は20㌢を頭に6匹釣ったとのことです。
ただ、この日はサイズが小さく、お土産は20㌢の一匹だけとのことですが、良型のイワナも潜んでいるようです。

更に、最上流へ向かう入渓ルートまで教えて頂きまして、とても貴重な情報提供に感謝しかありません!

次回の渓流釣行が楽しみになりました!!

車に戻ってウェーダーを脱いで、デリカのラゲッジスペースに寝転がり小休止…


昨年よりも更に長い距離を遡行しましたが、心地よい疲労感がある程度です。
ソックスウェーダーに履き替えて機動力が上がっているのは当然ですが、やはりトレーニングが効いています。 
やはり渓流釣行には、トレーニングが有効であるのは間違いありませんね。

少し休んでから、自転車を回収して帰路につきました。
とても楽しい渓流コースなのですが、自転車を回収するのに1時間程かかるのが辛いところです…


さてさて、次回は5月に渓流釣行を別支流で計画していましたが、ここの最上流目指すのも面白そうです。

昨年は渓流でイワナさんにお会いしていないので、そろそろイワナさんにもご挨拶したいですね〜(笑)
コメント (4)
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