釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

衝撃!ライトエリアの伝説 part1

2018-06-06 08:51:00 |  実釣
久しぶりになごみの湖へお邪魔させて頂きました。

前日から、本湖でルアーにするか、ライトエリアでフライにするか悩みに悩みました。
結局、出発前まで決められずルアー、フライ両方を持ち込みました。

8時になごみの湖へ到着しました。
素晴らしい快晴です。


いよいよ最終決断です。

なごみの湖のHPを見ると本湖も連日良く釣れているようです。
そして、今日は釣り客も少そうなので本湖でビッグレインボーを釣らさせて頂く事にしました。

しかし……

ルアーケースが何処にも見当たりません。
お家に忘れてしまいました。
幸いフライケースはあったので、ライトエリアでフライの練習をする事にしました。

今日は気合いを入れて5時間券を購入しました。
ライトエリアはまだ誰も入っておりませんでした。
なので、今日は第1ライトエリアと第2ライトエリア両方で釣りをさせて頂く事にしました。

先ずは第1ライトエリアから開始です。
沢山のレインボーがライズをしております。

無数のレインボー達が見えるでしょうか?

はやる気持ちを抑えきれずに、中々ラインが結べません。
何とか完成し、ドライフライを付けての第1投です。

バシャーン……

ロッドの差し込みが甘かったようで、穂先が抜けて池の中にダイブしてしまいました。

そのとたんに、沢山いたレインボー達が散り散りに何処かへ行ってしまいました。

本当に一人で良かったです。
他に釣り人がいれば顰蹙ものです。

それにしても、釣れないくせに自分でハードルを上げてしまう辺り、流石最下級釣り師と言えるでしょう。

レインボーにプレッシャーを掛けてからの第2投目ですが、やっぱり全然飛びません。
ヘロヘロとしなったフライラインと一緒にドライフライもヘロヘロと着水しました。

流れに乗せていると、たまにレインボーが見に来ますが食べようとはしません。

ドライを直ぐに止めてウェットに交換しました。

何度かキャストしているうちに、少し飛ぶようになってきましたが、飛距離は全然足りてません。

それでも流れに乗せているとマーカーが引き込まれました!
本日の初ヒットとなるレインボーです。

ライトエリアのレインボー達は、サイズはともかくこんな最下級釣り師にもちゃんとサービスをしてくれます。

今日は水質がクリアで魚が良く見えます。
たまに大きな魚影を見かけます。
『立派な鯉やなぁ』と、……???
私だけかも知れませんが、今までライトエリアで鯉を見た事はありません。
よーく目を凝らしてみると、間違いなくレインボーです。
確実に40オーバーです。

なごみの湖のHPに、ライトエリアの紹介でビッグレインボーを手に写真に写っておられる方がいらっしゃいますが、あれは営業用の写真かと思っていました。
私にとっては、伝説のタキタロウに出会したくらい衝撃的でした。

つ…釣りたい……

最下級とは言え釣り師の端くれであります。
大物を釣りたい欲求だけは、最上級釣り師にも負けません。
しかし、どうすればいいのかさっぱり分かりません。

取り敢えずビッグレインボーを狙ってフライをキャストしますが、全く釣れる気がしません。
流石にプレッシャーの掛かりやすいライトエリアの主です。
最下級釣り師など相手にしてくれません。

それでも、20~25㌢クラスは私を慰めてくれる様にポンポン釣れます。

もう何匹釣ったか分かりません。

相変わらず飛距離は出ませんが、ちょっとキャストにも慣れて来たので、他の釣り人が来る前に第2ライトエリアへ移動する事にしました。

part2へ続く
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自作ランディングネット 下塗り part7

2018-06-04 23:02:00 | 日記
part6からの続き

今回、奇跡が起こりました。
それがこれです。 


如何でしょうか?
全てをかき消すかの様な褐色のボディへと変身しました。
私の理想にかなり近い褐色です。
決して、日サロに送り込んだ訳ではありません。

それでは進めさせて頂きます。

下塗り開始です。

先人方のブログでは、先ずはオイルを塗布されるとの事でした。
私としては桧の白色ではなく、茶色っぽくしたいと常々考えておりました。
しかし、色を塗った事により木目が無くなるのは避けたかったのです。

これもとあるブログを参考にさせて頂いたのですが、木目を残したいならオイルで色を着けた方が良いとの情報を得て、ワトコを使わさせて頂きました。
ワトコカラーオイル、ミディアムウォールナットです。
[user_image 28/17/2184aedadb03455c1af741cb387227c8.jp]

ワトコを塗布した直後が最初の画像です。
ほぼ理想通りです。
そして、汚れも何処かへ消えてしまいました。

ワトコの塗布は、刷毛で塗るよりウエスに染み込ませて塗った方が良いとの事で、埃が出難いウエスを購入しました。

刷毛を使っての塗装をしていないので刷毛の使い心地は分かりませんが、ウエスの方は塗りムラを調整しやすい様な気がします。

1回塗布して1時間乾燥。
それから2回塗布して乾燥させワトコの塗布を終了しました。
2回の塗布で十分満足出来る理想のカラーとなったのでここまでとしました。
ただ、フレームの先端辺りが接着剤の影響か何かは分かりませんが、色が着きませんでした。
残念です。

とは言え、色を着けて誤魔化しす事が出来たのは桧だからなのかもしれません。
木目や素材の色を生かしている銘木の場合はどうなんでしょう?
色を着けるのか?

自作ランディングネット、後半に来てからいい方向に向かい始めましたかの様に思いました。

ところが……
次の画像です。

これはウッドシーラーを塗布し乾燥させた状態です。
褐色のボディからちょっと色が抜けています。
何故でしょう?
シーラーが何か関係しているかも?的なブログを拝見させて頂いたのですが、これがそうなのかもしれません。

それでは、ウッドシーラーの工程です。

これは時間が掛かりました。
ウッドシーラーについては、上塗りの塗装が木に浸透するのを防ぎ塗装の密着性を良くするそうです。

ただ、先人方のブログではサディングシーラーを使っており、私もサディングシーラーをホームセンターで探したのですが、シーラー商品がウッドシーラーしかなく仕方無く購入しました。
では、私が買ったウッドシーラーと何が違うのか?

サディングシーラーとは?で検索すると以下の事が書かれていました。
・吸収性の良い木材が仕上げ塗料を吸い込まない様にする。
・古い木材の劣化、ひび割れ等を補修。
・仕上げ塗料との密着性を上げる。

ちょっとサディングシーラーの方が利点が多そうですが、似たような物のようです。
しかし、ギターの塗装をしている方々はウッドシーラーの上にサディングシーラーを塗布されていますね。

何が何だか分からなくなってきました。

兎に角、シーラーを塗っておいた方が無難と言う事だと思います。
ここまで来てから後悔はしたくないですからね。

私が購入したウッドシーラーです。

ウッドシーラーを刷毛で塗布する前に刷毛の埃、抜け毛を処理してからにした方が無難です。

そう言えば、朝起きて枕に着いた抜け毛を数えるのを止めたのは何時からだったでしょうか。
切なくなる思い出なのでこの辺にしときます。

また、液だれをさせたくなかったので、ウッドシーラーは薄め液で少し薄めました。
購入した薄め液です。

うすめ液は刷毛を洗うのにも重宝します。

ウッドシーラー塗装の工程です。
★シーラーを刷毛で塗布→1日乾燥
これを5回繰り返しました。

朝、出勤前に塗装。
次の日も出勤前に塗装………

これを5日です。
作業自体は簡単ですが、時間が掛かりました。
そしてウッドシーラー塗装後、乾燥すると色が少し薄くなってしまいました。

残念ですが、シーラーまで塗った後なのでここからシーラーを剥がしてとなるとキツいので、そのまま続行する事にしました。

これはこれで悪くない色なのですが、あの褐色が気に入っていたので残念です。
次は濃いウォルナットにしようと思いました。

次は?
また、ランディングネットを作るつもりなのでしょうか。
少し調子に乗っているかもしれません。

最後にサディングです。
♯600のペーパーで擦ります。
イメージとしては全体の面を慣らす感じでしょうか。
力を入れず時間をかけて擦ります。

勿論、ランディングネットです。

力を入れるとこんな風にシーラーが剥がれてしまいますので注意しましょう。

全体的に白っぽくなると面が出ている状態の様です。

またまた分かり難いですが、まだ表面が均一になっていません。
本当はもっと滑らかにしなければならないのでしょうが、私のランディングネットはそこまで綺麗にしてもさほど代わり映えしそうになかったので、そこそこにしておきました。

最後にフレームの穴がウッドシーラーで詰まっているのをドリル、爪楊枝を使って通しておきます。


これで下地処理が出来ました。
ここまでで約1ヶ月。

土日の家族サービスで空いた時間と、家族が寝た後、出勤前と空いた時間を
駆使してランディングネット作りに励んでいます。
そして、この時期なのにランディングネットにうつつを抜かし5月は釣行回数が2回(金魚釣りは除外しております)です。
この最高の季節を犠牲にして、一体何をやっているのでしょう。
これでは本末転倒です。

ランディングネットを作るならやはりシーズンオフがお薦めです。
その方が落ち着いて制作に打ち込めるでしょう。

いよいよ次回はウレタンニスの塗装です。
その前に、レタリングでネームを入れてみようかと画策中であります。

最下級の分際で、レタリングを入れるとは、調子に乗っていますね。
『最下級』とでもいれておきましょう。

それではまたお会いしましょう。

part8へ続く
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状況を考察する時、自分の可能性を入れてみました

2018-06-01 07:54:00 |  実釣
突然ですが、5月に入ってからは釣りは1回しか行っておりません。
(金魚釣りは除外しております。) 

少しランディングネットの製作に時間を掛けすぎていた様です。
現在、自作ランディングネットは塗装工程に入っておりまして、乾燥に時間が掛かるだけで手間を取られる事がなくなりました。

そこで釣りへ行く事にしました。
なごみの湖か久多川か悩みましたが、久多のアマゴに会いに行くことにしました。

朝5時30分に出発し、6時40分に大黒谷に到着しました。

天気は曇りです。

私でも分かる前回の釣行との大きな違いは、川の水位が低い事です。
久多川のHPにあるブログを拝見させて頂いているのですが、どうやら川の水位が下がるとお魚さんの元気がなくなるようです。

それでも前回、調子にのって『ミノーの使い方がおぼろ気ながら分かった』などと豪語した自惚れ屋さんの最下級釣り師は、この時点では釣れると確信しておりました。

早速準備をして入渓です。

入渓した所にはまだ新しそうな足跡がありました。
昨日かもしれませんが、朝一に誰かが釣りをした可能性も十分考えられます。

その時です!

突然、反対岸で木が大きく揺れ始めました。
久多川で一番ビビった瞬間でした。
木から2匹のサルが降りて来ました。

熊で無かった事に一安心したのですが、これからが不安になりました。

景気付けにオモチャの銃を2発打ってからの釣り開始です。

入渓してから気付いたのですが、虫が多く飛んでいます。
これも前回の釣行との大きな違いです。

前回、連続ヒットのポイントに到着しました。
丁度、アマゴらしき魚がライズをしておりました。

前回と同じDrミノーをキャストし、トウィッチで引いて来ますが、追ってくる魚影は見当たりません。
ライズはたまに出ていますが、ミノーには無反応です。

ここで私は最下級なりに4つの考えに到達しました。
①水位が下がった事により魚の活性が下がった。
②朝一にグレートな釣り師により、既に魚を抜かれポイントが終わってる。
③虫がやたら多く飛んでいる事から、アマゴが虫の補食に夢中でルアーに興味がない。
④私の実力。

私の考えなど取るに足らない物であり、④以外確証は何もありませんが、一つずつ考察してみようと思います。

何れにせよ最下級釣り師には辛すぎる状況です。
しかし、この先にパラダイスがあると信じて進んで行きます。

ところが、この先も前回アタリやヒットのあったポイントでもライズは見られるのですが、Drミノーには全く反応しません。
1回だけ追いかけてくる魚影がありましたが、前回の様な勢いはありません。
しかし、ライズがある以上はそれほど活性が低い訳ではなさそうなので、①の可能性は除外しました。

また、入渓した所の砂地には、新しそうな足跡がありましたが、奥まで来ると足跡も見かけなくなりました。
それでも魚の反応が悪いと言う事は、②の可能性も低いと思われます。

それと、気になったのはやたらクモの巣が多い事です。
気が付けばロッドや腕、帽子もクモの巣だらけになっています。
どうやら魚だけでは無く、クモも飛んでいる虫を補食するのに頑張っているようです。
それだけ虫が多いと言う事でしょう。

そこで私が出した答えは『マッチ ザ ハッチ』です。
たくさん飛んでいる補食対象となる虫と、虫からかけ離れたルアーではアマゴが反応しないと言う事です。

と言う事は今日の釣れない要因は③の可能性が高くなってきました。

それでも負けずにDrミノーをキャストし続けます。

腕も腱鞘炎になる程とは言いませんが、結構疲れて来ました。
そして、若干ジメジメした日でもあり、ウェーダーの中は汗まみれです。

時間は9時40分。
このまま粘っても釣れる気がしません。
午前の時合いも、もう終わりかけです。

どうせルアーで釣れないなら、今日こそフライで来るべきだったと、まともにキャストも出来ない癖に後悔しました。
とは言え、フライで来たとしても後悔していた事に変わりは無いでしょう。

もう帰ろうか、それとも朽木の管理釣り場に行くか悩みましたが、折角久多川へ来たので中の町方面で釣りをして帰る事にしました。

一度脱渓し、車で中の町へ移動しました。

中の町から上の町を目指してアップで釣り上がる事にしました。

ほどなくすると前方に餌師かテンカラ師か分かりませんが釣りをされている方がおられました。

『先に行ってもいいですか?』等、口が裂けても言えないので、上流へ釣り上がる事は諦めました。

次はダウンの釣りです。
相変わらずDrミノーにはアタリすらありません。

流石にミノーを投げ続ける事に疲れ切ってしまい、気分転換でノアのスプーンへ変えてみました。

ダウンクロスでチャラ瀬をややスローぎみにリトリーブしていた時です。

ロッドにアタリがあり合わせた瞬間、アマゴらしき魚がジャンプしました。
そして、何時もの様に針が外れてバラしてしまいました。

しかし…ヒットしたのは偶然なのでしょうか?

それからノアをキャストしていると、急にアタリが出始めました。
しかし、針に魚が掛かる事はありませんでした。

何はともあれ、スプーンに変えてから確実に魚の反応は良くなっています。

何故でしょう?

それは魚に聞かないと分からない事ですが、確実に言える事はヒットする可能性の高いルアーを、朝まずめの貴重な時間に使わなかったのは非常に不味かったかもしれません。

それから時間は流れ、お昼前には日が差し始めアタリもなくなったので納竿としました。

午前中延々と歩き続けた割に成果は無く、最下級の名に相応しいボウズと言う結果になりました。

では、私が出した4つの可能性について。
答えは④しかないでしょう。

結局は自分で出来る事を何もせず、釣れない原因を状況が良くないと判断してしまった事がボウズになったのではないでしょうか。

それでもこの様に、自分の可能性を考慮出来たので、少しは成長出来たのかもしれません。

それが次に繋がればいいんですけどね。
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