オールスターウィークエンド1日目に行われた、NBA1年目と2年目とが試合をするその名も「ルーキー・チャレンジ」。今年も熱い試合を見させてもらいました。
では気になった選手を中心に紹介していきたいと思います。
試合の形式は普段のルールと違い、前半20分、後半20分という形で行われました。ということで案の定というか前半は選手達のパフォーマンスの見せあいとなり、その中でも特に気を吐いていたのがスパーズのソフォモア(2年目)ブレアでした。なんと開始3分半で8得点をあげる活躍を見せ、会場を盛り上げます。
一方のルーキーチームはロサンゼルス市民の大きな期待を背負い出場したグリフィンが、その期待に応えるように得意のダンクを連発します。しかし、途中目をケガしたのかベンチにさがってしまい、後半まで出てきませんでした。
そして迎えた後半戦。あんなに遊んでいた選手達の目の色が変わりました。さすがプロですね。要所要所には会場を盛り上げるプレーを挟みますが、基本的にはガチなプレーが多くなってきました。
時間が経つにつれファールも多くなってきて、最終的にはファールゲームに突入。この時リードしていたのはルーキーチーム。もちろんファールをもらったジョンソン(ウルブス)はきちんと2本きめましたが、悪かったのはソフォモアです。誰しも働いてしまう真理だとは思いますが、「俺がヒーローに」という考えがばればれの3Pを連打し全て外してしまいました。
結局追い付くことのできなかったソフォモアチーム、逆にルーキーチームは2年連続の勝利となりました。
最終スコア ルーキー148-140ソフォモア
ここからは個人的に目についた選手達を紹介していきます。
ジョン・ウォール
22アシストとこのイベントでのアシスト記録を更新し、MVPを受賞しました。試合終了後のインタビューで記録更新を狙っていたと本人も暴露していますので、満足いく結果になったことでしょう。ノーマークが多くなりアシストが容易にできる環境であったかもしれませんが、それでも凄い記録になったと思います。
やはりケンタッキー大で一緒にプレーしていたカズンズとが一番プレーしやすそうでした。ピック&ロールやアリウープを筆頭に様々な技が見れたと思います。最後にはカズンズのパスからウォールのダンクというシーンまでありました。
そして他にも相性の良かった選手がいました。そうです、グリフィンです。恐らくこの試合のハイライトになるであろうアリウープ。しかもこれはただのアリウープではなかったんですね、一回床にボールをバウンドさせてからのグリフィンのバックスラムだったのです。もうこれにはただただ唖然するしかなかったですね、それくいらいパスもダンクも衝撃的でした。さすが1位指名どうしだと感じました。
もしかしたらMVPはカズンズとの同時受賞かなとも思いましたが、彼だけでも充分に納得のいくものになりました。
デマーカス・カズンズ
両チーム合わせて最高の33得点を記録しました。ウォールのところに書いた通り相性がとても良く、試合開始からテンポよく得点をあげていきました。
しかしそれ以外ではやや自分勝手なプレーが多かったかなとも感じています。別にこういった場なのでなんの文句もないのですが、ボールを持ったらすぐにシュートしてしまっていて、他の選手がちょっとかわいそうに思いました。
そんなわけで妥当の33得点とウォールのMVP受賞だったかなと感じていますね。身体能力は相変わらずでした。
ブレイク・グリフィン
やはりケガの影響が大きかったのか大事をとってあまり出場しませんでした。両チーム合わせて最少13分しか出場していません。それでもきちんとインパクトを与えたのはさすがの一言です。
まあとにかくダンクしすぎ。ぶっちゃけボールを投げておけばグリフィンがダンクしてくれる、みたいな雰囲気で試合が進んでいましたね。今考えるとダンク以外のシュートの方がレアだったのかもしれません。
とりあえず彼は明日スラムダンク・コンテスト、明後日オールスター本戦が待っていますから、最初からエンジン全開とは行かなかったのでしょう。
僕個人としては本戦よりも期待しているスラムダン・コンテストでもの凄いことをしてくれると信じています。
ダンクし過ぎ・・・
デュワン・ブレア
スパーズでスタートCを任されている彼。とてもCとは思えないようなハンドリングやクイックネスを持っています。本来なら201cmなのでこれくらいできて当然なのかもしれませんが、体重122kgと体のあたりまで兼ね備えていますからね。
ダブルクラッチバックシュート、フローターシュートを織り交ぜ重ねた得点は28得点、強靭な体をフルに使い獲得したリバウンドは15本、もう彼の凄さ以上にスパーズのフロントの優秀さに脱帽でした。なぜこんな選手を2巡目から連れてくるんだと。ちなみにですが、ルーキーチームにスパーズから出場したゲイリー・ニールも20得点の大活躍でした。彼もドラフト外ですからね・・・
ルーキー・チャレンジあまり関係無くなってしまいましたが、上記した通り試合開始から連続得点してソフォモアチームを引っ張っていました。
ジェームズ・ハーデン
エバンスの欠場のため急遽出場になった彼でしたが、僕の中では代役ながらも大活躍でMVP受賞というのが最高のシナリオでした。この予想は半分は的中したんですけど、半分は外れてしまいましたね。
ソフォモアチーム1位の30得点を記録して、代役とは思えないほどの活躍を見せてくれました。プレーも3Pをきめたり、ウィンドミルをしたりと豪快な技まで披露して途中まではMVP候補でした。ソフォモアが勝つとしたらという条件つきですが・・・
これは何かのフラグだったのでしょうか、後半彼が得点に絡むにつれてだんだんと得点差が開いて行き、負けてしまいました。もちろん昨年のウェストブルックように暴走していたわけではありません。きちんとパスも出していました。
彼にとっては悔しい敗退となったことでしょう。
サージ・イバカ
19分と若干出場時間は短かったですが、きちんと自分の仕事をこなしていました。記録した5リバウンドのうち4本がオフェンスリバウンドでそこから得点をせっせと稼いでいたんですね。
また、得意のブロックも炸裂させていて、一番印象に残っているのがブロックをした後自らがボールを運びアシストをきめるというシーンでした。これは他のプレーに比べると地味なものでしたが、僕の中では大満足のプレーでしたね。
そして最大の注目点は3Pです。なんとこの試合3Pが2/2を記録しているんです、いや、してしまったのです。1本目はノーマークでしたし、こういった場なのでうつことも許され、きめて会場を盛り上げることにも成功しました。しかし、2本目は明らかにマークがついていて、結構競った場面だったのでそれはないだろというシュートだったんですね。いわゆるKYシュートです。入りましたし結果オーライなのですが、明日スラムダンク・コンテスト控えている選手のプレーには思えません(笑)
危惧されるのは、これで3Pに自信をつけてしまい通常の試合でうつようになってしまうことですね。ブルックスHCがそれを止めるでしょうから大丈夫だとは思いますが、多少心配です。
とりあえず明日のスラムダンク・コンテスト頑張ってくださいね。
ブロック!!
ということで目についた6名の選手を紹介しました。他の選手も素晴らしいプレーばかりで、やはり1年に1回はこういったイベントが欲しいですね。僕たちファンも楽しめますし、選手達自信も楽しめますから。
まだまだオールスターは始まったばかりです。明日のイベントを楽しみにしています。
会場には知った顔の人が・・・
では気になった選手を中心に紹介していきたいと思います。
試合の形式は普段のルールと違い、前半20分、後半20分という形で行われました。ということで案の定というか前半は選手達のパフォーマンスの見せあいとなり、その中でも特に気を吐いていたのがスパーズのソフォモア(2年目)ブレアでした。なんと開始3分半で8得点をあげる活躍を見せ、会場を盛り上げます。
一方のルーキーチームはロサンゼルス市民の大きな期待を背負い出場したグリフィンが、その期待に応えるように得意のダンクを連発します。しかし、途中目をケガしたのかベンチにさがってしまい、後半まで出てきませんでした。
そして迎えた後半戦。あんなに遊んでいた選手達の目の色が変わりました。さすがプロですね。要所要所には会場を盛り上げるプレーを挟みますが、基本的にはガチなプレーが多くなってきました。
時間が経つにつれファールも多くなってきて、最終的にはファールゲームに突入。この時リードしていたのはルーキーチーム。もちろんファールをもらったジョンソン(ウルブス)はきちんと2本きめましたが、悪かったのはソフォモアです。誰しも働いてしまう真理だとは思いますが、「俺がヒーローに」という考えがばればれの3Pを連打し全て外してしまいました。
結局追い付くことのできなかったソフォモアチーム、逆にルーキーチームは2年連続の勝利となりました。
最終スコア ルーキー148-140ソフォモア
ここからは個人的に目についた選手達を紹介していきます。
ジョン・ウォール
22アシストとこのイベントでのアシスト記録を更新し、MVPを受賞しました。試合終了後のインタビューで記録更新を狙っていたと本人も暴露していますので、満足いく結果になったことでしょう。ノーマークが多くなりアシストが容易にできる環境であったかもしれませんが、それでも凄い記録になったと思います。
やはりケンタッキー大で一緒にプレーしていたカズンズとが一番プレーしやすそうでした。ピック&ロールやアリウープを筆頭に様々な技が見れたと思います。最後にはカズンズのパスからウォールのダンクというシーンまでありました。
そして他にも相性の良かった選手がいました。そうです、グリフィンです。恐らくこの試合のハイライトになるであろうアリウープ。しかもこれはただのアリウープではなかったんですね、一回床にボールをバウンドさせてからのグリフィンのバックスラムだったのです。もうこれにはただただ唖然するしかなかったですね、それくいらいパスもダンクも衝撃的でした。さすが1位指名どうしだと感じました。
もしかしたらMVPはカズンズとの同時受賞かなとも思いましたが、彼だけでも充分に納得のいくものになりました。
デマーカス・カズンズ
両チーム合わせて最高の33得点を記録しました。ウォールのところに書いた通り相性がとても良く、試合開始からテンポよく得点をあげていきました。
しかしそれ以外ではやや自分勝手なプレーが多かったかなとも感じています。別にこういった場なのでなんの文句もないのですが、ボールを持ったらすぐにシュートしてしまっていて、他の選手がちょっとかわいそうに思いました。
そんなわけで妥当の33得点とウォールのMVP受賞だったかなと感じていますね。身体能力は相変わらずでした。
ブレイク・グリフィン
やはりケガの影響が大きかったのか大事をとってあまり出場しませんでした。両チーム合わせて最少13分しか出場していません。それでもきちんとインパクトを与えたのはさすがの一言です。
まあとにかくダンクしすぎ。ぶっちゃけボールを投げておけばグリフィンがダンクしてくれる、みたいな雰囲気で試合が進んでいましたね。今考えるとダンク以外のシュートの方がレアだったのかもしれません。
とりあえず彼は明日スラムダンク・コンテスト、明後日オールスター本戦が待っていますから、最初からエンジン全開とは行かなかったのでしょう。
僕個人としては本戦よりも期待しているスラムダン・コンテストでもの凄いことをしてくれると信じています。
ダンクし過ぎ・・・
デュワン・ブレア
スパーズでスタートCを任されている彼。とてもCとは思えないようなハンドリングやクイックネスを持っています。本来なら201cmなのでこれくらいできて当然なのかもしれませんが、体重122kgと体のあたりまで兼ね備えていますからね。
ダブルクラッチバックシュート、フローターシュートを織り交ぜ重ねた得点は28得点、強靭な体をフルに使い獲得したリバウンドは15本、もう彼の凄さ以上にスパーズのフロントの優秀さに脱帽でした。なぜこんな選手を2巡目から連れてくるんだと。ちなみにですが、ルーキーチームにスパーズから出場したゲイリー・ニールも20得点の大活躍でした。彼もドラフト外ですからね・・・
ルーキー・チャレンジあまり関係無くなってしまいましたが、上記した通り試合開始から連続得点してソフォモアチームを引っ張っていました。
ジェームズ・ハーデン
エバンスの欠場のため急遽出場になった彼でしたが、僕の中では代役ながらも大活躍でMVP受賞というのが最高のシナリオでした。この予想は半分は的中したんですけど、半分は外れてしまいましたね。
ソフォモアチーム1位の30得点を記録して、代役とは思えないほどの活躍を見せてくれました。プレーも3Pをきめたり、ウィンドミルをしたりと豪快な技まで披露して途中まではMVP候補でした。ソフォモアが勝つとしたらという条件つきですが・・・
これは何かのフラグだったのでしょうか、後半彼が得点に絡むにつれてだんだんと得点差が開いて行き、負けてしまいました。もちろん昨年のウェストブルックように暴走していたわけではありません。きちんとパスも出していました。
彼にとっては悔しい敗退となったことでしょう。
サージ・イバカ
19分と若干出場時間は短かったですが、きちんと自分の仕事をこなしていました。記録した5リバウンドのうち4本がオフェンスリバウンドでそこから得点をせっせと稼いでいたんですね。
また、得意のブロックも炸裂させていて、一番印象に残っているのがブロックをした後自らがボールを運びアシストをきめるというシーンでした。これは他のプレーに比べると地味なものでしたが、僕の中では大満足のプレーでしたね。
そして最大の注目点は3Pです。なんとこの試合3Pが2/2を記録しているんです、いや、してしまったのです。1本目はノーマークでしたし、こういった場なのでうつことも許され、きめて会場を盛り上げることにも成功しました。しかし、2本目は明らかにマークがついていて、結構競った場面だったのでそれはないだろというシュートだったんですね。いわゆるKYシュートです。入りましたし結果オーライなのですが、明日スラムダンク・コンテスト控えている選手のプレーには思えません(笑)
危惧されるのは、これで3Pに自信をつけてしまい通常の試合でうつようになってしまうことですね。ブルックスHCがそれを止めるでしょうから大丈夫だとは思いますが、多少心配です。
とりあえず明日のスラムダンク・コンテスト頑張ってくださいね。
ブロック!!
ということで目についた6名の選手を紹介しました。他の選手も素晴らしいプレーばかりで、やはり1年に1回はこういったイベントが欲しいですね。僕たちファンも楽しめますし、選手達自信も楽しめますから。
まだまだオールスターは始まったばかりです。明日のイベントを楽しみにしています。
会場には知った顔の人が・・・
だから活躍しても別に驚かなかったですけど
ニールは流石としか言いようがありませんね(笑)
本選で果たしてグリフィンは活躍できるのか楽しみですね!!
2巡目でスパーズが指名した時には、「あの選手を2巡目で獲得することができるなんて」と周りから高い評価を受けてました。
そして実際に活躍することで更に評価があがってますね。
今ではケガの影響が嘘のようですし、体重も今ではプラスにしか働いていませんし。
そして仰る通りニールです。
一体あんな選手をどこから連れてきたのでしょうか?
あんなに落ち着いてプレーでき、3Pも得意ならばドラフトに引っ掛かってもいいはずなんですがね・・・
スパーズのフロントが単純に羨ましいですw
オールスターブレイクはグリフィン毎日のようにイベントに参加していますからね(もう全然ブレイクじゃない)。
明日の本戦、グリフィンには期待しか持てません!!
応援頑張りましょう。
しかし東にも歴戦のPF達がいるわけなのでグリフィンをガッチリ止めてくることを来たいしますよあたしは。
内容的にはその壁にぶち止められるも、最後には壁をぶち壊してダンク!な流れが一番いいんじゃないかなぁ。
あのパワーダンクで調子乗ってたらKGさんに火がつく!みたいな流れでも良いかなぁ。
ボッシュはないだろうなぁw
そうなると確かにイバカやっちゃいましたね(笑)
今年はロサンゼルスということもありグリフィン熱がものすごいですからね。歴代のPF達もひょっと出のルーキーに好き放題させない意地はあるでしょう。
そこの対決も注目です。僕もゆ~すけさんのようなシナリオになることを期待しています。
そしてKGさん。彼は最近オールスターに選ばれてもケガや疲労でほとんど何もしませんから、何かをきっかけに本気モードになってもらいたいものです。一応HCがリバースなんで
まあ可能性としてはボッシュよりありますかね。
しかし、一番火がつきそうなのがレブロンだと僕は思います。
いえ、3Pの方ですw
毎回3P狙うドワイトとしてはイバカに2本も決められてしまってはw
故障歴、身長、ウィングスパン、身体能力、年齢と危惧される要素が一つある度に指名順位が10は下がってると思います。
例えばですが膝の故障歴があり身長193㎝のSGで無名大学の4年生、身体能力諸々も至って平凡。
それでも実績さえ残しているなら何かしら卓越した才能があるのだからシーズン大幅に負け越した下位チームはともかく、中堅どころのチーム達は絶対指名するべきだと思います。
確か今年も大学ベストチームに選ばれたスコッティ・レイノルズという選手は指名されていなかったはず。
他のベストチームのメンバーを見てみると、ウォール、カズンズ、フェイバーズ、ウェスリー・ジョンソンと上位指名者ばかり。
大学4年生でSGなのに190㎝だからと才能ある選手が見られない現状は切ないです。
愚痴になってしまいました。申し訳ありませんでした。何が言いたかったかといえば、スパーズのフロントは最高。(笑)
3Pの方でしたか。確かに今回のオールスターでもハワードうってましたね(しかも1本エアーボール)。
一方のイバカは2分の2。確かにこれではハワードの立つ瀬はないですねw
ニールは知りませんが、仰る通りブレアは明らかにteruさん理論に当てはまりますしね。もともと1巡目中間から後半での指名が予想されていましたが、故障歴と身長がネックになり2巡目指名ですもんね。
>スコッティ・レイノルズ
全然知りませんでした(汗)
ドラフトの裏にはそんな事情があったんですね。裏を返せばドラフトされながらも、思うような成績が残せていない選手がいるから、こういったことが起きているのではないでしょうか?
例えば今年の2位指名ターナーは、良く知りませんが大学で輝かしい成績を残し「即戦力」として指名されました。それは年齢、ウィングスパンなどのマイナス要素を含めてもです。
それなのに今では泣かず飛ばす状態になっています。
つまり彼のような上位指名なのに活躍できていない状況で、更にマイナス要素の強い選手が活躍できるのかと各チームフロントも慎重になっているのではないでしょうか。
まあその結果teruさんの仰る「将来性」を考えての指名になるのでしょうが・・・
今回のコメントでドラフトについてかなり勉強になりました、ありがとうございます。
つまり、スパーズフロントは最高ということですね(笑)