NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

12-13 プレーオフ vs グリズリーズ2

2013年05月08日 | 12-13 プレーオフ
引き続きホームでの試合になるサンダー。
当然ウェストブルックも観戦する中での対戦となりました。

PG ジャクソン
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF イバカ
C パーキンス

第1戦同様、非常に重たい立ち上がりになった両チーム、サンダーの初得点は9:21セフォローシャのフリースローでした。
しかし、ホームにも関わらず得点が取れず攻めあぐねていたサンダーは、クォーター終盤にデュラントが3Pをきめても尚21-23とビハインドを背負ってしまったのです。

第2クォーター、セカンドユニットを起用するサンダーはフィッシャーが大当たり。
3Pを3連続で沈めグリズリーズ相手にリードを奪ってみせたのでした。
それでもターンオーバーの多さと他の選手の奮起が足りず、前半を終了しても51-54とビハインドだったのです。

とは言え、ロースコアながら接戦を演じてた両チーム、第3クォーターの終了間際にデュラントがバスケットカウントを沈め72-67となり、実はこの5点差がここまでの最大点差だったりするんですね。
かくしてようやくリードを奪ってクォーターを終了したサンダーは、点差以上に流れを掴んでいる状態だったのです。

そして迎えた第4クォーター、接戦は続きました。
基本的にサンダーはデュラントが、グリズリーズはコンリーがメインとなって得点をあげていったのですが、相変わらず自らミスを犯すことでチャンスを潰していったのがサンダー。
せっかくのリードも1:58にはコンリーに3Pをきめられ再度逆転に成功されてしまったのです。
そしてそのまま試合は佳境へ。
いまだにミスを続けるサンダー、コンリーがクラッチシュートをきめるグリズリーズ、力の差は歴然でした。
最後の最後にはこの試合最大点差となる9点がついてしまい、サンダーはホームで痛いながら半ば当然の敗戦をしてしまったのです。

(1勝1敗)サンダー93-99グリズリーズ(1勝1敗)
ハイライト

この試合の敗因、それはもちろん個人にあるにあるのかもしれませんが、もっと大前提にチームにありました。
オフェンスリバウンド8-16、ターンオーバー21-10、いずれも負けて当然なスタッツです。
まあ相手が相手だけにある程度は仕方ないにしてそれを考慮しても今回の試合はやられすぎですね。
ホームというファンの前、ウェストブルックの前で負けてしまったことの重大さをしっかり受け止め、次の試合に臨んで欲しいと思います。
では個人成績。

ケビン・デュラント

42分の出場で36得点11リバウンド9アシストを記録。
あわやトリプルダブルの活躍だったんですね、全然知りませんでした。
とは言え試合に負けてしまったのではもともこもありませんし、本人も納得していないはずです。
しかし、だからと言ってこれ以上を彼に求めるのは酷な気しかしないんですよ。
第1クォーター終了間際の3P



ケビン・マーティン

29分の出場で6得点を記録。
じゃあ誰が頑張るべきなのか、と言われればそれはマーティンということになります。
この試合、なんとFG2-11と酷いにも程がある確率でたったの6得点しかあげられていないのです。
なぜ前の試合まであんなに好調だったのに一夜にしてここまで不調になってしまうのか、むしろ凄いと思いますよ。
もう20得点しろ、とは言いませんのでせめて14得点くらいをコンスタントにとってもらいたいものです。
本音を言えばウェストブルックがいないので14得点でも足りないくらいなのですがね。
ここ最近彼の活躍が試合の勝敗に強く関係していることが分かりました。
今はやりの「いつやるの?」「今でしょ」です。



デレック・フィッシャー

25分の出場で19得点を記録。
逆にプレーオフに入り絶好調に変わったのがフィッシャー大先生。
プレーオフでの経験値の違いを存分に発揮してくれています。
この試合もマーティンが不調にあえぐ中、そんなのお構いなく3Pを次々と沈めピンチを救ってくれていました。
頼りにしていますので、是非ともこの活躍を継続してください。
連続3P

その他
イバカ・・・ザック相手だからでしょうかね、いまいち自分のリズムが掴めていないように感じます。
ジャクソン・・・当然と言えば当然ですがコンリーに攻守で歯が立っていません。ここも今後カギになりそう。
セフォローシャ・・・及第点。欲を言えば、もっと得点に絡んで欲しいです。
パーキンス・・・良いとこなし。テクニカルに3回のターンオーバーに・・・
コリソン・・・フィッシャー程ではないにしろ結構なベテランなんですけどね、この試合は4回のターンオーバーと実力を発揮することができず。
サビート・・・そもそもなぜ起用したしwって感じ。存在感がまるでありませんでした。


ということで、予想できた展開ではありますがあっという間にホームコートアドバンテージがなくなってしまいました。
次からはグリズリーズホームになりますが、アドバンテージを取り戻すべく絶対に勝ってもらいたいと思います。


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10 コメント

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Unknown (名無し)
2013-05-08 23:28:04
やはりグリズリーズのディフェンスはとても頑強なものなのだと感じさせられた試合だと思いました。ザックやマークといった鉄壁二枚看板だけではなく、コンリーやアレン、テイショーンといった脇に控える選手たちがキッチリと自分の仕事を職人然とこなしていく様は見ていて気持ちの良くなるものでした。

それにしても、今プレーオフではアウトサイドだけではなくインサイドの重要性が際立っているような気がします。
お隣のイーストではマイアミがシカゴの強力なインサイド陣相手に攻めあぐねた結果敗退を喫していますし、このオクラホマ対メンフィスもそうです。
やはり、インサイドはアウトサイドの選手に比べて目立った派手さは少ないものの、堅実でじわじわと試合の結果を有利にする役割を果たしてくれるものなのだと思いました。

そしてオクラホマがメンフィスのインサイドに対抗するにはやはりサビートに頑張ってもらわなくては・・・・

でも正直サビートよりも以前所属していたオルドリッチの方が良かったような気もしないでもないです・・・・
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こんばんは。 (ひまり)
2013-05-09 01:44:37
サンダー、負けてしまいましたね…泣

大好きなデュラント君はさすがといった感じですが、ちょっと思ったのは、マーティンが活躍しないときに負けてる気がします。本人が1番わかっているとは思いますが、もうちょっと頑張って欲しいですね…

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Unknown (RSWB0)
2013-05-09 23:49:34
仕方ないのは承知の上ですが、
ちょっとデュラントに負担がかかり過ぎてますね・・・。

試合を見てて、キャブス時代のレブロンを思い出しました(苦笑)

4Qの勝負所でデュラントにマークが集中した時、
デュラント以外がどうやって点を取るかを考えないと、今後厳しいですね。

また、kduさんが今後のカギになりそうと見ている、
コンリーvsレジーのところも気になりますね。

ここは死守でしょ!って場面で、コンリーにやられていた気がしますので、
次からは、レジーにはDFでコンリーを苦しめてほしいですね。

さらに、気になるのがリバウンド。
熊さんにオフェンスリバウンド取られすぎですね(泣)

ラスがいなくなったことで、得点だけでなく、
リバウンドにも影響が出てるように思います。
(ラスファンの贔屓目かもしれません(笑))

コンリーに10Rも取らせちゃダメですぜ。
"誰が"でなく、全員でリバウンドを取る意識を持ってほしいですね。

まだまだこれからです!
第3戦勝って、ホームコートアドバンテージを取り戻してもらいましょう!
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Unknown (Unknown)
2013-05-10 13:20:49
トニーアレンはホントにいいディフェンスしますよねー とくにタイマンとPNRでその真価が発揮されるので頼りになります(マークマンがオフボールだと結構見失ってますけどね(笑)
わたしのなかでは三年連続くらい彼がDPOYです(笑)
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名無しさん (kdu)
2013-05-11 23:09:58
グリズリーズは基本的に超ディフェンシブなチームですからね。
最優守備選手賞受賞のガソル弟を筆頭に、仰る通りたくさんの守備職人が控えています。
この試合はそれらの選手に好き放題やらせてしまっていました。

また、インサイドの重要性をはっきりと感じた試合でもありましたね。
シャックやヤオ引退以降インサイド選手の減少によってアウトサイド型のチームが増えてきていましたし、実際昨シーズンのヒートなんかは典型的な例だと思います。
しかし、やはりいないよりもいた方が良いということでしょうか。
仰る通り観る側としては派手さこそないものの、アウトサイドに比べ確実に得点が取れる分アドバンテージは取れるでしょうし。

まあ僕としてはサビートよりもオートン推しなんですけど、大前提コリソン、イバカ、パーキンスに頑張ってもらわないとですね。
特にパーキンスはテクニカルを取り返す意味でより一層仕事に責任感を持って欲しいです。

ちなみに僕としてはオルドリッチもサビートも変わらないと思っています。
だったらオートンの方が良ry
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ひまりさん (kdu)
2013-05-11 23:15:05
いや~負けてしまいましたね。
さすがにスウィープできる相手ではないことくらい分かっていましたが、まさかホームで落としてしまうなんて。

仰る通りマーティンの好不調がそのまま試合の勝敗に直結してる感じはしますね。
記事にも書きましたが、なぜあんなにぶれるのか?ですよ。
最低限14得点、ここはしっかりやってもらわないとサンダー自体ピンチになってしまいます。
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RSWB0さん (kdu)
2013-05-11 23:25:10
奇遇ですね、僕もキャブス時代のレブロンをイメージしてしまいました。
本来ならばウェストブルックがいるのですがね、チーム状況的に仕方ない部分も充分分かります。
しかし、そうは言ってもいられないのがプレーオフですので、是非ともデュラント以外に奮起してもらいたいところ。

で、コンリー対ジャクソンですが、技術、経験そのほとんどがコンリーにアドバンテージがあることを考慮して上でもジャクソンには頑張ってもらわないと、と思います。
唯一勝っていると思われる若さ、つまり成長速度の速さで今シリーズ中に対応してもらいましょう。

あと、そういえばウェストブルックってやたらリバウンドが多かったですよね。
シーズン中に調べたのですが、PGの中では平均リバウンドがトップだったような気がします。
まあこの分を埋め合わせるのはもちろんなのですが、やはりコンリーに10本も課題点です。
そういった意味でもインサイド陣には是非とも再度奮起をお願いします。

さて、第3戦をサクッと勝ってホームコートアドバンテージを取り戻してもらいましょうか!
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Unknownさん (kdu)
2013-05-11 23:28:55
トニー・アレンのディフェンスはセルティックスが優勝した08年くらいから注目され始めましたよね。
惜しくも最優秀守備選手賞受賞はないものの、毎年しっかりオールディフェンシブチームに入ってくるあたりさすがだと思います。
ま、その分現在のサンダーも苦しめられているわけですが(苦笑)
今年も鉄板でオールディフェンシブチームに選出されるんでしょうね。
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 ()
2013-05-12 16:43:58
スイープだのサクッと勝つだのおっしゃってますが甘く見すぎでは無いでしょうか?客観的に見てグリズリーズ有利だと思いますが…
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あさん (kdu)
2013-05-12 21:09:59
確かに客観的にみたらそうかもしれませんが、そこはサンダー応援ブログなので大目に見てください(涙)
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