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【2019-20通信簿】ハミドゥ・ディアロ

2020年09月25日 | 2019-20 シーズン
ハミドゥ・ディアロ

評定10段階中4

【スタッツ&成果】
46試合出場
19.5分/試合
6.9得点/試合
3.6リバウンド/試合
0.8アシスト/試合
0.8スティール/試合
FG 44.6%
3P 28.1%
FT 60.3%


ルーキーだった昨シーズン、シーズン序盤はローテーション入りを果たすもシーズンが終盤になるにつれて徐々に出場時間が減っていき、最後は出場することもできない状態で終わっていました。
キャリア2年目となった今シーズン、ディアロは開幕からローテーション入りを果たします。
身長196cm体重91kgと今のご時世下手したらPGの背丈ながら、プレイスタイルは完全にウィングの動きになっており、そのため起用はSF、PFとなっていました。

正直自ら得点を生み出す技がドライブからのタフレイアップしか持っておらず、基本的にはチームメイトに得点チャンスをクリエイトしてもらってのフィニッシュが多く見受けられました。
しかしながら、昨シーズンのダンクコンテスト王者の名に恥じぬ豪快なダンクに加え、持ち前のジャンプ力と体格差を物ともしないフィジカルコンタクトでゴールへ果敢なアタック。
チームにエナジーと勢いをもたらし、その得点には何度もチームは助けられています。

ネイダーと張り合うくらいの自信家であり、そして努力家です。
自身が不得意だと認識を持っている、ミドルから3Pラインまでのジャンパーを特に念入りに研究していました。
シーズン序盤はとにかく一瞬でもノーマークになると積極的にジャンパーを狙いに行き、昨シーズンであれば無理にゴールへアタックしていった場面でも、冷静にプルアップジャンパーに切り替えており、トライ&エラーを繰り返します。
当然シュートモーションは不格好なもので、エアーボールも頻繁に見られました。
ちなみにシュート試投数/試合の6.4本は、シュルーダー、シェイ、ガリナリ、ポール、アダムスに次いでチーム内で6番目です。

しかし、シーズン後半から終盤にかけて徐々に徐々に自身のものにしていき、まだ完成形ではないにしろ同じシーズン内とは思えない程シュートフォームも綺麗になり、アウトサイドのシュートフェイクを入れてドライブに転ずる技まで習得しています。
まさか、開幕前ディアロが3Pバスケットカウントを取ってくるとは想像すらできませんでした。

生憎、シーズン中盤右肘の捻挫により6週間程を欠場。
その影響もあり出場の意欲を示していたスラムダンクコンテストも出場が叶いませんでしたが、密かに努力と成長を続ける有望な若手です。

欠場の多さとチャレンジした結果での数字だとは理解しているもののシュート確率の低さもあり、評定は4となります。


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