2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 亀井勝一郎著『現代史の課題』(岩波現代文庫)

2011-03-16 20:47:59 | 読書
遠山茂樹らの『昭和史』(岩波新書)の登場を機会に、戦後の歴史家についての批判、アジア諸国との「連帯性」を掲げる一方侵略を行うという矛盾をかかえた「日本近代化の悲劇」、支配層が生み出した天皇制のある「擬似宗教国家」、日本共産党の評価を巡る「革命の動きをめぐって」、敗戦の5つの特徴をあげた「戦後日本についての覚書」、そして芸術を通じての「民族性をめぐる様々な感想」が収められている。なお、岩波現代文庫版は、1959年の新書版を底本としている。
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