今日スタジオからこんにちはに出演されていた、ソピラニストの岡本高知さんが素敵なことをおっしゃっていました。
僕は「根っこという言葉が好きでよく使います。根っこは力強く根を張っているイメージがあり、そこからいろんなものを吸収して花を咲かせる。ぼくの唄も今まで出会ったこと経験したことすべてを吸収して表しているものだと思います。」
岡本さんは、小さい頃足の病気をして4年間高知の子鹿園と四肢障害のある子どものための養護学校に行かれていたそうです。
しかも親元を離れて。
そこで多くの先生や友達に出会ったそうです。
高校では吹奏楽部に入っていて、音大を受けることを決めます。
しかし就職のことなどを考え音楽教師の免許のとれるコースを考え、初めて唄のレッスンを受けられたそうです。
そこで恩師に才能を発見され、国立音大の声楽科に進みます。
岡本さんは世界でもまれにみる、男性なのに、ファルセット(裏声)なしで女性のソプラノの声を出せる素晴らしい咽喉の持ち主なんだそうです。
その後フランスのパリの大学に留学をし、首席で卒業されたそうです。
彼にとっての初めてのコンサートは彼の声を見出してくださった恩師の紹介である小学校の体育館で開かれたコンサートでした。
しかしそれはコンサートではなく岡本さんの習ってきたこと、練習してきたこと発表会になってしまったそうです。
聞いている子供たちが全く楽しめるものでなかったそうです。
その苦い経験を忘れないようにと今でも多くの学校を訪れ、客席の間を歩きながら歌ったり、触れ合ったり、子供たちの好きな曲を一緒に歌ったりしているそうです。
岡本さんは学校を回っているといろんな子供さんがいます。
母校を訪れた時の写真を見ながら涙ながらに話されていました。
「子供たちの中にはじっとすることが苦手な子もいます。ぼくはコンサートといってもどんなことが起きても平気だから子供たちに自由にさせてあげてくださいといいます」と話されていました。
岡本さんは明日朝、NHKで、おひさまが終わった後の8時15分から「みんなのうた50周年」の番組に出演されます。
そのほかとても豪華なメンバーも出られて懐かしいみんなのうたで放送された曲を歌ってくれるそうです。
是非岡本さんの天使のような優しい歌声を聴いてみてくださいね。
岡本さんが子供たちに向けて言われたメッセージがとても素敵でした。
「悩んだこと大変だったこと、つらいことはいつかきっとあなたの大切な財産になります。だから頑張ろう」
という風な意味合いの言葉だったと思います。
私の大好きなちりとてちんの喜代美ちゃんのおじいちゃんの言葉に似ていますね。
友達との関係がうまくいかず落ち込んでいる喜代美ちゃんに。
若狭塗箸を見せながら
「貝殻や松葉や、ほかしてしまうようなもんが
こうやってきれいな模様になって出てくる。
人間も箸と同じやで。
研いで出てくるのは、塗り重ねたものだけ。
一生懸命生きてさえおったら
悩んだことも、落ち込んだことも、いつかきれいな模様になって出てくる。
なりたい者になれる。」
ちりとてちんほんまにええドラマだったなあ。
そうそうオススメのドラマがありますよ。
毎週火曜日にNHKでやっているドラマ10 ラストマネー~愛の値段~
伊藤英明さん主演。
保険会社の査定員のドラマです。
亡くなった方からの天国からの贈り物の保険金が不正なものなのか支払いをすべきものなのかを査定します。
でも毎回泣かされます。いいドラマです。
ドラマ10のあとのサラリーマンネオもオススメです!
気付くのが遅くて「みんのなのうた50周年」
は見れませんでした。。。
伊藤さんのドラマもいいドラマのようですね^^
早速、録画予約しましたヨ♪