おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

ギャラリー巡りは楽しい

2019-05-09 18:35:40 | 版画
美術の春である。
普通には美術の秋とか芸術の秋とか言われているが、
春季も1年間の集大成として、
大小いろいろな美術展がいたるところで開催されている。
知人友人その他いろいろな方、グループより案内状を頂いているので、
今日は思い切って出かけてきた。
グループ展でも2ー3人展とかできれば個展が好きである。
その人の作品がたくさん見れるし、
目指しているものもよくわかる。
何より来客も多くなくゆっくりと落ち着いて観れるので
好きである。
20人以上のグループ展はいろいろな作品が並んでいて華やかすぎて
その上来客も多く、落ち着いて観れません。
その上、2点/人とか多くて3点/人程度しかなく、
その人の作品をもっと見たいのに
それができないので、あまり好きであありません。
その中で、
今日は、動物写真家の初の個展と
地元では著名な剪画家の個展を巡ってきた。

仕事の関係で土日が休みでないため祭りとかが撮れないため、
動物に注目して、それに特化した写真を撮っている。
今回その集大成として初の個展である。
作品は30〜40点ほどが並んでおりました。
どれも素晴らしい作品でした。
一点集中する突き詰めていくと
素晴らしい写真が撮れるんですね。
サファリーパークの年間パスを買って通っているとか。
あれもこれもと対象を取り替えてなんでも撮り回っている私などには
撮れないレベルの高い写真でした。
写真の中で動物が生きています。
頭が下がります。

剪画の第一人者である個展も言わずもがなのハイレベル作品ばかり。
すごく刺激を受けてきた。

紙を切るという作業は版画に通じるところがある。
私の版画作りに生かしたい。




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