katsuoと輸快な仲間たち

台湾と鉄道とバスと温泉が大好きな埼玉県民。音鉄をしたり何の変哲も無い切符を集めています

【第三次台湾遠征】平渓線に乗る

2013年09月02日 | 【第三次台湾遠征】
6月28日から7月1日はずっと平渓線(ぴんしーしぇん)に乗って撮影などをしていました

平渓線を訪問する際に便利なのが平渓線一日周遊券です

板橋、台北、松山、基隆、八堵、瑞芳、侯硐、宜蘭、羅東、平溪、菁桐、十分の各駅で52元で発売されています

この周遊券で瑞芳から菁桐までの区間が1日乗り放題です。乗り放題区間までの乗車券は別途必要なのでご注意くださいね

初乗りが15元なので最低でも4回乗ればもう元は取れてしまいます。瑞芳から菁桐を往復すると58元なので往復するだけでも元が取れます

何よりも毎回乗る度に乗車券を買わなくて済むというのが最大のメリットなんじゃないでしょうか。無人駅から乗って大混雑の車内で車掌を探して乗車券を買うのは大変ですからね

瑞芳站ではホーム上の窓口で購入することができますが繁忙期は窓口に人が殺到してなかなか買えないので他の駅での購入をオススメします

私はほとんど台北站で買いました。発売場所は駅舎中央にズラッと並んでいる有人窓口ではなくその右の角にある定期券などを売っている窓口です

結構目立たないので注意してください。中央の有人窓口に並んでも多分「没有」と言われて並んだ時間が無駄になってしまうと思います

まずは平渓線の終点である菁桐に向かいました



この駅なんですがどうも電波が悪くて困りました

中華電信の回線を使っていたら画面の上の方の「LTE」とか「3G」とか「H」と表示されるところがあるじゃないですか。あそこに「E」というのが表示されたんですよ

そういえば違う場所では「G」という表示も見ました。日本では見ない表示だったので気になります。誰か知っていたら教えていただきたいです

その状態でツイッターとかを使ってみたら遅すぎてタイムアウトしたりしましてとても使い物になりませんでした

電波の本数もなんか少なかったような気がしますし個体差かもしれませんが気をつけた方がいいかもしれません。隣の平渓站では全く問題なかったのですけどね



石炭を積み込むホッパー設備が残っています。元は平渓線は石炭を運ぶ為の路線だったそうですね





既に夏休みに入っていたので列車が到着する度に観光客が吐き出されて折り返し時間で少し観光をして、またその列車で戻っていきます

一旦降りて次の列車までのんびり観光するという人は意外に少なかったです。沿線には他にも観光地が色々ありますから時間が限られているんでしょうね

列車がいなくなるとホームでこんな風に写真撮影をしたりする人を見かけます。周りの人に写真撮ってくれる?と言って集合写真を撮る人もよく見かけました

かくいう私も少し線路の上で次の列車が来るまで待っている時に2組に写真撮ってくださいと言われました

あの時は三脚にビデオカメラという装備だったのでそっち系の人にでも見えたんでしょうか

駅前には飲食店が少しと後はおみやげ屋さんが並んでいます。特に飲み物は色々な種類があるのでどれを飲もうか迷ってしまいます

おみやげの中で個人的にオススメなのは商店街を平渓にまっすぐ行ったところにある招きガエルを売るお店。小さい木魚がカエルになったような感じの物が売っています。かわいいのでぜひどうぞ

木魚みたいに叩いて音を鳴らすのではなく、背中のギザギザに棒をこすり付けてギリギリゲロゲロ鳴らします。カエルの鳴き声にそっくりです



線路に入って写真撮影をしている人の脇にはこんな看板がありますがこんなのあってないような物です

厳しい文言で罰金取るよとか書いてありますがよほど深刻な事象が起きない限りは取らないんじゃないかと

現に前面展望をしていると線路の上を人が歩いてたりして警笛を鳴らされてあわてて横の崖に忍者よろしく張り付いているのをよく見かけますが接触とかしない限りは列車も止まらないんじゃないかなと

ひょっとしたら接触しても自己責任でそいつが悪いということになって止まらないような気もします。そういう感じの雰囲気です。大らかな雰囲気ですね。どこぞの日本とは大違いです

線路に平気で立ち入る彼らもちゃんと運行に関する設備には触れたりしません。というよりも触り方がわからないのかな。某国とは違いますね。いや、さすがに日本にもそんな人はいないか

とにかく見てると少しヒヤヒヤしますが慣れればそれも台湾なんだなという感じになります



平渓線では主に日本製のDR1000型気動車が使用されています。この時は3両編成で一部の列車が2両編成でした

ほとんどの車両はカラフルなラッピングに包まれていましたが1両だけ原色の車両がいました

通常はロングシートなんですがその1両だけは未だに製造当初からのクロスシートだったような気がします。パッと見ですが







方向幕の種別と行き先の間に「1」と書いてありますがこれは号車です。気になったので3両編成の車両の方向幕を全部見ましたが全て「1」でした。ちゃんと使ってないんですね、ハイ





DR1000型の車掌スイッチです。台鐵の車両では車掌スイッチは乗務員室ではなく、各客用扉の横についてます。まるで日本の半自動用のドアボタンみたいに

非常の時は上の薄いプラスチック板を突き破ってツマミをいじれば開くんでしょうね

もちろん勝手に客が押しても動きません。まず車掌がキーを差し込んで回すとキーを差し込んだドアが1つだけ開きます。その後にOPENを押すと他のドアが開きます

閉めるときは安全を確認してからCLOSEを押すとドアチャイムが鳴ってから自分のところのドア以外が閉まります。異常がないことを確認するとキーを取り外します

キーを外すと自分のところのドアも閉まってそれから発車という流れです。うん、日本と違っておもしろい

他のEMU500などの車種では開閉ボタンの他にドアチャイム用のボタンもあります。任意の長さで自由にドアチャイムが鳴らせるという訳ですね

ドアチャイムというよりはピーという甲高いブザーなんですけど。DR1000型ではそれがないのでCLOSEを押してから一定時間プップップップッと鳴ってから閉まります

ボタンを押してから実際に閉まり始めるまでタイムラグが発生しますがそんなに急ぐものでもないしいいんですかね



6月28日の夕食です。台北站の地下の寿司屋で買った寿司と街中の屋台で買った炒米麺

台北近辺の駅に行くと結構な割合でテイクアウト専門の寿司を扱う店があって大体の店は普通においしいので日本食が恋しくなったら手軽にそれを補充できるので便利

ちなみに台湾南部の高雄站の1階にあるテイクアウトの寿司屋は台北のと系列が違うのか知らんがとてつもなくマズいので買わない方が賢明だと思います

この3日間はそんな感じでした。平渓線に関する記事はもう1回続きます

それではさよなら~

「・w・「きしゃー








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