耳の神様のお堂のあるところは何年もお祀りしてなかったからか辺り一面荒れ放題だった。竹藪に倒れた大きな木があって参道を塞いでいたので主人が切ってくれた。祠の中も綺麗とはとても言えなくて、前に母と来た時、少しは掃除したけど十分にはできていなかったので、今回は4人で2時間くらいかかって耳の神様のお堂の辺りを綺麗にした。
耳の悪い従姉妹が祠の裏にまわって掃除をしていたので私も一緒に裏にまわった。祠の裏に凄いエネルギーを感じたので、何だかこの裏が凄い感じがすると話しながら倒れかかった木を切り、枯れ草を除けて綺麗にしていると大きな石が出て来たので手に取ってみた。するとその石には綺麗な丸い穴が貫通していたのでびっくりした。従兄弟が言ってた穴のあいた石が、私のことですよと言わんばかりの姿で祠の裏の草藪の中からでてきた。
凄い、〇〇さん(従姉妹)のために神様が置いてくれていると言って手に取りみせてあげると、従姉妹もびっくりして有難いと感動していた。この石は神様の元に置いて大切にしないといけないと思いお堂の前にお供えした。
穴のあいた石は磐笛といって神様が降ろした御神器らしく、石が御神体だったりもするようだ。耳の神様ありがとうございます。こちらもきちんとさせていただきますとお詣りさせて頂いた。