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お山にお宮がたちました

四国八十八箇所お遍路 第五十七番札所 栄福寺

第57番札所栄福寺は、エッセイ「ボクは坊さん。」で知られる白川密成さんが住職を務めていた寺院です。この本は、書店販売員だった白川密成さんが24歳の時、祖父の死をきっかけに突然住職になることになった体験を書いたものだそうです。

この本は、2015年に伊藤淳史主演で映画化され、数々の賞を受賞しています。納経所にて本が売っていましたが、帰って図書館にて借りようと買いませんでした。。。

お寺に入るとお大師さんが迎えてくれます。


現在は白川密成さんの兄で建築家の白川在さんが現住職のようです。
公衆用トイレは白川在さんの設計で、国産材のヒノキなどの間伐材として組み立てることができる独自の工法として使用、男子用、女子用、身体障害者用の3棟で、参拝者から評価されており2012年度グッドデザイン賞を受賞したようです。


下の写真の演仏堂も白川在さんの設計のようですね。斬新的で素敵です。
お兄さんは設計士で素敵な作品を建てられ、弟さんは自伝が映画化なんて凄いご兄弟ですね。


本堂は、境内の一番高い場所にあります。

昭和8年(1933年)に足の不自由な15歳の少年遍路が栄福寺に参拝中に、乗っていた箱車を連れていた犬に引っ張られ、本堂から転倒。その際、不自由だったはずの足が治癒するという不思議な出来事が起こりました。
少年は、御利益に深く感謝して箱車を寺に奉納したそうです。


御本尊 阿弥陀如来
本尊真言 おん あみりた ていせい からうん
ご詠歌 この世には弓矢を守る八幡(やはた)なり 来世は人を救う弥陀仏(みだぶつ)

寺伝によれば、弘仁年間(810年 - 824年)巡錫に来た空海(弘法大師)が、嵯峨天皇の勅願により、瀬戸内海の風波海難の平易を祈って府頭山々頂で護摩供を修し、その満願の日に海はおさまり海上に阿弥陀如来が影向した。その尊像を山頂に引き上げ堂宇を建て本尊として開基したと云われています。

斎藤一人さん発見。一緒に記念写真。笑


こちらが大師堂です。


本堂と大師堂の間に大師像がありました。


コンパクトなお寺であります。
映画化されたという事は、仏の教えを現代風にわかりやすく伝えて脚光を浴びたお寺といえますよね。
白川さんの自伝を、いつか読んでみようと思います!
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