11番札所は藤井寺。4月下旬から5月上旬は5色の藤がさきほこるという。私たちが行った時は花は何もなかったです。藤のシーズンは綺麗だろうなぁ。渓流の横を歩いて山門に入って行きました。
藤井寺の由来は、お大師さまが42歳の厄年に、この地で護摩修法をされ、自らの厄祓いと衆生の安寧を願い薬師如来像を彫造して、堂宇を建立しその前に5色の藤を植えたことから藤井寺(ふじいでら)とされたといわれています。八十八箇所霊場でここだけ「てら」と呼ぶらしいです。
御本尊 薬師如来(伝弘法大師作)
本尊真言 おんころころせんだりまとうぎそわか
ご詠歌 色も香も無比中道の藤井寺 真如の波のたたぬ日もなし
こちらは昭和になってのことですが、地元出身の画家さんが描いたとされる、30畳ほどの雲龍が本堂の天井に描かれていて、それはそれは見応えがありました。
これは観とかなきゃと予習してたから段を上がって上を向いて雲龍さんを拝ませて頂いたのですが、主人は観ていなくて、帰ろうとする時に、龍の絵凄かったねと言うとポカンとしていました。そして、引き返して観てくると。その行動めちゃ早かったです。笑笑
戻ってきてからいやぁ良かったと、写真を撮ってきてくれました。
こちらが大師堂です。
藤井寺八十八箇所巡りというのがあり、ここからスタートして八十八箇所巡るというコースがあるみたいです。足を踏み入れるとすぐには帰って来れなさそうなのでやめておきました。笑
夫と二人で楽しみながらのお遍路です。自分をみつめるとかそんな真剣深刻な感じじゃなくて、ただ楽しいから周っています。こんなに軽い感じでいいのかなぁとも思うのですが、何はともあれ楽しいから続けますし、続きます。何事も楽しくないと私は続かんのです。笑