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お山にお宮がたちました

石見国一宮 物部神社

島根県の物部神社に友達とお詣りしました。

石見国一宮物部神社は、1500年以上の歴史があり、本殿は島根県大田市に位置し、島根県では出雲大社に次ぐ大きさで、春日造りとしては、全国屈指の巨大神殿です。


広島に住む親友の家から2時間、一度訪れたいと思っていたので、付き合ってくれた親友に感謝❣️


饒速日命は、韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)と十種神宝を奉じ、天磐舟に乗って大和に天降りされたといわれており、古事記ではその子供が宇摩志麻遅命とされていますが、どうやら饒速日命の数代後の子孫にあたるようです。その宇摩志麻遅命が、こちらの神社の御祭神です。



宇摩志麻遅命は『先代旧事本紀』では天香山命(尾張氏の祖)が異母兄であり、神武天皇東征のとき、その天香久山命(高倉下)とともに物部の兵を率いて、長髄彦(大和王朝の指導者であった大彦ともいわれています)を倒し、尾張・美濃・越を平定したといわれています。

手水舎がありました。


こちらの拝殿前にある曲玉の形をした手水石は、「富金石」という砂金が含まれている珍しい石で造られており、中に埋め込まれている勾玉の形をした4つの石を触ると勝運や財運などのご利益がいただけるとか。。

触れさせていただきました❣️


御祭神が凄いです。。


御祭神 宇摩志麻遅命
右座 饒速日命、布都霊神
左座 天御中主命、天照大神
客座 別天神、鎮魂八神



狛犬の先には狛鶴がいます。


鶴に乗ってご降臨されたという宇摩志麻遅命にちなんで、真っ赤な太陽を背負った鶴が物部神社の御神紋と定められています。 


物部神社HPより



宇摩志麻遅命が石見の地に降臨された際にお腰を掛けられたと言われる岩がありました。
触れると御祭神の勝運の御神徳にあやかり全ての願いに通じる勝運を授かれると言われています。


御祭神・宇摩志麻遅命の妃神である師長姫命を祀る摂社です。 2本の杉の木に守られるように静かに鎮座しています。






『先代旧事本紀』によれば、宇摩志麻遅命は始め長髄彦に従っていたが、神武天皇の東征に際して長髄彦を倒し天皇に帰服し、以後自らの部族である物部を率いて皇城守護の任に当たったといいます。

また『旧事本紀』によれば、神武天皇即位の後、饒速日命の遺した10種の天璽瑞宝を献上し、それを使って天皇と皇后の魂を鎮める呪術を行ったとされ、これを後世の鎮魂祭の初めとしており、奈良県の石上神宮とも縁の深い神様であります。

また、異母兄弟であるといわれている天香久山命は新潟の弥彦神社に鎮座されたといわれており、いつか訪れてみたいと思いました。

宇摩志麻遅命は播磨・丹波・石見を平定し、鶴降山(つるぶさん)で国見をし、八百山が大和の天香久山に似ていることから、八百山のふもとに宮居を築かれたといい、これが物部神社の起源です。



そして、神武天皇の大和平定を助けた後、一族を率いて美濃国・越国を平定した後に石見国で歿し、現在の社殿の背後にある八百山に葬られているようです。

物部神社HPより

今回は、こちら上がらなかったですが、機会があれば行ってみたいと思いました。



日本の壮大な歴史を絵巻物にして教えてくれるような素晴らしい神社でした。




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