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お山にお宮がたちました

貪瞋痴

貪瞋痴とは仏教用語であり、人間の諸悪、苦しみの根源と考えられている三毒のことを言います。

貪瞋痴の貪、つまり貪るとは
飽きることなくほしがる、際限なくある行為を続けることを言います。
欲の事ですね。我欲。
欲にも色々あって、魂の成長に繋がる学びを追い求めるのも欲ですし、頑張って知識を増やそうというのも、自分の会社を良くしようというのも欲です。これらは良い欲で、神様も頑張れと応援してくれると思います。
一方、際限ない物欲とか男女の道を外れた欲などはこの貪瞋痴の貪るにあたると思います。
これは神仏の道から大きく外れる毒だと思います。

貪瞋痴の瞋は瞋恚のことで怒る事、憤る事を言います。
心にかなわない対象に対する憎悪や、自分の心と違うものに対して怒り憎むことをいうようです。
人間だから、怒ることもあるでしょう。
理不尽な事が起こり、怒りの感情が湧き上がるのは止められないですよね。頭にくることはやはりありますから。。。
でも、その怒りの感情が出た時、周りに散らさないよう努めることはできますよね。
感情の赴くまま、怒りの感情を周りに散らされては本当に迷惑です。

痴とは、物事に対して正しい判断が下せない暗愚な心の働きをいいます。
惑い迷う心の作用のこと。
常識知らずで自己利益しか考えず愚かである事をいいます。
ある一つの出来事が起こった時、自分を中心に考え、自分なりの結論を導き出すと思うのですが、それがあまりにも自己中心的で自分の考えと違うことに対し、妄想を生み心を乱すのが痴であります。

ある出来事に対し
自分勝手な妄想をうみ(痴)
怒りの感情を抑えきれず周りに散らし(瞋)
それが完全な我欲である(貪)
なんて事、俯瞰してみると世の中いっぱいありますよね。

三毒に侵されず、穏やかでいる事、笑っている事、優しい事、手放す事、緩める事、まあるく生きる事を大切にし、いつもニコニコ機嫌良くいようと、ふと思ったのでありました。。。

写真は主人が朝の散歩で撮って送ってくれた氏神様から昇る朝日です。柔らかい光ですね。
お日様は何も求めず、働き、ただ全てを照らし恵みを与えてくださります。有難いことです。

ありがとうございます。


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