御本尊 薬師如来
本尊真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
ご詠歌 平等にへだてのなきと聞く時は あら頼もしき仏とぞみる
寺伝によれば、空海がこの地で厄除け祈願をすると五色の雲がわき金剛界大日如来の梵字が金色に現れた。さらに、その端相に加持すると薬師如来像が浮かび上がったので、錫杖でその場に井戸を掘ると乳白色の水が湧いた。その水で身を清め百日間の修行をした後薬師如来を刻み、堂を建てて本尊として安置したのに始まるという。寺名は、この霊水により、人々の平等な幸せを願い、また、一切の衆生を平等に救済する祈りを込めて「平等寺」と称されたという。以上Wikipediaより
こちらには弘法の霊水とも開運鏡の井戸とも呼ばれる、この水は万病に効くとの言い伝えがある白水の井戸があります。
御本尊は薬師如来で院号は医王院といわれるだけあり、病の方が沢山訪れ、四国遍路によって健康をとりもどした人が使用していた品々がたくさん奉納されているようです。
高い階段を上がり、本堂と不動明王堂、大師堂のお詣りしました。
大師堂では住職さんが念仏を一心に唱えていました。
病の方の心に寄り添うお寺なんですね。
病の人が神仏にすがる気持ちはよくわかります。
頑張れといわれてもどうしようもないし、休んでるわけでなく十分頑張ってるから、私は病の人にこれ以上頑張れっていわないようにしてます。成り行きは神仏に委ねるしかないし。。。
病は治っても、病になる前より成長できてるし、治らない病と闘っている方も、日々悩み苦しみながら成長してるんだと思います。それはとても尊いことです。
生老病死は人間として生まれてきたら避けられないけれど、この世とは、それを人生に盛り込んで、身魂磨きのため、その困難をも経験をしに生まれてきているのかもしれませんから。
いかなる経験も生きてるからこそできるのであり神様からの恩恵だと私は思ってます。