お遍路さんをまわって般若心経を唱えています。
すっかりお経を覚えてしまいました。
暗唱できると何処でも何時でも唱えられて良いですね。暗唱以来、毎朝、お仏壇でも唱えます。
唱えながら言葉の意味が分からなくて少し学んでみました。
その中の波羅蜜ですが、この世にあって悟りの世界に到るという意味で、仏の境涯に到るために行う修行のことを六波羅蜜と言うようです。
以下の六つの修行、六波羅蜜を行います。
「布施」は、見返りを求めず、財施・無畏施・法施を分け与えることを言います。お布施や寄付を行うことです。
「持戒」は、戒律を守ることをさします。在家の場合、五戒や八戒を守り、出家した場合は、律によって規定されている禁戒を守ることをいいます。
「忍辱」は、どんな辱めを受けても耐え忍ぶということです。
「精進」は、不断の努力をして誠心誠意尽くすことです。
「禅定」は、自分を冷静に見ることです。
「智慧」は、これらの五つの波羅蜜を実行し、中道を歩み、般若波羅蜜を成就させることを言います。
我が取り除かれ
慈悲の心が芽生え
周りの人の幸せを願い
自分の幸せを人にも役立ててもらおうと
実際に行動に移す者を
仏教では菩薩と呼んでいるようですね。
いかなる時代にも輝き続ける真理。
実際、私の知る方で、こういう方いらっしゃいます。
私も仏様の心に近づけるべく精進を重ねていこうと思います。