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お山にお宮がたちました

四国八十八箇所お遍路 第五十六番札所 泰山寺

第56番札所泰山寺は、お大師さまが川の氾濫をおさめ創建したといわれているお寺です。

山門はなく、石垣で積み上げられた高台にあります。本堂と客殿の間の廊下に仁王像が立っているようです。
見落としました。。。
それにしても立派な石垣です。

階段を上がると正面に本堂があります。

御本尊 地蔵菩薩
本尊真言 おん かかかび さんまえい そわか
ご詠歌 みな人の詣りてやがて泰山寺 来世(らいせ)の引導(いんどう)たのみおきつつ

こちらが本堂です。


こちらが大師堂です。


泰山寺一帯は、その昔、蒼社川がたびたび氾濫して田畑や家を押し流し、多くの人命が奪われていました。
人々は恐れ苦しみ、この川を「人取川」と呼んで洪水を悪霊のしわざと信じていました。当時、この地には伊予の国府があったのですが、「人取川」の氾濫を防ぐだけの力がありませんでした。
ある時、弘法大師がこの地を訪れ、苦しむ人々の姿を見て川が氾濫しないよう堤防を築きました。その後、大師は川原に壇を築き、土砂加持の秘宝を修したところ、満願の日に延命地蔵が空中に現れたのです。
大師は現れた地蔵尊を刻んで本尊とし、寺を建立し、寺名を延命地蔵経十大願というお経の中の第一「女人泰産」からとって泰山寺と名付けたといいます。
今も境内に残る「不忘の松」はこの時、大師が記念にと植えられた松であると伝えられています。



弁財天祠が小さい池の中にあります。


大師像です。


不動明王石像、役の行者石像、理源大師石像、如意輪観音石像が並んでいます。






不忘の松です。
初代の松は枯れてしまったとかで、今は二代目の松のようです。


大師堂の前に立ってみました。
こんな感じです。
ありがとうございます。


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