
夏は終わりになり、2日がかりで夏物衣類の整理をした。
例の断捨離の理論によりかなり迷いを捨てて右から左へ行先を決めていった。
価値があってももうこの地域では着ることのない服はしまい続けるより利用してもらった方が嬉しい。
こうして相当な量の洋服の嫁入り支度ができた。
畑のほうは夏野菜が終わりに近づいた。
トマトが最後まで残っているが、日照不足で青いトマトはもう赤くなることが無い。
こちらは洋服と違い簡単に捨てる気持ちが出来上がらない。
もらってくれる人もいるはずが無い。
先日買った信州の漬物の本を開いてみたら、あるある、青トマトのピクルス漬け。
やってみよう。


トマトの木は2メートル近く伸びていたが、青いトマトはまだびっしりと実を付けている。
籠に一杯収穫できて、今夜ピクルス漬けに取り掛かった。
これまで食べた経験も無く味もわからないが、兎も角やってみよう。
この夏作った梅のさしす漬けの梅酢を使いピクルス漬けを作るのである。
このようにして我が家は徐々に漬物の類や果実酒が増え始めていくのである。
食べたり飲んだりすることも無く眺めては喜んでいる部類であるのかもしれない。