goo blog サービス終了のお知らせ 

信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

初経験 味噌作り

2017年04月18日 14時42分27秒 | Weblog
ムスメに誘われJICAのOB主催の味噌づくりに参加した。

手前味噌は地方柄誘われるチャンスはあるがなかなか時間が折り合わない。

丁度休暇を取ったムスコも来ているのでわやわやと参加した。
3歳のマゴは昨年入園仕立てで保育園の味噌づくりを経験して先輩だ。

駒ケ根の公民館でJICA出身の家族が数家族参加し、なんだか初めて顔を合わすのだがとてもフレンドリーだ。

講師は味噌づくりのプロですでに大豆は煮てあった。

材料は大豆  20キロ
   米麹  19キロ
   天然塩(あらしお)9キロ 塩分濃度12%


  

米麹と天然塩をよく混ぜる。特に米麹の塊がなくなるまで。




豆は機械でミンチ状に細かく引く 


つぶして冷ました豆と米麹と塩を混ぜたものを混ぜ合わせる

 叩いて空気を抜き味噌玉を作る。     
 
容器に味噌玉を投げ込み空気を抜くように押さえ付けていく

3歳のマゴの手つきはこなれているではないか。
今週また保育園で今年度の味噌づくりがあり経験豊かになること間違いなし。
出来上がった味噌は約半年以上冷暗所で熟成させる。


昨年の味噌はこのように変化

ムスメの家は6キロ、ムスコは3キロ 我が家は5キロ買い取った。
これで今年の冬以降味噌が食べることが出来るがそれぞれの環境で味は異なってくるという。
楽しみ、楽しみ

稲のモミ蒔き

2017年04月18日 13時28分28秒 | Weblog
早朝、突然ご近所の方から電話があり農家でのもみまきの手伝いを依頼された。
これこそ全く経験がない仕事だが予定していた農家は家族の葬儀で人手がなく
声がかかった。
まったくやったことがないと言っても大丈夫だ、出来ると約束されてしまった。

伊那は米どころで、家の周囲は田園が広がり春先から秋までの景色を楽しんでいた。
翌朝8時に集合。
緊張した。
新米の役はパレットの土を入れる。
全部機械での流れ作業だから覚えれば流れを止めないよう注意してどんどん準備されたパレットを
午前と午後で終了までこぎつければ良い。

しかし何よりも手順どころか流れの中での作業の意味が分からず農家のご主人に質問
しっぱなしで時々聞かれてもわかんねえなぁと言い笑われた。

今や稲の苗は田んぼの端っこで苗代を作りビニールで覆い苗が育つと思っていたら
農家も機械化で効率よく人手もないので委託がほとんどだという。

今日頼まれた依頼は20軒の農家から頼まれ、パレットに2000個のもみをまく。
倉庫の中で高く積まれたパレットを見てウヘエと内心たじろいだ。

 

土は関西から届き1トンの土を一日3トン使う 

自動的に袋から土がパレットに落ちてくる
 
 
パレットの土はならされ次にもみを蒔くためすじが作られる
 
     
まかれたもみの上に水がまかれその上にうっすら土が敷かれた 


  
もみは1パレット12グラム蒔くそうだ 
 
1棟のハウスに600以上のパレットを並べ、これは男の仕事 



3棟のハウスは最後は発芽を促すために覆いをかける。

  

一日の仕事を終え外を見たら桜の花が咲き始めのどかな景色だった

来年から田植えが始まる前から苗代づくりに関心が出来ること間違いなしだ。
経験は知らない世界へと誘ってくれた。