今NHKの朝ドラのとと姉ちゃんは、長らく愛読している暮らしの手帖がこの世に生まれた
人生ドラマである。
何で何十年も購読しているか、内容の商品紹介や暮らしや考え方のヒントになる記事が好きなのだ。
料理も生活の知恵も諸々ずいぶんと沢山教えてもらうばかりである。
ふと、昨年の夏号を手に取り、最近は時間に追われ隅々まで詳しく読まなくなったなぁと
記事を読み進めた。


聖路加国際病院の細谷亮太先生の記事は大病院の大先生だが、なんだか身近にその人柄を感じる。
年を経ることというタイトルを、体の変化を書いていられるのかと思ったら奥様との結婚生活
を経ての思うことである。
結婚して40年というが、結婚したばかりのころはお互いの考えのズレを生まれの違いや育ちで
当然と思っていた。
40年経ち、やっと海外旅行に行けることになり、インドへ行こうといったら断られ、
スペイン、フランス旅行を提案し奇跡的に話がまとまり10日間の旅行をした。
旅の間、小競り合いはあったものの大げんかをするまでは至らなかった。
40年を経てもずれはまだ明らかに存在しているものの
とがめだてをしなければならないほどではなくなった。
これはお互いが相手のズレに鈍感になってしまったというよりも肝要で
いられるよう成長したのだと思われると書かれている。
なるほど、ズレはずっと感じたままか。
若い時はズレを発見したらそれがどんどん膨らみ、もう一生許せないと別れるまで
ズレばかりを見続ける夫婦もいるな。
穏やかな細谷先生の記事は何だかもうあと残り少なくなった人生だが、するりと胸に響いた。
これも暮らしの手帖の望むところであろう。
人生ドラマである。
何で何十年も購読しているか、内容の商品紹介や暮らしや考え方のヒントになる記事が好きなのだ。
料理も生活の知恵も諸々ずいぶんと沢山教えてもらうばかりである。
ふと、昨年の夏号を手に取り、最近は時間に追われ隅々まで詳しく読まなくなったなぁと
記事を読み進めた。


聖路加国際病院の細谷亮太先生の記事は大病院の大先生だが、なんだか身近にその人柄を感じる。
年を経ることというタイトルを、体の変化を書いていられるのかと思ったら奥様との結婚生活
を経ての思うことである。
結婚して40年というが、結婚したばかりのころはお互いの考えのズレを生まれの違いや育ちで
当然と思っていた。
40年経ち、やっと海外旅行に行けることになり、インドへ行こうといったら断られ、
スペイン、フランス旅行を提案し奇跡的に話がまとまり10日間の旅行をした。
旅の間、小競り合いはあったものの大げんかをするまでは至らなかった。
40年を経てもずれはまだ明らかに存在しているものの
とがめだてをしなければならないほどではなくなった。
これはお互いが相手のズレに鈍感になってしまったというよりも肝要で
いられるよう成長したのだと思われると書かれている。
なるほど、ズレはずっと感じたままか。
若い時はズレを発見したらそれがどんどん膨らみ、もう一生許せないと別れるまで
ズレばかりを見続ける夫婦もいるな。
穏やかな細谷先生の記事は何だかもうあと残り少なくなった人生だが、するりと胸に響いた。
これも暮らしの手帖の望むところであろう。