9月15日の夕方突然飼い犬のうちの1匹が歩けなくなり、後ろ足が麻痺してしまった。その週には
手術して以来、先が見えない介護犬となり術後2週間後から自宅でリハビリ生活に入った。
人間だったら病気についてはある程度理解が出来るはずだが、動物では言葉も通じないし
何が起きたかわからないままに苦しいであろうと思った。
痛がるのだが無理にでもリハビリで麻痺した神経に刺激を与えて歩けるようになるまで
飼い主の努力です。と主治医に言われ、はあ・・・と弱気な返事をした。
以前2度ほどこの犬には手を噛まれ手痛い目にあっているので本能的に怖さが先立ち
ひるんでしまう。
術後2週間目での受診では全く麻痺したまま歩けるには程遠く、まあ、1年くらいかかるかもしれないと
言われ暗い気持ちで帰ってきた。
次回は1ヵ月後に見せてくださいといわれ、夜といわず昼といわず犬にせがまれるままに
抱っこして庭に連れて行き排泄させる。
オムツをつけるのを勧められたが、プライドが高いわが飼い犬はトイレへ行きたいときは
甲高い声で吠える。
水を飲みたい、ご飯を食べたい、痛い、体を動かして移動したいとかしょっちゅう要求が出る。
見当をつけて面倒を見るが当たる時もあるし空振りの時もある。
ああ何がしたいのかわからん、と思うときが多かった。
背中の手術の傷は2週間目には抜糸して恐る恐る抱っこしていたのが少しほっとする。
それからこの11月初めの手術してから約1か月はんも経たないうちに、引きずっていた後ろ足が
よろよろながら歩けるようになってくる。
先週、診察に伺うが、まさかのこと、歩けるようになったとは思わない主治医は驚きです、
すばらしい回復力ですと言われた。
いつもは厳しいこわもてのセンセイだがこの日は笑顔だった。
両足が一度に回復したことではなく、左足がまだよろつくが、それはヘルニアで飛び出した神経が
左足の方が強かったためで、次第に回復はこれからも期待できますと言われる。
ただ全く歩けなくなったのがよろよろながら、家の敷地内を歩けるようになったので、元通りまではいけなくても
自分で歩いて排泄が出来るようになればたいしたものと評価せねばならない。
もともと、もう1匹の犬に比べれば散歩が好きでないので庭を歩いていればそれで十分。
気持ちの上で100と0くらいの差がある。
介護中は重い気持ちを隠し、へらへらしていたが、本当に悲しいと気持ちは反対に笑顔を続けたりする。
言葉が通じない動物の介護は済んでしまえば時間も短く、主治医の技術と、家族のなおしてあげたい必死さと
で内科的な治療を選ばず、手術を選んだことで回復が早かったのは運の良さもあった。
今になると、マゴとムスメを載せて環八沿いの練馬へMRI写真を撮りに、必死で高速をすっ飛ばし
往復したのは火事場の馬鹿力としか言えず、
待ち時間のお昼に近くでお寿司を食べたのがホンワカとした思い出に残った。
ただ、反省は残り、散歩せねばならない義務感で犬を毎日引きずりまわしていた自分が、
前駆症状が読み取れなかった事はいつまでも悔やむであろう。

背中を手術のために四角く刈り取った跡は大分目立たなくなった。

このデッキの階段2段を自分で降りて散歩するようになった
手術して以来、先が見えない介護犬となり術後2週間後から自宅でリハビリ生活に入った。
人間だったら病気についてはある程度理解が出来るはずだが、動物では言葉も通じないし
何が起きたかわからないままに苦しいであろうと思った。
痛がるのだが無理にでもリハビリで麻痺した神経に刺激を与えて歩けるようになるまで
飼い主の努力です。と主治医に言われ、はあ・・・と弱気な返事をした。
以前2度ほどこの犬には手を噛まれ手痛い目にあっているので本能的に怖さが先立ち
ひるんでしまう。
術後2週間目での受診では全く麻痺したまま歩けるには程遠く、まあ、1年くらいかかるかもしれないと
言われ暗い気持ちで帰ってきた。
次回は1ヵ月後に見せてくださいといわれ、夜といわず昼といわず犬にせがまれるままに
抱っこして庭に連れて行き排泄させる。
オムツをつけるのを勧められたが、プライドが高いわが飼い犬はトイレへ行きたいときは
甲高い声で吠える。
水を飲みたい、ご飯を食べたい、痛い、体を動かして移動したいとかしょっちゅう要求が出る。
見当をつけて面倒を見るが当たる時もあるし空振りの時もある。
ああ何がしたいのかわからん、と思うときが多かった。
背中の手術の傷は2週間目には抜糸して恐る恐る抱っこしていたのが少しほっとする。
それからこの11月初めの手術してから約1か月はんも経たないうちに、引きずっていた後ろ足が
よろよろながら歩けるようになってくる。
先週、診察に伺うが、まさかのこと、歩けるようになったとは思わない主治医は驚きです、
すばらしい回復力ですと言われた。
いつもは厳しいこわもてのセンセイだがこの日は笑顔だった。
両足が一度に回復したことではなく、左足がまだよろつくが、それはヘルニアで飛び出した神経が
左足の方が強かったためで、次第に回復はこれからも期待できますと言われる。
ただ全く歩けなくなったのがよろよろながら、家の敷地内を歩けるようになったので、元通りまではいけなくても
自分で歩いて排泄が出来るようになればたいしたものと評価せねばならない。
もともと、もう1匹の犬に比べれば散歩が好きでないので庭を歩いていればそれで十分。
気持ちの上で100と0くらいの差がある。
介護中は重い気持ちを隠し、へらへらしていたが、本当に悲しいと気持ちは反対に笑顔を続けたりする。
言葉が通じない動物の介護は済んでしまえば時間も短く、主治医の技術と、家族のなおしてあげたい必死さと
で内科的な治療を選ばず、手術を選んだことで回復が早かったのは運の良さもあった。
今になると、マゴとムスメを載せて環八沿いの練馬へMRI写真を撮りに、必死で高速をすっ飛ばし
往復したのは火事場の馬鹿力としか言えず、
待ち時間のお昼に近くでお寿司を食べたのがホンワカとした思い出に残った。
ただ、反省は残り、散歩せねばならない義務感で犬を毎日引きずりまわしていた自分が、
前駆症状が読み取れなかった事はいつまでも悔やむであろう。

背中を手術のために四角く刈り取った跡は大分目立たなくなった。

このデッキの階段2段を自分で降りて散歩するようになった