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信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

上等な俳優

2012年01月09日 23時01分10秒 | Weblog
大河ドラマが始まり、清盛の養父役の中井貴一がNHKのお昼の時間帯に出演していた。
26歳で武田信玄役を勤め今50歳。

そういえばムスメがそのとき中井貴一のファンになり随分渋いなと思っていた。
あれから24年が過ぎ、主役の父親役で登場。
ピッタリはまり役で平氏の棟梁役には武田信玄の時の若さは必要がなかった。
凄まじい数のスタフと職種によって作り上げられていく大河ドラマの裏舞台を知った。

生放送だったが、司会者からの質問に答えるその内容に感心させられる。
共演の女優さんが上等な注文服を着ているような俳優さんと表現していたがまさしく
その人となりを通じて出来上がった人間像なのであろう。

ストレスを感じたときはきちんと認め、強いストレスであればバタバタもがかず
観念して静かに息をしていれば深い水の底から浮かび上がって来れるという。
ああ、常にバタバタしている自分が恥ずかしい。
1時間余の時間で心の底に響く生き方のような言葉をずいぶんと教えられた。
素敵な俳優さんであり、ヒトに影響を与える仕事である。

平清盛

2012年01月09日 22時44分14秒 | Weblog
新しく新年から始まった大河ドラマを見た。
源氏と平家、なぜだろう?
いつの頃から自分は源氏に贔屓しており、高校の歴史の時間あたりからかもしれない。
大河ドラマはその時々見ていたが、平清盛は悪者の坊主と思い込んでいた。
今回、屍がごろごろ横たわる平安時代のその凄まじい時代背景。
生まれた生い立ち。
貴族と平民の格差。
後白河天皇の栄華とその伊東四朗の演技の怖さ。
埃にまみれたドラマの進行に圧倒され、貴族の犬と言われていたところから
成長していく武士の世界。
とても背筋が寒くなり面白い。
延長した初回のドラマに圧倒され終わったあとも寝付くことができなかった。
毎年夏能舞台を見ているがそこに登場する平家は悲しい物語が多い。
今年1年、生きる勇気をもらえる、心を揺さぶられるようなドラマになって欲しい。

山梨は暖かかった

2012年01月09日 22時27分50秒 | Weblog
連休の2日目は犬たちの着替えを買いに甲府まで出かけた。
いつもながら小淵沢あたりを過ぎる頃から気温の違いを感じた。
外出すると何かを学んで帰ってくる。

このところ、自分が小さくまとまりすぎていたな。
それは寒さのせいだ。
寒さに負けていた。

マイナスの温度が下がるにつれてバリバリ鎧を強めていっていた。
引っ越してきたときの2.3年の方が知らなかったからまだ良かった。
無防備の良さがあったかなと思う。

帰りに温泉に入り、温まっているときにふとそんな考えがよぎった。
しかし久しぶりに爪先にしもやけを発見。
何十年ぶりだろう。
甲府は暖かかった。
こんなところで冬は過ごしたい。