信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

漬物作りの季節

2010年11月01日 22時05分47秒 | Weblog
  



1昨日セロリの株を頂き、きれいにバラして塩漬けにした。
昨日近くの地産物産店に行き、地元の酒造の酒粕が売っていたので、飛びついた。
1キロの袋詰めにされていたが、JAなどで売っている酒粕より安い。

信州へ来たらスーパーでは季節を問わず酒粕が店頭に並んでいるのに気が付いた。
ハテ?信州人は季節に関係なく甘酒を作って飲むのかと思っていたら
漬物用だと後でわかった。

瓜でもきゅうりでもナスでも、酒粕につける。
野沢菜の粕漬けも頂き、美味しかった。

昨日漬けたセロリはほど良くしんなりしたので、買ってきた酒粕を砂糖と混ぜ合わせ
粕床を作りそこに混ぜ込んだ。
酒粕1㎏ 砂糖300g 塩50gが酒粕の床である。

セロリは3束の株を漬物にしたがかなりの量になった。
これは商品化したらよい値段で売れそうだと胸算用。抜群の味になった。


今朝玄関の戸を開けたら、又もやセロリの束が置いてあった。
又違った農家の方の差し入れらしい。
新鮮で立派に育った野菜は粗末には出来ない。

漬物の追加作業にいそしんだが、それにしてもトマトのピクルス、梅干、果実酒
今日は白菜漬け、冷蔵庫の野菜室にはきゅうりのペッタンコの古漬けや人参のピクルスとブロッコリーの朝鮮漬。
もう保存容器が出尽くした。

           


畑では赤カブや大根が育っている最中でどうします?

晩秋の雨

2010年11月01日 09時31分12秒 | Weblog
まあ~台風通過に時間がかかり、通過しても低気圧がその後居座り、日曜日も雨降り
でそれも相当な雨量である。

土曜日にムスコが夜になって神奈川から雨の中やって来た。
今年の2月にシカゴから帰任して、かのマスコミには話題をさらけっぱなしの
航空会社勤務なので帰任した時は最悪環境に放り出された。

けれど技術者なのでリストラよりも即現場に慣れる前にシフト勤務が始まった。
周囲の勤務者が減る一方で、片方では専門職としての1年間のテスト期間に入った。
職場は順次全員このテストに合格という課題を負いながら勤務が続くが、専門職のため
航空機の運航に関しての範囲が膨大で聞いても見当が付かない。

それだけ乗客は飛行機に乗る利便性と危険性を同時に持ち合わせるのだが、
飛行機を飛ばすという作業の陰には膨大な関係者がかかわっているが陰の苦労を
そこまで乗客は当然知らない。

あと4ヶ月が山場と言いながらテスト攻めと自宅では試験勉強をしながら毎日の勤務
を繰り返し、ムスコはどんどん成長していく。
ヒトの命に関する仕事をしているので神経をすり減らす時間にさらされるが、ある意味遣り甲斐は大きい。

雨に閉じこまれ信州ならではの美味しい食材を地元の地産品店で買い食事
をゆっくり食べるがこういった時間の過ぎ方は誠に早い。

試験勉強をするので1泊で帰るといったが余りにも雨の降り方が激しく、高速運転を
していくには危険すぎるのでもう1泊して朝早く帰ることになった。

今朝、まぶしいほどの朝日がさして朝食をして帰っていく息子を送り出したが
雨で気が付かなかった目の前の山々がこの2日間ですっかりまだら模様に色づいていた。

今日は事務作業が山ほど溜まったため日中公的機関に出入りして用事を足さねばならず
休暇を取った。
お天気が長持ちするかわからないが、暫く振りに青空を見ながらの気持ちが良い午前中になった。


庭ではブルーベリーの葉が紅葉して見事な赤色になっている。
植えて3年目でこのような紅葉とたっぷりつけた実を楽しめる。