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信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

日曜園芸家

2010年04月25日 21時56分45秒 | Weblog
  



あいたたた・・・・
よっこらしょっと。

いちいち自分で掛け声をかけながら立ち上がらねばならなくなった。

休日の2日間、午前中は犬たちのトリミングでお馴染みのミルバニハウスへ送り迎え。
午後、風が冷たく、春らしくない気温であるが、いよいよ迫られて畑へ出て、じゃがいも畑の土作り。

毎年同じ場所に野菜は作れないから、今年のじゃがいもは昨年とうもろこしを作った場所に決めた。

日当たりはよいが、石ころがごろごろある土地なので、耕しては石拾い。
鍬を振り上げては、かがんで石拾い。
その繰り返しをしていたら、ばててきた。
しかし今日のノルマはこなさなければ明日が又ある。

頭の中で作り上げた今年の畑のイメージがあり、一緒に花壇も一新しようと思っている。
昨年は初めて作った西瓜が5個も出来、食べ切れなかった。
トマトも豊作だった。

ただ、夏の始まりに長雨が続き、やっと収穫時期を迎える頃には息子夫婦や娘と一緒にアメリカ旅行を予定しており、出掛ける前の日まで庭の草むしりをしていた。

涼しくなってもとうもろこしやトマトが日照不足で実が成熟せず、翌年への反省事項となった。

ただ、コスモスがやたらと増えて群生し、秋口はコスモス畑に変わっていた。
近所からは綺麗だと褒められるが、雨や風で倒れるとその手直しに労力がいることがわかった。

今年はトマトをメインにきゅうりを欲張って手を広げ、帰任したとうもろこし好きの息子のためにこれも早めに沢山植えて、とか頭の中で妄想を広げていた。
しかし寒い!。

今朝も起きたら霜が降り、昨日耕した畑は霜柱で白くなっていた。
今日は午前中、犬達は狂犬病の予防注射が近くのお寺の境内で接種予定である。
お馴染みのいつもお泊りでお世話になっている動物病院のセンセイが注射器を後ろ手に隠して待っていた。

逃げ出す犬や吠えまくる犬がいるが、我が家のあほ犬は注射を腿に刺されても気が付かず
その後のお散歩に気を取られて早く行こうと催促する。

注射を終えて散歩は短く短縮と思ったが、犬達は勢いが良く、結局1時間歩いてしまった
ところでお昼のオルゴールが聞こえてきた。

近所の農家はお昼になって帰ってくるのに、我が家はお昼から仕事に庭へ出る。
じゃがいも畑、トマト畑、とうもろこしやきゅうりを植える畑、と耕しては苦土石灰と肥料を撒き、昨日のにわか農家の畑の耕しで筋肉痛が現れ始め、よっこらしょっと言いつつ
作業に徹した。

使っていない筋肉は指先にまで現れるようだ。
鍬を振り上げ、寒かったはずが汗が流れて来て目に入るほどである。

八ヶ岳の麓に越して来たのも畑で野菜を作りたい願いからで、今それが実現しているが、
これが汚れ作業で、力もいるし、軟弱な体には応える姿勢になる。

けれど、成長過程の野菜には毎朝おきては目を配り、土日には一日中、畑へ出っ放しだし
楽しくてたまらない日々が待っている。

いま、人間相手の仕事と口を利かない野菜相手と、スイッチがON,OFF切り替えがあるので田舎暮らしをして健康になったのであろうと思う。