明日が土用の丑の日で、いつの頃からか、我が国ではその日に鰻を食べる習慣が根付いたと言う。これには諸説あって正確な由来はわからないが、江戸時代の学者・平賀源内が、鰻屋に頼まれて作った宣伝コピー、という説が特に有名とのこと。
ところで、本日の東京都の感染確認者数は2848人と過去最高を記録し、重症者数も82人と徐々に増加しつつあるとのこと。テレビでは、相も変わらずオリンピックの番組ばかりで、恰も、オリンピック反対の声が何処かに行ってしまったのやらと戸惑うばかり。政府や組織委員会が、安全・安心と念仏のように言っている最中に、ネット上では、新宿や渋谷、銀座などの繁華街で、「五輪関係の外国人がいた」という声が多数あがっているとのこと。しかも、「ノーマスクだった」との目撃もあるようだ。こんな状態では、国民に自粛を呼び掛けても聞くはずもなく、感染拡大も当然の事だと思われるが、一部の知識人の中には、『ワクチン接種が進んだので、重症者や死者の数は減っている。日本は外国に比べると遙かに感染者や死者の数は少なく、さざ波のようなのにマスコミは大騒ぎする。』と、まるで、外国に暮らしている人が言うような戯言をほざく人までいる。本当にそう信じているのか、それとも政治的な下心があるかは判らないが、感染症の恐ろしさを知らないにも程があると言いたい。
私の住んでいる田舎の県でも、最近は、毎日数人の感染確認者がいて、今後の夏休みやお盆での人の往来が心配されている。感染原の定かでない人もいるが、県外へ行っていたとか、県外から来た人と会ったとかいう例が多い。この病気は、無症状者が感染源となるケースが多く、感染の広がった都会の人は、田舎へ行くなら自らが感染源となり得ることを自覚して欲しいものだ。もっとも、私共も、6月に親戚の結婚式があり、それには県外からも複数の人が来ていた。マスクは着用して、テーブル間の間隔は広かったが、それでも、数週間の間は、うつされてなかったかどうか心配した。中には、テーブルを回ってお酌をしようとしていた人もいたが、今の状況では、その人の常識を疑わざる得ない。葬式と結婚式は、今の時期では、呼んでくれない方が有難いと思う。
今日は、暑くて(日中は35℃あったとのこと)、外出する気にもならず、クーラーを掛けて、昔の映画の配信を見ていた。(ターミネーター4と、ミックス)、ミックスは、以前にもテレビで見たことがあったが、改めて見ると、新垣結衣の可愛らしさが際立っていた。今晩は、鰻でも食べて、夏の暑さを乗り切ろう。
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