9.11
2008-09-13 | ny
私が初めてNYを訪れたのは2003年。
9.11の2年後だったので、WTCビルはもうなく
穴の空いたグラウンド・ゼロしか見たことがありません。
9.11のあった2001年、本当は10月中旬にNYに行く予定でした。
バックパッカーの友達が長めにNYに滞在するとのことで
NYで落ち合おうと決めてました。
初めてのNYにワクワクして、飛行機のチケットをとり
高いところ好きの私にWTCの展望台をすすめる友達もいて。
1ケ月前に仕事の休みも決まって
ホテル予約しようとしていた矢先に、9.11は起こりました。
TVのニュースでリアルタイムに見ていてなぜだか涙が止まらなかった。
いいようのない恐怖でココロがカタカタ震えて
なんだかこのまま世の中は終わりに向かう気がしていた。
NY行きはどうするのか?と次の日に言われて
やっと自分が行くことを思い出し家族の反対もあり、中止に。
もう7年も前のことなんだな。なんだか信じられない。
そういえば、昨年はちょうど今頃NYにいました。
NYの空はいつもの通りキレイで、街はキラキラしていたな。
そう、世の中は終わってない。
でもどうも9.11の後からは、
どこかで世の中が終わりに向かっているような気が今もしている。
以前は気にもしなかったのに。
タワー1も2も5にも行ったけど、無くなるとはね。
自分のブログにはあえて詳しい事は書かなかったけど、TVでリアルタイムで見て理解するまでに5分以上かかった。
そしたら2機目が突っ込んできて「これは完璧なテロだ」と思った瞬間にもの凄い恐怖が。
NYの友達に電話したけど、まったくつがらなかった。
先日世界中でアンケートをとたんだけど、アルカイダの犯行だと思うか?って質問に半数以上のの人がNO!
もうみんな知ってるよ。自作自演だって事はね。
サリン事件(オウムの犯行じゃないからね)・911以降から世の中が狂ってきて、終末を迎えようとしてるね。
9月はアメリカの年度末。10月が年度初め。
ますはここからスタートするんだな・・・・
だからボクはNYに別れを告げたんだよ。
きっかけはNY市場から始まる。
まぁなんとかなるでしょう的な感覚だったので
あまり世界がどうのこうのも思ったことがなかったです。
7年前までは。
テロがなんなのか、それがどういう意味を持っているのかも
正直、まったく理解の範疇を越えているんだけど
どうしようもない喪失感を人に与えるということだけは
イヤってほど、知らされてしまったかな。
まー私にできることはごくごく小さなことです。
どういう世の中になろうと
自分らしく生きるってことだけですわん。
ある時は必死こいてね。
こんなことがあるはずはないって、その時TVみながら歯を磨いてた。
確かにito君が言うとおり、9.11以降何かが終焉をむかえはじめていると思うな。
私も最初はハリウッドのジョークかと思ってましたワ。
ito夫が飲み会で遅くなる日で、ひとりTVの前で
言葉を失ってました。
さて、明るい未来はあるんでしょうかねぇ。
至って、私個人は明るいんだけんど。