路線バスの運転手さん

　買い物に行くのにバスに乗った
　
　ある停留所で　運転手さん
　お客さんが降りたら
　乗るお客さんに
　「ちょっと待って下さいね」と言っていた

　「どうしたのかな？」
　
　そこは花壇と花壇の間に停留所がある
　前が降り口で、中ほどに乗り口のあるバス

　停留所に降り口を合わせると
　乗り口は花壇の前で
　乗るためには大股でまたぐか
　花壇の中に足を踏み入れることになる

　その運転手さんは
　乗客を降ろしてから　バスを少し進めて
　バスに乗る人を乗せた
　「花がかわいそうだからね」と言葉を添えて

　その運転手さんの運転するバスに
　乗っているというだけで
　
　私までが優しい人になった気になってしまった　

　優しい心遣いは
　周りの人までも優しくするんですね

雪虫

　庭に出ていたら
　雪虫が飛んでいた
　雪虫を見たのは何年ぶりだろうか
　
　雪の降るころ　北海道では雪虫が飛ぶんだよ
　小さい虫　体に綿（白）らしきものをつけている
　
　その飛んでいるさまは
　ふわふわといおうか　チラチラといおうか
　とにかく　雪がふっているように見えるんです

　今日は雪が降りそうな寒さではなかったけど
　あれは雪虫だった
　

初霜

　今朝　霜が降りました
　初霜です
　霜月には一月もあるというのにねえ

　青々とたくさん葉がついていた
　大葉は全滅です
　「しまった！」と思ったけど
　時すでに遅し

　日中、陽のあたるところは暖かい
　その時間を狙って
　増え続けている芝桜を移植する
　来年の春の芝桜を想像しながら
　
　いつも家の草を刈ってくれる方の
　一言
　「芝桜も大変だよ（手入れが）」

　この一言が気になっている
　「どう　大変なのだろうか」

　見当がつかない

　もしかして私は
　大変なところに足を踏み込んでしまったのか
　などと　思ったりして・・・
　
　まあ　ぼちぼちと
　やって　いこうとは思っているけどね