友人のTさんの家の猫のミャー君が
天国へ逝った
ミャー君は22年前当時中学生だった
Tさんの娘さんに拾われて
Tさん家の家族になった
ミャー君は後ろ足(下半身)が不自由だった
だから
動くときはお尻を引きずりながら
前足で移動してた
そして おしっこも自分でできないので
Tさんが毎日お腹を押してさせていた
Tさんは手が腱鞘炎になりながらも
介護をし続けた
二人で出掛けてるときも
午後4時ころになると
Tさんはソワソワしだす
「ミャー君のおしっこがあるから」と
ミャー君の所へ急ぎ帰る
ミャー君タイムがあった
ミャー君はカツオのなまり節が好きだった
ミャー君はドトールのコーヒーミルクが好きだった
ミャー君はグルメだった
お宅にお邪魔すると
「ミャー」と言って出迎えてくれた
最後に会ったときは
ミャー君は毛布をかけてもらって
横になってるだけだった
Tさんからメールが届いた
「今朝、ミャー君は私の手の中から
天国に逝きました」
私の返信
「ミャー君は幸せだったと思います」
Tさんからの返信
「私たちも幸せでした。そして、
介護卒業です。ちょっと淋しい寂しいです」
ミャー君はお骨になって帰ってきた
小さな骨壷だった
そこでお骨になった最高齢だったそうだ
すごいよねえ ミャー君
よく頑張ったねえ
「ミャー君 幸せだったかい?」
ミャー君の「ミャー」という声が聞こえる
合掌
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