2013、10月3日(水)~4日(目)
紅葉真っ盛りの双六岳(2860m)に登ってきた。
お供 山の相棒 PON
交通手段 車
新穂高ロープウエイの乗り口の下、中崎の湯(閉館になってとっても残念)
横から登山道が始まる
ここは
槍、穂高方面への右俣谷の道と
笠、双六方面への左俣谷の道の基点
【分県登山ガイドより】
「東側の槍、穂高連峰を美しく眺めるためには左俣谷の
笠、双六などは最適の位置に存在しているといえる
のんびりと尾根道を歩き、花や紅葉を楽しみ、槍、穂高の景観を味わう山旅は
左俣谷の道の持つ最大の魅力だ」
確かに素晴らしい景観だった
1日目 新穂高温泉→双六小屋 (8時間半)
2日目 双六小屋→樅沢岳→双六小屋(1時間)→双六岳→新穂高温泉 (9時間)
一日目
3時半岐阜市内出発 高速道路で清見IC、高山、平湯経由
7時 新穂高温泉着
新穂高温泉からロープウエイ乗り場に向かう1本道の途中
スノーシェッド(トンネル)の真ん中あたりから川側に(左)深山荘に入る道があり
その深山荘の駐車場の隣にかなり広い登山者用の無料駐車場がある。
そこから10分ほど川沿いに歩き、さらに車道に出て10分ほど、バスターミナルを過ぎ
蒲田川を渡って登山道に入る
このあたり大規模な工事中だった
少し行くと標識がある
休憩ポイントの「ワサビ平小屋」までは、砂防工事や林道整備の車が通る
車道をひたすら歩く 朝7時なのに何台も工事関係の人を乗せたバンを見送った
これ 真夏だったら絶対上まで乗せて~~~と ムリヤリ止めてたかも
しかし、ばりばり登山服でヒッチハイクは不自然すぎる
1時間10分かかって「ワサビ平小屋」
綺麗で立派な小屋、外にトイレもあるし、水場もあって
休憩にちょうどいい
さらに
30分以上林道を歩き
石畳のような登山道になり、やがて本格的な登りに
その後もガレた道をどんどん歩き休憩しながら4時間近くかかって
「鏡平山荘」に
小屋の手前に 鏡池 小屋の前にはひょうたん池 木製のテラスがあり
山の上とは思えないほど お洒落でさわやかな感じ
でもあいにく、濃いガスが立ち込めてきて 周りは何も見えず
静けさが森を包み込む
雨ではないのに、濡れてしまうし細かいミストのつぶが
顔にあたる不思議な体験
持参のお弁当を食べて、早々に出発
池の橋を渡り
ここからが、難関、弓折乗越まで急登
私の地図でスタートからの林道は4キロ1時間
ここは、1キロが1時間のコースタイムではありませんか!
確かにしんどかった。
写真をとりつつ、休憩をこまめにとる
【ちんぐるまの穂】
花が終わった後のおしべが長く伸び、群生地は絨毯を敷き詰めたように。霧に含まれる水分で、羽毛のような実にいっぱい水滴を付け、イソギンチャクにもそっくり。
そしてやっと弓折との分岐
ここを過ぎるとゆるやかな稜線歩きとなり
なんと、それまで何も見えなくて、ただ真っ白だったまわりが
次第に色を取り戻し
霧のベールが静かに下りると 憧れの 北の番長 槍さまが~~
反対側から太陽の光がさすと
大きな虹がかかり、まさに絶景 その虹はガスとコラボして、
初めて見る薄く色の無い虹だった (写真には写らないほど透明感がある)
この時、カメラにお金をかけなかったことをはげしく悔やむが
よく考えたら、カメラがよくても腕が~~~
それで、PONと、この目に焼き付けて、納得する。
あまりの興奮になかなか足が進まないが(疲れでよたよたしていることもあり)
花見平、くろゆりベンチ などいくつかの休憩ポイントを経て
双六小屋に着く
なんと近代的で、設備がいい小屋でしょう
1階は フロント、靴置き場、真ん中に廊下があり 両脇に食堂、談話室、
その向こうに大きな乾燥室 廊下を曲がると洗面所にトイレ ひ、ひろい!
お部屋は2階 何室にも分かれていて、山の名前がつけられている
私たちは 「黒部五郎」という部屋で、6人部屋を他の女性2人と
相部屋。 4人なので広々快適
食事は5時から この日は平日という事もあり 泊まりは15人
広い食堂でゆったり頂く
どこかの 保養所に来たようではありませんか
この日は長い行程ですっかり疲れて
お喋りもそこそこに7時には4人とも夢の中
よく寝た。
2日目に続く
訪問ありがとうございます。
双六岳、期待以上の素晴らしい山でした。
八ヶ岳も大好きで2回行きましたが、北ばかりなので来年は赤岳に挑戦しようと思っています。
山は登れば登るほどはまりますね。
これからもよろしくお願いします。
私も岐阜市の山ガール兼山おばさんです。
毎年夏山アルプスを楽しみにしていて、、仕事もあるので一泊で。今年は八ヶ岳(赤岳縦走)に行きました。
来年はこちらのブログで教えて頂いた双六もいいなあー。快適な山小屋ですね。候補の一つにさせていただきます。
時々足跡残していますが、、いつも参考にさせてもらっています。
ありがとうございます^ー^