岐阜人 ヨーコ です!

岐阜のおばさんです。山登り大好き。岐阜近郊の山や、岐阜の情報を自分の視点で書いていきたいです。

槍ヶ岳 (長野県 上高地より) 1日目

2014-09-21 00:00:08 | 山登り
2014.9.8(月)~10(水)の記録です

槍ヶ岳 標高3180m 】

登山するようになって、燕から、双六から、乗鞍から、 いつも
憧れのまなざしで遠くから眺めるだけのあの山
 
調べれば
どんなルートでも10時間以上かかること
とがった穂先に立つには岩登りやハシゴをクリアしなければいけない事

問題は山積だけど、先延ばしにすれば年老いていくだけだし
今年行くしかない!と PONちゃんと
金華山でトレーニングを重ねた (金華山かい?!)

ところが
今年の夏は悪天候が続いて8月は断念
2回目の挑戦でついに登ってきた~~!

この足で・・・
それは本当にふるえる瞬間だった

まあ 最後の岩登りでこわくてふるえたんだけどね・・・。

槍ヶ岳へはいくつものルートがあるが
一番一般的な上高地からの2泊3日のコースで行く

1日目 上高地→横尾分岐→槍沢ロッジ  (約5時間)

2日目 槍沢ロッジ→槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳往復  (約7時間)

3日目 槍ヶ岳山荘→上高地  (約8時間)

【1日目】
岐阜出発5時半
高速で高山へその後 158号線を東に走り平湯温泉の奥の
あかんだな駐車場(上高地方面へのシャトルバス利用者専用の有料駐場 1日500円)に車を止める。

車の中で着替えて

8時50分発のシャトルバスにギリギリ乗れた

バスはその後平湯温泉バスターミナルで観光客を乗せて
上高地に向かう。 

上高地は平日にもかかわらず観光客でにぎわっている
外国人観光客が多いのにはちょっとびっくり

朝ご飯は食べてきて、さらにSAでサンドイッチも食べたけど
やっぱりここでも、何だかいい香りの誘惑には勝てず
「河童焼き」や長野名物「おやき」など食べる  何か。


いよいよ
河童橋をあとに槍への登山のはじまり ワクワク

梓川の澄んだせせらぎを左に見ながらしばらく
平坦な道をひたすら奥へ奥へと進む
1時間で観光客にも人気の明神池のある明神へ
明神館のベンチで一休み


明神を過ぎるとさすがに観光客はぐっと少なくなり、ほとんど登山者
平日で、ハイシーズンでもないので、時々足の速いお兄さんが追い越していくくらいで
道はすいている。
さらに1時間歩き徳沢 徳沢には2軒の立派な小屋が建っていて
そのうちの1軒 徳澤園は小説「氷壁」の著者 井上靖が愛した宿だそうだ。読んでないけど。

ここで昼食をとる

「サラシナショウマ」が満開




徳沢から樹林帯をさらに歩く
 

「トリカブト」が道端に群生 形は異様な感じだけど色はとても綺麗
季節によって周りの景色がこんなにも違うんだな~と実感する


「キツリフネ」


ゆるいアップダウンがあり、河畔の道になり
昼食も含めて3時間半で横尾山荘のある横尾に到着
目の前に大きな横尾大橋があり、ここを渡れば涸沢に
槍ヶ岳へは山荘の前を通り左岸の道を上流に進む

しばらくは河原の道で気持ち良いのだけれど


二ノ俣谷を渡った頃から樹林帯の登りになり
結構きつい
汗ばみながら、先の見えないガレた道を黙々と足を運ぶ

休憩しながら横尾から2時間
午後3時半

今夜の宿
「槍沢ロッジ」に着く

まだ一日目なのに なんかどっと疲れて
夕食まで 昼寝・・しようと思ったんだけど
同室のお姉さま方が
「ここは、お風呂があるのよ、湯船に入るだけだけど気持ちがいいから
是非入ってらっしゃい」
とおっしゃるので、気が進まなかったけど
入ったら まあさっぱりして、気分爽快。

それに、湯船の中で
「ここから熱いお湯が出るので、ぬるくなったら調節するみたいよ」
「明日は、槍に登られるんですか?」
などなど、裸の談話が楽しい

濡れたタオルも 乾燥室でらくらく乾くし、設備が良くて綺麗でいい山小屋でした。
帰りもここを通るので、いらなくなった荷物は個人責任で置いていけるのもgood。





小屋の前の標識


2日目に続く


最新の画像もっと見る

コメントを投稿