◉沈没船〔東電〕から逃げるネズミたち←選択8月号
泥沼・東電から逃げ出す幹部社員らの動きは
刻々と近づく組織崩壊への「葬送曲」
とも言えそうな状況だ
◉沈没船から逃げるネズミたち
経営戦略を担う花形の企画部で
「エース」とまで呼ばれた幹部がソフトバンクに転職するなど
「より経営中枢に近いところにいる人材の流出には
拍車がかかっている感じがする」
とグループ首脳の一人は危機感を募らせる
2011年度に管理職・一般職合わせて465人だった依願退職者は
2012年度に入ると712人と一気に前年度比1.5倍超に増大
東日本大震災前の2010年度比では5.3倍にも膨らんだ
「うち4割が管理職または将来 管理職ポストが
ほぼ約束されている いわゆる中核社員だった」
(東電関係者)というから事態は深刻だ
◉東京電力、1700人が依願退職
福島第一原子力発電所の事故以降
東京電力の依願退職者は累計で1700人にのぼり、
およそ4割が、本店の経営戦略部門の社員や原発技術者だ
ということが、わかりました。
中核社員の大量退職で、
東京電力の運営は、問題ないのでしょうか。←《TBSラジオ》
◉前途多難/原発事故処理の費用が膨らみ続けている
(出典:2013.8 選択 78頁~81頁 企業研究/東京電力)