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地球市民点描・麻川明(黙雷)      大衆欺瞞の弁証法から大衆啓蒙の弁証法へ 自然権なき市民法は無効である

無知の状態においておくことは可能であろうが

見ない以前の無知にすることは不可能である

従軍看護婦のような日本人女性は、 外国人慰安婦の存在を十分に知っていた

2014-03-01 12:29:00 | 日記

従軍看護婦のような日本人女性は、 外国人慰安婦の存在を十分に知っていた
羽仁節子(女性運動家):

マニラで民間人虐殺が明らかになったとき
出征兵士を息子にも母親が全国紙に投書して

「暴行した兵隊が、たとい私の倅であっても
私は家に迎えることはできません、現地で射殺してください」

ある若い女性は
「1億総懺悔という意味が初めてわかりました」

フィリピンから帰国した何人かの兵士は公に遺憾の意を表明した

羽仁節子のような女性運動家は
これは決して特殊なことではない、と論じた。

「戦争とは国のあらゆる文化レベルを映し出すものであり
自分は北京で学校を 経営していたからこれに相当するような
暴行のあったことは耳にしていた

自分の見るところでは、民間人に対するこうした残虐行為は
日本人が全般的に他人の子供に冷淡なことや

日本の男性の心理の中で女の地位が低いこと物語っている」
と羽仁は述べた。

1945年のマニラでの虐殺が暴露されたケースを例外として
一般に、当時の日本人は
東南アジアの人々がこうむった犠牲に対して
特に敏感であったようには見えない

「隠された戦争犯罪」のうちでも、
最も厚顔無恥な例の一つである『従軍慰安婦』の実態が
明るみに出るのに、何故これほどまで長い時間が必要であったか

あるいは、もっと絞って言えば
なぜ日本の男性だけでなく女性たちも、外国人慰安婦の犠牲を

もっと早く問題にしなかったのか、という問いである
少なくとも、ここに人種と階級という要因が含まれている

従軍看護婦のような日本人女性は、
外国人慰安婦の存在を十分に知っていながら、日本人男性と同じく

一般に慰安婦たちを外国の売春婦として見下していた

出典:岩波書店 ジョン・ダワー著

「"古い日本"が帰って来た」変貌した東南アジアへ

2014-03-01 12:24:09 | 日記

「"古い日本"が帰って来た」変貌した東南アジアへ
出所:Joshua Kurlantzick←FAJ

「東南アジアでの最大の敗者は おそらく日本ではないか」

第二次世界大戦以降、巨額援助を注ぎ込んできたにもかかわらず
2000年代中盤から日本の東南アジア地域への影響力は
大きく低下した

日本の外交官と企業は
スハルトのような独裁者たちと太いパイプを築いていたが 、
台頭しつつあった民主的指導者たちとの関係を

築いていく能力も意志も持っていないかに見えた
特に日本の外務省は影響力停滞を現実として受容している
ようだった

日本が1960~1980年代のような東南アジアへの影響力を
取り戻すことはないだろう

理由は
東南アジアはすでに民主化され強権者に支配されているわけではない
日本でかってのような経済ブームが再現されることも考えにくい
からだ

東南アジアに赴任する大使を含む日本の外交官たちは
日本の援助、インフラ投資、に焦点を合わせるだけで

コーポレートガバナンス、民主主義、市民社会について
言及することは ほとんどない

ミャンマーが中国から遠ざかろうとする中、日本は
経済関係と戦略的つながりを強化することで
これをうまく追い風にしているが

かってスハルトその他に用いたのと同じ戦略を安直に利用し
一握りのトップ指導者にだけ接触している

東京は
民族紛争が起きているミャンマーが今後も民主化を進めることを
債務免除や新規支援の条件とすることもなく
関係を強化しようとしている

安倍首相は
民主国家としての日本の役割を強調しているが

そのナショナリスティックなレトリックや
第二次世界大戦での日本の戦争犯罪を
政治家として
認めようとしない態度が

東南アジアの若い民主国家のパートナーになるという議論に
暗い影を落としている

タイやミャンマーを含む東南アジア諸国が
過去の記憶を忘れたわけではない

日本の首相が用いるレトリックは
日本と東南アジア関係においてもプラスには作用しないだろう

「TTP」をどう捉えるか?FRA40~44頁

2014-02-28 17:43:18 | 日記

「TTP」をどう捉えるか?FRA40~44頁
出所:ミレヤ・ソリス(ブルッキングス研究所シニアフェローFRAJ
Mireya Solis
「Japan Boosts the Trans -Pcifc Partnership」

各国が抱える問題の全てを決着させるにはまだ時間がかかる。
あらゆる懸案を巡って合意が形成されるとは考えにくい

7月末にベトナムの政治指導者はワシントンを訪問した
TTPにまつわもんだいがm話し合われたのはあきらかだ

特に
複数の国から輸入した原料や部品を集めて作られた製品の
原産地をどう規定するか
原産地規制を巡って両国が了解形成を試みている、明らかだ

注:
(中国産の布や糸で作られる服や靴などはメイドインベトナム
として輸出されている

中国産の糸を使ったベトナムの縫製品は、
TTP参加国の製品ではなく関税免除の対象にはならないとされ

この場合、ベトナムにとって、縫製品の輸出拡大を期待できない
こうして、原産地規制が問題化している)

この他にも米通商代表部USTRが
(2012.5.に医薬品の知的所有権を保護しながら、TTPパートナー
諸国への市場アクセスを拡大して行くという内容の)
医薬品に関する市場アクセスの意見書を発表して以降

知的所有権に関する問題は
この一年にわたって進展が見られない

立場をめぐるギャップは埋まっていない
非常に重要なアジェンダを依然として議論している状態にある

一方我々は日本に対しては
かってないレベルでの貿易の自由化を求めている

仮に日本宿題をこなし、適切な準備をして
次の交渉に臨んだとしてもそう簡単に決着するとは考えにくい

7月の会合が日本にとっては最初に参加し会合だったこと
これまでの交渉内容にキャッチアップしなければならない
ことも考慮すべきだ

テクニカルな妥協が成立する領域は限られている
それが貿易交渉というものだ

交渉当事者間の立場に大きな開きがある場合には
もっと高い意思決定レベル・政治レベルでのコミットメントが
必要になる


TTPの際立った特色は、非常に野心的なハイレベルの目的を掲げ
(貿易領域を超えた)あらゆるものを交渉テーブルに載せる
と表明していることだ

TTPはこれまでの貿易合意とは違って
ほぼ全面的な関税の撤廃を求めている

これまでの貿易合意や自由貿易協定ではセンシティブな
産業部門の関税を例外措置として簡単に認めさせることが
できたために、合意そのものが損なわれてきた

「WTOプラスアジェンダ」は
単にTTPだけに関わる議論を超えた大きな論争を巻き起こし
ている

とはいえ北米自由貿易協定NAFTA以降の
ほぼ全てのFTA(自由貿易協定)は何らかのWTOプラスルール
を盛り込んできた

これは
WTO(世界貿易機関)の交渉ラウンドが
事実上停止していることの裏返しだ

ウルグァイラウンド以降
貿易と投資ルールを刷新する交渉は実を結んでおらず

ルールの見直しが前回行われてからすでに20年近くが
経過している

当然
WTOで定義されている以上のルールが必要になっている

だが
ドーハラウンドに動きはなく
ラウンドを妥結に持ち込める可能性は事実上存在しない

このため
TTPを貿易交渉と捉えるか、経済統合の試みと捉えるかが
人によって違ってくる

私は
経済統合へと向かっていると感じている

なぜ貿易以外のルールが議論されているかは
それが経済統合の試みとらえられているからだと思う



筆者は左から2人目の女性


▶︎付記
武器輸出三原則浮上も、使用部品の生産国が問題化
佐藤千矢子 毎日新聞政治部論説委員
佐藤千矢子
「武器輸出三原則の動きが加速!」
例:F35戦闘機をアメリカがイスラエルへ輸出する時
  日本製部品が使用されておるので武器輸出三原則が壁
  日本で緩和されねば輸出できない←複雑な関係

小泉・中曽根・安倍➡︎郵政民営化・前川レポート構造改革・アベノミクス第3の矢

2014-02-28 10:48:21 | 日記

小泉・中曽根・安倍➡︎郵政民営化・前川レポート構造改革・アベノミクス第3の矢

▶︎小泉首相・靖国参拝頻繁で郵政民営化実現
「わしは自民党をぶち壊すのだ」靖国参拝誇示、近隣騒然
自民党古老たち→「靖国参拝やめてくれ、国崩壊が心配だ」

▶︎中曽根首相1985年
伊勢神宮・明治神宮・靖国神社に相次ぎ参拝
首相の正月の靖国参拝は戦後初めてである
祭祀国家の祖「山岡鉄舟」の全生庵で坐禅
1986.4.7「前川レポート」構造改革破棄
中曽根首相は欠かさず出席し激論を部屋隅で全て聴取
生存の軍トップ瀬島竜三の監視下で身動きできなかった?

▶︎安倍首相2013年末靖国参拝
祭祀国家の祖「山岡鉄舟」の全生庵で坐禅
「アベノミクス第3の矢」構造改革実現できるか??
中曽根さんがヤブを取っ払ったので前進できるのでは?

想起➡︎鉄舟忌7/19
中曽根さん始め全国から国士が集まった
「鉄舟」は木剣の達人だ、三代目だったかが草鹿海軍中将で
敵に囲まれた時、一点目指して頭上から打ち下ろす
真珠湾へ一撃食らわしたのが我らの草鹿海軍中将だった、自慢
毎年盛況だったが、時代空気は急変していた
1989.12.には、ソ連崩壊、冷戦崩壊、ブランデンブルグ門崩壊
時代の先頭で働き盛りの和尚さん、突然亡くなった

想起➡︎「一念、巖(いわ:岩)をも通す」(史記、李将軍伝)
小泉首相は日本の岩盤を射抜いた
中曽根首相は岩盤に弾き返された
今、安倍首相の一念の真価が注視されておる

◼️ Noah Smith→FAJ
第3の矢が折れてしまえば、会社本位主義が続き、
日本の社会モデルは温存され、
最終的に日本は経済的に取り残されて行くだろう

安倍政権の貿易自由化、労働市場改革は不透明ながらも
より自由な未来への道筋を描いている

別の言い方をすれば
日本は、1980年代(中曽根首相)に執らなかった選択を下す
2度目のチャンスを手にしていると言えるだろう

◼️ Tobias Harris→前述の Noah Smithを引用FAJ
「第3の矢の運命」日本経済を左右する規制緩和と労働市場改革
ーーネオリベラリズムと「第3の矢」で安倍政権が
(個人や市場への政府の介入を最低限に留める)ネオリベラル改革を
うまく導入できなければ、日本には
荒涼な未来が待ち受けていると、スミスが指摘した

「日本経済の特質の多くは文化によって説明されることが多い
だが実際には、それは、ネオリベラルの経済改革をせずに
近代経済を運営してきた結果に他ならない」とスミスは言う

明治維新は上からの改革だったし
国家権力のフル行使を躊躇しなかった
端的に言って
安倍首相は明治維新の指導者たちと比べ大きく見劣りする
ネオリベラリズムに向けたショック療法を実施すると
考えるのは合理性を欠いている

安倍首相がネオリベラルの経済体制へと日本の制度を作り替えて
それを後任者に委ねることはあり得ないだろう

▶︎「前川レポート」作成の前川日銀総裁の警告・予告
日本は破棄した、向後、世界の潮流から外れて座礁するであろう

▶︎中国故事
草原のなかの石を虎と見誤って射た時、矢鏃(やじり)が石に隠れる
くらい、深く石に突きささった。

石に矢が立ったのである。

近づいてみて石であることがわかってからあらためて射た矢は、
今度は突きささらなかったという話である。

これが「一念、巖(いわ:岩)をも通す」の故事でもある。
(史記、李将軍伝)
これは李将軍の弓勢(ゆんぜい)をたたえて人々が作り出した話

▶︎ 添付スナップショット
TPP「メガFTA」の意義と可能性
米有力シンクタンク研究員と語り合う会⬅︎TTP


全生庵で出版「鐵舟居士の真面目」1500円
03ー3821ー4715,行事:鉄舟忌7.19
コピー添付付録14頁、拾遺
明治天皇「吾が日本もこれから法律で治めなければならぬ」
山岡爾の意見はどうだ、朕に賛成か不賛成か
山岡鉄舟「日本法律のみで治めたら人民は皇大神宮を拝まぬ
ように相成るべし」と奉答した
陛下グット行き詰まる、見る見るうちに逆鱗の御気色
14頁の末尾~15頁初めの行





「メガFTA」の意義と可能性

2014-02-26 18:54:36 | 日記

「メガFTA」の意義と可能性
2014.2.25.日本国際問題研究所後援



日  時  平成26年2月25日(火)午前10時00分~11時30分
会  場  日本経済新聞社 東京本社ビル6階「カンファレンスルーム」
概  要  

多くの国を結び付け、巨大な経済空間をつくりだす
「メガFTA (自由貿易協定)」が世界のあちこちで進んでいます。現在、
交渉が大詰めを迎えている環太平洋パートナーシップ協定(TPP はその代表です。

通商環境が大きく変わる中、日本政府、そして 企業には、
どんな戦略が求められるのでしょうか。

本セミナーは
ブルッキングス研究所のミレヤ・ソリス日本部長ら
米国の有力 シンクタンクの研究者を講師に迎え、質疑応答形式で進めます。

講  師  ミレヤ・ソリス・ブルッキングス研究所日本部長
キンバリー・エリオット・国際開発センター上級研究員
ピーターソン国際経済研究所客員研究員
フィル・リビー・シカゴ国際評議会上級研究員、

元米大統領経済諮問委員会貿易担当エコノミスト
司会)畑佐伸英・日本国際問題研究所研究員
言  語  日英同時通訳付き
定  員  200名(定員になり次第締め切り)
主  催  公益社団法人日本経済研究センター
後  援  公益財団法人日本国際問題研究所、
太平洋経済協力会議(PECC)日本委員会
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▶︎日本の貿易パートナー
主要国とは未締結

▶︎日本のFTAカバー率
既カバー➡︎18.2%
未締結➡︎
RCEPー30.7%
TPPー 14.4%
JapanーEUー9.7%

▶︎発明したものは普及させねばダメだ
▶︎2国間交渉では取引コストがすごくかかってしまう


当日近隣の梅林風景