野菜BOXたより

週刊野菜ニュース

ボックスだより 2008年4月23日 668号

2008年04月25日 | 野菜たより
新婦人と農民連を結ぶ産直通信 
ボックスだより 2008年4月23日 668号
農民連にいがた県央センター
〒955-0053  三条市北入蔵2丁目1-29
tel/fax 0256-38-9642
http://www2.ginzado.ne.jp/jyun

 暖かな日が続き、農作物も元気に育っています。
温暖化という言葉が使われてから久しいですが、今年の天候はどんな
具合になっていくのでしょう。「NHKのクローズアップ現代」でも取り上げ
ていた“世界的な食料危機の時代”で、各国から食糧を輸入できなくな
る事態がやってくる事を警告しています。生産者だけの問題ではない
ところにきているのが、今の農業情勢です。
自国の国民の食糧を賄う、しっかりとした対策が必要で、「産直運動」は
その大きな役割を果たしているといっても過言ではないと思います。
新婦人産直をもう一度見直す機会でしょう。

◇今週のやさい◇

み ず 菜      安達徳明

ほうれん草      矢代一代

こごめ  「せりが不足でかわりです」 五十嵐昇

川流れ(菜)     佐藤 徹

*「越後の春の菜、川流れ。とう菜としてはやや遅く出回るもので、10月下旬の種まきでした。
丈夫な品種で、無農薬栽培。関東ではあまりないそうで、冬からの体調を戻すという“菜”の
存在は理にかなっているものと自然の摂理に感心してます」(佐藤)

いちご(2品分)  田巻 博

*「はじめまして。田上町に住んでいます。いちごハウスは加茂市にあり、今が盛りで大忙しです。
水耕栽培のいちごで、まだ経験が浅いことから皆さんからのご意見を生かしていきたいと思って
いますのでよろしくお願い致します」  (田巻)

玉 ね ぎ (最終) 北海道・小清水産直センタ
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 丸くこごまってはえているところから名前がついたとかの「こごめ」 は、クサソテツ(学名)の若芽で、
クセのない食べやすい春の山菜。ごまあえがポピュラーですが、てんぷらもおいしくいただけます。

 てんぷらは、やや高温(180度位)で揚げる。
※180度のめやすは※
~底に沈む手前で浮き上がってくるくらい
 ○天つゆよりも揚げたてを、塩(あれば自然塩の方が風味が良い)か醤油でたべるのがおいしい・・・
  とのご意見もあります。

○こごめの保存法
たくさん採れた、もらった・・・ら
塩づけにしておきましょう。
生のまま塩を強くして漬け込んでおきましょう。
(めやすは目方の20%くらい) 食べる時は塩抜 
きし銅板を入れて茹でると色が良くなります。

・・・そろそろ暑くなってきます・・・
・・・冷蔵庫のお手入れもこまめに・・・
冷蔵庫のお掃除の手間を省くワンポイント
★チルド室にアルミ箔を敷いておくと、チルド室
にニオイがつきにくくなります。
★野菜室の底に、新聞紙などの紙を敷いておくと
清掃が楽になります。

春のミニ企画・Ⅱ
~野菜苗・肥料~
=野菜苗はベテランの安達さんと中村さんです。
きゅうり・かぼちゃ・なす(水・十全・丸)
ししとう とまと(ミニもあり)・・・100円
モロヘイヤ・おくら・パセリ・・・50円

=家庭菜園肥料 「花子3号」4kg 525円
豚糞・カニガラ・骨粉・ケイ酸白土、コーヒー豆粕などを発酵させ、放線菌、
枯草菌、乳酸菌などの微生物など大量に含んだ“生きている肥料”。

    5月の野菜ボックス(2回)
 (連休が挟まっての田植え時期になりますので、
後半2回となりますが、よろしくお願い致します)

5月21日 山菜 春大根 かぶ ほうれん草
玉レタス 葉玉ねぎ 筍味噌漬け
5月58日 ふき 大根 ブロッコリー 玉ねぎ
きゃべつ ほうれん草 葉レタス

イチゴハウスの中は甘い香りです。
 新しい会員の田巻さんは、大型ビニールハウス3棟にイチゴ7000株を栽培しています。
腰のあたりにイチゴが着果するベンチ栽培を取り入れ、労力の軽減を図っています。
促成栽培は管理のたいへんな栽培で、昨年10月に苗を定植し、11月に暖房を入れ、
冬でも最低夜温8℃以上を保つ必要があります。2月下旬から収穫を始めました。
花の交配にはミツバチを使っています。今月から来月にかけてが収穫の最盛期だそうで、
収穫、選別で仕事もたいへんになるだろうと話していました。
(産直米のおたよりから)