私の部屋には何故私の部屋にあるのか分からない本が幾つかあります。
いつの間にか存在していて、いつ買ったのか何故買ったのか分からない本。
「君はいつ私の部屋に来たのかな?」と問いたくなる本があります。
昨日の夜は、スージー・ベッカー著、谷川俊太郎翻訳の本(絵本?)『大事なことはみーんな猫に教わった』をぱらぱらりとめくっていました。
1ページに一文だけ。猫の生態が書かれています。それとイラスト。
ほのぼのとしていて自由気儘な猫様になった気分になります。
君はいつ私の部屋に来たのかな? 君を買った覚えがないんだけどな。
私は猫様には縁遠い者。猫様と接触したことはほとんどなく、道を歩いていても猫様と遭遇したことはわずかしかありません。しかも必ず逃げられる。
なので猫様方がどのようなお方達なのかは伝聞でしか分かりませんが、よいですね、猫様。楽しく生きることにおいてまるで達人のよう。
私もかくありたいと思った次第にございます。