昨日の夜は、筒井康隆の自選短編集『鍵』を読んでおりました。
私、筒井康隆の小説は大好きであります。
七瀬三部作とか、『旅のラゴス』とか、『パプリカ』とか、『農協月へ行く』(←こちらは短編集です)とか、『最後の伝令』(←こちらも短編集)とか。
でも、一番好きな小説は『朝のガスパール』です。
昔々、朝日新聞に連載されていたとか。
出来ればリアルタイムで読みたかったです。
でも、一冊にまとめられたものも十二分に面白いっすよ。
この自選短編集『鍵』は、ホラーの短編集です。
怖いっす。
でも、スプラッタな描写はないので、スプラッタな描写が苦手な人でも読めます。
日常に潜んでいる怖ろしいところを物語にしていて、面白くて怖いっす。
私は、一番最後に収録されている『二度死んだ少年の記録』が一番印象に残りました。
皆様。もうすぐ夏本番です。
怖いお話を読んでみては如何ですか?
筒井康隆の自選短編集『鍵』、お勧めです。